#マーケティング #ブランディング
多くの商品が並ぶ中で、なぜあるブランドだけが熱狂的に愛されるのでしょうか?
強いブランドをつくるには 「好ましい感情」 と 「気持ちいい記憶」 がカギとなります。
今回は、超高級車 「ベントレー」 を例に、お客さんから 「これがいい」 と指名で選ばれ続けるブランドの本質を紐解きます。
#マーケティング #ブランディング
多くの商品が並ぶ中で、なぜあるブランドだけが熱狂的に愛されるのでしょうか?
強いブランドをつくるには 「好ましい感情」 と 「気持ちいい記憶」 がカギとなります。
今回は、超高級車 「ベントレー」 を例に、お客さんから 「これがいい」 と指名で選ばれ続けるブランドの本質を紐解きます。
#マーケティング #組織開発 #SECIモデル
あなたの会社では、現場の優秀なスタッフが持つ 「コツ」 や 「技術」 が、その人だけの知識になってしまっていませんか?
「見て学べ」 「背中を盗め」 と言うだけでは、貴重なノウハウは組織に根付かず、個人の頑張りに依存したままです。
企業が抱える課題のひとつが、個人の暗黙知を組織全体で活用できる形式知に変換し、継続的に事業能力を向上させる仕組みづくりです。属人的なノウハウが蓄積されても、組織の競争力向上につながらなければ、せっかくの知識が埋もれてしまいます。
ご紹介したいドン・キホーテの社内コンテスト 「ディスプレイの鉄人」 は、この課題を解決する興味深い取り組みです。従業員同士で競い合うイベントを通じて、個人の経験や感覚を組織全体の知識として昇華させています。
ドンキの事例を知識創造の 「SECI モデル」 に当てはめると、組織学習の理想的な循環が見えてきます。
#マーケティング #ジョブ #価値実現
高額な商品をフリマアプリで買うとき、「本当に本物だろうか?」 と不安になったことはないでしょうか?
実際、「新品のはずが中身がすり替えられていた」 といったトラブルは後を絶ちません。偽物の品質も向上し、素人目では判断がつかないケースもあるようです。
ご紹介したいスニーカー特化型フリマ 「スニーカーダンク」 は、この問題を解決しようとしています。今回は、事例を通して、マーケティングのジョブ理論から急成長を遂げるフリマアプリの人気の要因を紐解きます。
#マーケティング #ブランディング #パーセプションチェンジ
どんなに愛されているブランドでも、時代とともにお客さんとの関係性は変化しています。
55年の歴史を持つ花王のシャンプーブランド 「メリット」 も例外ではありませんでした。「家族みんなで使える」 というイメージが10年間で 70% から 40% へ大きく減少。売上は毎年前年比 90% 台という状況が続いていました。
しかし、たった一文字の違いによるブランドコンセプトの再定義によって、メリットは再び成長軌道に乗りました。リブランディング後わずか1ヶ月で前年比 19% 増を達成したのです。
メリットの挑戦から、ブランドを蘇らせるヒントを紐解きます。
#マーケティング #違い #審美眼
鬼滅の刃の映画が、世界で大ヒットした要因のひとつが 「圧倒的な美しい映像」 です。
その背景には、日本独自の審美眼を貫き、他と違うことを恐れずに突き詰めた勇気がありました。
ここから鬼滅に学べる価値創出へのヒントを考えます。
#マーケティング #ビジネスモデル #顧客価値
新しい顧客を獲得するため、全く新しいサービスを開発しなければならない。そう思い込んでいませんか?
新しい商品や事業を立ち上げる必要性を感じつつも、ゼロから何かを生み出す難しさに直面している企業は少なくありません。しかし、実はヒントは自社の中、それも 「当たり前」 の業務にこそ隠れているのかもしれません。
ABC クッキングスタジオが始めた 「タブレットレッスン」 は、既存のスタジオ、レシピ、講師という既存資産を使いながら、新しい顧客層を開拓しました。
その秘訣は、注力顧客の 「隠れた望み」 を見つけ、自社の資産に 「新しい使い方」 を見出したことにあります。今回は、この事例から今あるものを活かして、新しい価値を生み出す方法を紐解いていきます。
#マーケティング #顧客目線 #生活者
お客さんの声を聞いているはずなのに、相手に本当に響く方法がわからない。その原因は、施策の巧拙 (こうせつ) ではなく、もっと根本的な 「顧客の捉え方」 にあるのかもしれません。
4期連続の減益に苦しんでいた花王が、2024年に V 字回復を果たした背景には、ある視点の転換がありました。それは 「消費者」 から 「生活者」 へというシフトです。
商品の機能を磨き続けても売上が伸びない。顧客データを分析しても新たな需要が見つからない。そんな行き詰まりを感じている場合には、花王が実践した 「生活者」 という視点の転換が突破口となるかもしれません。
#マーケティング #顧客理解 #価値訴求
商品やサービスの魅力をどう伝えれば、お客さんの心に届くのでしょうか?
売れる伝え方には工夫が必要になります。今回ご紹介するのは、テレビ通販でおなじみのジャパネットたかたが実践する 「二段階のベネフィット訴求」 です。
商品の機能説明からさらに一歩踏み込み、お客さんの生活や感情がどう変わるかまで提案することにより、買いたくなる気持ちをつくり出しています。
思わず 「これが欲しかった!」 と感じる、価値の伝え方の秘訣に迫ります。
#マーケティング #顧客理解 #価値実現
良い商品を作れば売れるという思い込みにとらわれるすぎると、ビジネスは失敗に陥ります。
商品開発から顧客獲得、そしてお客さんへの価値実現まで、ひとつでもステップを飛ばしてしまうと、どんなに優れた技術や商品も宝の持ち腐れになってしまいます。
今回は、花王の 「ピュオーラ 炭酸ハミガキ」 を事例に、成功するマーケティングの6つのステップを解説します。
#マーケティング #4P #顧客起点
時代の変化とともに、お客さんが持つ自社商品・サービスへのイメージと、商品の実態との間には、売り手が気づかぬうちに溝が生まれているものです。
このギャップはビジネスの機会損失になってしまいます。
江崎グリコの 「セブンティーンアイス」 は、この問題を乗り越え、40年以上の歴史がありながら過去最高の売上を更新しました。成功の裏には、お客さんを起点にしたマーケティング 4P を緻密に再構築した戦略にありました。
今回は、セブンティーンアイスの事例から 「顧客起点のマーケティング 4P」 を解説します。
#マーケティング #新しい問題 #価値創出
目の前の変化を、どうすればビジネスチャンスに変えられるでしょうか?
テクノロジーの進化や生活様式の変化は、これまでにない 「新しい問題」 を生み出します。その問題を見過ごせば脅威となりますが、いち早く解決策を提示できれば 「価値創出の機会」 になります。
今回は、世の中の変化からビジネスチャンスを見出すための方法を、4つのステップで紐解きます。
#マーケティング #顧客理解 #価値創出
お客さんの 「想定外の行動」 にこそ、まだ見ぬ成長のヒントや新しい価値創造のチャンスが眠っているかもしれません。
カレンダー予定共有アプリの TimeTree は、「ユーザーの推し活」 という意外な使われ方を発見し、事業成長へと変えました。今回は、TimeTree の事例から、売り手の想定外を顧客価値につなげる秘訣を探ります。
固定観念に縛られず、顧客の声なき声に耳を傾けることで、どのような新しい可能性が開けるのでしょうか?
#マーケティング #プロセスの可視化 #価値向上
お店に並ぶたくさんの商品の中で、お客さんの目を引き、思わず手に取ってもらうためには何が必要なのでしょうか?
商品そのものの魅力はもちろん大切ですが、実は 「見せ方」 ひとつで、お客さんが感じる価値は大きく変わります。
今回は、食品スーパーの東急ストアが三軒茶屋店で取り組んでいる総菜売り場の事例を取り上げます。商品を変えずに価値を高める 「見せ方の工夫」 と、マーケティングの本質について考えていきます。
#マーケティング #フレームワーク #本
3C 分析や SWOT 分析の各項目を埋めただけで満足してしまい、顧客獲得や売上への成果につながらない…。
問題は、そのフレームワーク自体にあるというよりも、使い方に原因が潜んでいるのかもしれません。
書籍 「マーケティングフレームワークの功罪 - 成果を生む戦略策定のための独自プロセス獲得法 (菅恭一) 」 は、フレームワークを 「借り物の型」 から 「自社独自の武器」 へと変える実践的な方法論を教えてくれます。
この本をもとに、フレームワークの本質的な価値と、フレームワークを日々のマーケティング活動に根づかせる方法を考えます。
#マーケティング #ブランディング #パーセプションチェンジ
どれだけ改善を重ねても、消費者や顧客企業からの見られ方や認識そのものが良くなければ、本当の価値は伝わらないものです。
今、Google はこの課題に挑んでいます。Google は AI を駆使し、中核サービスである検索のイメージを根底から変える、壮大な挑戦を始めました。
この事例から、自社のブランド価値を再定義し、お客さんから選ばれ続けるためのヒントを考えます。
#マーケティング #状況とジョブ #ワーカー
今回は、空港で活躍が期待されるパナソニックの移動型の無人販売ロボットである 「PIMTO (ピムト) 」 の事例を取り上げます。
この事例からは、お客さんの 「片付けたい用事 (ジョブ) 」 を解決する 「ジョブ理論」 に学びがあります。
お客さんが本当に解決したいジョブとは何か、そしてビジネスにどう活かせるのか。その秘訣を紐解きます。
#マーケティング #差別化の罠 #普通という王道
競合の商品やサービスとの差別化を追い求めるあまり、かえってお客さんが離れてしまう…。そんな 「差別化の罠」 に、知らず知らずのうちに陥ってはいないでしょうか。
首都圏で400店舗以上を展開する中華チェーン 「日高屋」 は、業界の常識とは逆のアプローチで成功を収めています。創業者が掲げたのは 「普通でどこでも好かれる味」 という、一見地味に思える戦略でした。
今回は日高屋の事例から、過度な差別化がもたらす弊害と、万人受けを狙う王道戦略の威力について考えます。
#マーケティング #価値の再定義 #ブランド体験
自社のビジネスにおいて 「これは単なるコスト」 と割り切っているものはないでしょうか?
もしかしたら、その 「当たり前」 が、お客さんを魅了するチャンスに変わるかもしれません。
今回は、ネット通販の配送に使われる 「梱包資材」 の事例を取り上げます。コスト削減の対象でしかなかった資材を、「お客さんへのブランド体験を伝えるツール」 へと昇華させた shizai という会社の取り組みです。
常識を疑い、新たな顧客価値を生み出すヒントを探ります。
#マーケティング #マネジメント #本
予算も人材も限られた中で成果を出さなければならない。
上からの指示を忠実に実行することが評価される風土。
目先の数字に追われて、人の成長など考える余裕もない。
これらは少なくない企業が直面している現実かもしれません。
その突破口のヒントが、"1年で潰れる" と言われた弱小野球部を甲子園に導いた、ある監督の指導法にありました。
書籍 「1年で潰れると言われた野球部が北国のビニールハウスから甲子園に行った話 (原田一範) 」 は、組織づくりや人材育成への示唆を与えてくれます。
#マーケティング #顧客理解 #顧客満足
企業は競合他社の動向に目を向けがちですが、本当の競争相手は実は別のところにいます。それは 「変わり続けるお客さんのニーズそのもの」 です。
では、どうすれば常に変化する顧客心理を捉え、お客さんから飽きられることなく選ばれ続けることができるのでしょうか?
その答えのヒントが、セブン-イレブンの外国人観光客への取り組みにあります。セブン-イレブンから、本当の顧客理解とは何かを考えます。
Aqxis 代表 (会社 HP はこちら) 。マーケティングおよびマーケティングリサーチのプロフェッショナル。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。
前職の Google ではシニアマネージャーとしてユーザーインサイトや広告効果測定、リサーチ開発に注力し、複数のグローバルのプロジェクトに参画。Google 以前はマーケティングリサーチ会社にて、クライアントのマーケティング支援に取り組むとともに、新規事業の立ち上げや消費者パネルの刷新をリードした。独立後も培った経験と洞察力で、クライアントにソリューションを提供している。
ブログ以外にマーケティングレターを毎週1万字で配信中。音声配信は Podcast, Spotify, Amazon music, stand.fm からどうぞ。
名古屋出身、学生時代は京都。気分転換は朝のランニング。