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食べない生き方 という本をご紹介します。
著者と読者へのメッセージ
著者の森美智代氏は針灸師です。驚くのは、著者の食事です。1日に食べるのは、青汁1杯のみ 50 kcal の食生活を17年間継続しています (2013年時点) 。それでいて、針灸師として難病の患者をのべ5万人以上治療しているそうです。
本書では、著者と同じ1日に青汁1杯のみの食生活を薦めているわけではありません。著者が全体を通して言いたいことは 「現代の食生活を見直しましょう」 です。
少食はどう身体に良いのか
現代人の多くは、自分の胃腸の消化吸収の能力を超えて食べ過ぎていると著者は言います。腸が食べ物が消化しきれないうちにさらに食べてしまい、便が常に残っている状態です。
残り続けるために、長年かけて腸壁のあいだに溜まる宿便になります。宿便の中身は常に入れ替わるようですが、消化吸収能力を超えた過食が続く限り、いつまでも宿便はなくならないとのことです。
宿便が溜まったままだと腸の働きが落ち、病気になりやすい体になってしまうそうです。