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投稿日 2025/10/25

鯖江のメガネ工場で汎用ロボットを導入。ジョブ理論で新しい挑戦を成功に導く方法

#マーケティング #ジョブ理論 #新しい挑戦

新しいシステムを導入したけれど、なかなか成果が出ない…。
最新の話題のツールを入れたのに、現場の負担が減らない…。

そんな状況になっていないでしょうか?

原因は 「導入そのもの」 が目的になり、本当に解決すべき問題、対処したい課題が見えていないからかもしれません。

今回は、メガネフレームメーカー 「シャルマン」 の工場への汎用ロボット導入事例を、マーケティングの 「ジョブ理論」 という視点から深掘りします。効率化に留まらない、価値創出のヒントを探り、新しいことへの挑戦を成功に導くための秘訣をジョブ理論から紐解きます。

投稿日 2025/10/24

マーケティングの本質から実践まで。マーケティング活動の6つのステップで解説

#マーケティング #顧客起点 #価値創出

どうすれば、うちの商品を選んでもらえるのか?
なぜ、あのお店はいつも繁盛しているのだろう?

あなたは、お客さんに 「選ばれる理由」 を届けられているでしょうか?

マーケティングの本質は、お客さんからの選ばれる理由をつくり出すことにあります。今回は、そのおもしろさと、顧客価値創造の具体的なプロセスを6つのステップで解説します。

投稿日 2025/10/23

タダ同然だった 「嬉野茶」 の逆転物語。埋もれていた価値を高めて、価格を上げる

#マーケティング #価値創出 #価格設定

自社の商品やサービスは、本当の価値に見合った価格で提供されていますか?

多くの事業者が直面する悩み、それは 「良いものを作っているのに、なかなか高く売れない」 、「価格競争に巻き込まれてしまう」 、「値上げしたいけれど、お客さんが離れるのが怖い」 。

これらの課題の根本にあるのは、価格設定の問題ではなく 「価値の伝え方」 にあるかもしれません。

今回は、ある地方の茶農家が実現した、無料同然だったお茶を高付加価値な体験へと変えた逆転劇から、価値創出と価格設定へのヒントを紐解きます。

投稿日 2025/10/22

ポカリスエットのきっかけづくりマーケティング。カテゴリーとブランドへの2つの "入口 (エントリーポイント) " をつくる方法

#マーケティング #カテゴリーエントリーポイント #ブランドエントリーポイント

消費者やお客さんが何かを 「必要だ」 と感じるその瞬間に、自社のブランドや商品は真っ先に思い出してもらえているでしょうか?

人が何かを買う背景には 「カテゴリーエントリーポイント」 と 「ブランドエントリーポイント」 という、マーケティングの重要な概念があります。

重要なのは 「消費者・顧客がその商品カテゴリーを必要と感じる瞬間」 を捉え、「その瞬間に真っ先に思い浮かぶブランド」 になることです。

今回は、ポカリスエットの事例から 「二段階の消費者心理」 を紐解き、ブランドへの指名買いを起こす秘訣を掘り下げます。

投稿日 2025/10/21

ホットリンクの全社的な AI 導入・活用に学ぶ、組織を変革する 「八段階のプロセス」 とは?

#マーケティング #組織開発 #AI

今回は、SNS マーケティング支援などを手がけるホットリンクが実践する 「全社的な AI 導入」 の事例を取り上げます。

全社的な導入と活用が進んだのは、組織における 「八段階の変革プロセス」 の実践がありました。

この事例から、組織変革を成功させる秘訣、会社で実践できるヒントを紐解きます。

投稿日 2025/10/20

BGC × UGC の相乗効果。花王エッセンシャルに学ぶブランド再生術

#マーケティング #ブランディング #BGCとUGC

デジタル環境が生活の中に当たり前のように溶け込み、SNS での口コミなどの UGC (ユーザーが生成するコンテンツ) がブランドの認知や購買行動に影響しています。

一方で、企業主導のブランドからの情報発信である BGC (Brand Generated Content) も欠かせない存在です。

今回は 「BGC × UGC」 によるクロスメディア展開が、どのように相乗効果を生むのか、実際の事例とともに解説します。

投稿日 2025/10/18

NTT 西日本のオープンイノベーション施設 「QUINTBRIDGE (クイントブリッジ) 」 。知識創造 SECI モデルの実践

#マーケティング #組織開発 #SECIモデル

新しいアイデアやビジネスの種は、どうすれば生まれるのでしょうか?

社内だけで議論を重ねていても、なかなか画期的な発想には至らない…。組織の壁を越えた協力が必要だとわかっていても、具体的な 「場」 や 「仕組み」 づくりに課題を感じていないでしょうか?

色々なバックボーンの人々が集い、知識が自然と共有・結合される環境こそが、イノベーションを生み出す土台となります。

ご紹介したいのは NTT 西日本の施設 「QUINTBRIDGE (クイントブリッジ) 」 の事例です。

多様な人々で共にアイデアや価値をつくる共創プロジェクトをいかに生み出せるのか?その秘密を知識創造の 「SECI モデル」 から見ていきます。

投稿日 2025/10/17

サンプリング自販機 「AIICO」 。テストマーケティングを進化させ、サンプリング 1.0 から 2.0 へ

#マーケティング #テストマーケティング #サンプリング

試供品を配ったはいいものの、手に取った相手は試供品から商品を買ってくれているでしょうか?

試供品の配布には 「誰に届いたかわからない」 「一度きりの顧客接点で終わる」 「費用対効果が見えない」 という問題があります。

今回ご紹介するサンプリング自販機 「AIICO (アイコ) 」 は、こうした問題を解決することが期待できる、試供品配布を 「点」 から 「線」 へと進化させる存在です。ぜひ一緒に得られるマーケティングへの学びを見ていきましょう。

投稿日 2025/10/16

無限さっぱりスパイス by 味ぽん。消費者があきらめていた問題に光を当て、解決することでの価値創出

#マーケティング #見過ごされてきた不満 #発想の転換

 「これは仕方ない」 「もともとそういうものだ」 と、消費者やお客さんが半ばあきらめている当たり前に、実はビジネスチャンスが潜んでいるかもしれません。

既存の常識を疑い、今までの枠を超えた発想でアプローチを変えることにより、今まで見過ごされてきた課題が解決の糸口になることもあります。お客さんが気づいていない潜在的なニーズに応え、新しい使い勝手や利用シーンを創出できれば、商品価値は高まります。

ミツカンの 「無限さっぱりスパイス by 味ぽん」 は、消費者があきらめていた問題の発見がヒット商品の糸口になった事例です。

当たり前の打破から生まれる価値創造のヒントについて、ぜひ一緒に学びを深めていきましょう。

投稿日 2025/10/15

シャウエッセン。コアバリューとブランドコンセプトで 「らしさ」 を守りながら変わるロングセラーの秘訣

#マーケティング #ブランド #コアバリュー

ロングセラー商品の秘訣は何だと思いますか?

昔からの伝統を頑なに守り続けることでしょうか?それとも市場の変化に合わせて常に変化し続けることでしょうか?

これらはどちらも正解なのです。ブランド戦略の本質とは 「変えないもの」 と 「変えるべきもの」 を区別することにあります。

今回は、ブランドのコアバリューを守りながら新たな挑戦を続けるブランディングについて、ソーセージのロングセラーブランド 「シャウエッセン」 の事例から紐解きます。

投稿日 2025/10/14

SmartHR の 「カルチャーブランディング」 。組織文化が最強のブランド資産になる理由

#マーケティング #企業文化 #ブランディング

会社の企業文化は、ただの "社風" ではありません。

目に見えないカルチャーこそが、社員の力を最大限に引き出し、お客さんに価値をもたらし、競合が模倣できない 「最強のブランド資産」 となりえるからです。

ご紹介したいのは SmartHR の事例です。「カルチャーが成長エンジン」 だと捉える SmartHR から、強い組織文化がブランドになる秘訣を紐解いていきましょう。

投稿日 2025/10/13

博多 「ダニーチュロス」 。Get / Do / Be の3層で捉える顧客ニーズの階層構造と価値創出

#マーケティング #顧客文脈 #顧客価値

自社の商品やサービスが 「なかなか売れない」 という状況になるのは、もしかすると、売り手視点でのみ商品・サービスのことを捉えているからかもしれません。

お客さんが求めているのは、商品の 「便益」 や、さらにはその裏にある 「意味」 です。

ご紹介したいダニーチュロスの 「推しチュロス」 は、推し活という文脈で意味を持つスイーツです。

今回は、顧客ニーズを 「Get (手に入れたい) 」 「Do (やりたい) 」 「Be (こうありたい) 」 の3層で見出し、顧客文脈に寄り添った価値創造とは何かを紐解きます。

投稿日 2025/10/12

バターのいとこ。「捨てられるはずだった」 から 「選ばれる理由」 へ。価値の再定義が生んだヒット商品

#マーケティング #価値の再定義 #選ばれる理由

あなたの会社に 「捨てられているもの」 はありませんか?

それは物理的な廃棄物かもしれないし、活かしきれていないアイデアやスキルかもしれません。

今回ご紹介したいのは、これまでも誰にも価値を見出されず廃棄されていたスキムミルクという "副産物" を宝に変えた 「バターのいとこ」 というお菓子です。

日常に当たり前のように存在するその課題や未利用のモノこそ、実は新たな価値を生み出す宝の原石かもしれません。

捨てられていたものに光を当て、価値を再定義し、お客さんに選ばれる理由をつくる――。事例からストーリーや仕組みを掘り下げながら、ビジネスやマーケティングのヒントを探っていきましょう。

投稿日 2025/10/11

ハーゲンダッツに学ぶ 「変えない強さ」 と 「変える勇気」 のブランド戦略

#マーケティング #コアバリュー #変化と挑戦

変えないことを知っているから、すべてを変えることができる――。

この言葉は一見すると矛盾しているように見えるかもしれますが、ブランドの戦略や製品開発など、あらゆるビジネスシーンに当てはまる重要な示唆を与えてくれます。

今回は、前半ではハーゲンダッツの具体的な取り組みについて、どのように 「変えないこと」 を軸にしながらも 「変えること」 を見出したのかを見ていきます。そして後半では、事例から得られる汎用的な学びを考察します。

投稿日 2025/10/10

サントリー 「おうちドリンクバー」 。完成させない余白からの共創マーケティング

#マーケティング #共創 #価値創出

自社の商品やサービスは、どうすればお客さんの心に響き、選ばれ続ける存在になれるのでしょうか?

もしかしたら、私たちは 「完璧なもの」 を提供することに、こだわり過ぎているのかもしれません。

サントリーの 「おうちドリンクバー」 は、あえて完成させないことで、その可能性を教えてくれます。人気を集めた裏には、あえて 「余白を残す」 という戦略がありました。

完成度の高さより、むしろ 「未完成さ」 にこそビジネスチャンスがあるかもしれません。どういうことなのか、ぜひ一緒に紐解いていきましょう。

投稿日 2025/10/09

JAL 「御翔印」 。体験価値の可視化により、それぞれの顧客文脈に "意味のある価値" をつくる

#マーケティング #価値の可視化 #顧客文脈での意味づけ

自社が提供している商品やサービスの価値は、本当にお客さんに感じてもらえているでしょうか?

特に形のない体験やサービスは、時間とともに記憶から薄れてしまいます。

ご紹介したい JALの 「御翔印 (ごしょういん) 」 は、飛行機に乗るという体験を形あるものに変え、ヒット商品となりました。

ポイントは 「体験価値の可視化」 と 「顧客文脈での意味づけ」 にあります。

お客さん一人ひとりの状況や価値観に寄り添い、体験に形を与えることで、思いがけない価値が生まれます。体験価値を可視化し、顧客の心に響く意味をつくり出す秘訣に迫ります。

投稿日 2025/10/08

ユナイテッドアローズのアプリ刷新。「負けない」 と 「勝てる」 を両立する POP & POD 設計

#マーケティング #差異化 #POPとPOD

多くの企業が陥る 「差別化の罠」 、その原因は基本価値と独自価値の関係性を見誤ることにあります。

まずお客さんの不満を解消する土台づくりがあってこそ、その上の差異化要素が輝きます。この 「負けない基盤 (POP) 」 と 「勝てる要素 (POD) 」 の両輪をどう構築するか――。

今回は、ユナイテッドアローズのアプリ刷新事例から、POP と POD からお客さんに選ばれる秘訣を紐解きます。

投稿日 2025/10/07

サッポロ黒ラベル 「大人エレベーター」 CM に学ぶ、選ばれるための "ブランド連想" のつくり方

#マーケティング #ブランディング #ブランド連想

自社のブランドは、お客さんの頭の中でどんな状況で思い浮かべてもらえるでしょうか?

顧客文脈のその瞬間にブランドが想起されなければ、どんなに優れた商品やサービスも埋もれてしまいます。

人の記憶ネットワークにブランドが深く入り込むことによって、ブランドはお客さんから選ばれる存在になれます。

今回は、サッポロ黒ラベルの 「大人エレベーター」 キャンペーンを事例に、記憶に残る 「ブランド連想」 を築く秘訣を紐解きます。

投稿日 2025/10/06

麻雀の M リーグに学ぶ、「パーセプションチェンジ」 と 「独自ブランド資産の構築」 からの相乗効果リブランディング

#マーケティング #パーセプションチェンジ #独自ブランド資産

自社のブランドが思うように認知されていないと感じることはないでしょうか?

もしかすると、消費者の 「思い込み」 によって、ブランドの購入や成長の機会が阻まれているのかもしれません。

そうした思い込みや、ともするとネガティブなイメージや認識を 「パーセプションチェンジ」 で転換し、「独自ブランド資産」 を育てることで、強いブランド基盤を築けます。

今回は、パーセプションチェンジと独自ブランド資産が相互に高め合い、ブランド成長の好循環を生む仕組みを、麻雀の 「M リーグ」 の実例をもとに紐解きます。

投稿日 2025/10/05

出版社が運営する書店 「アンダンテ」 。直接の顧客接点をつくり、顧客理解を深める

#マーケティング #顧客接点 #顧客理解

お客さんのことを本当に理解できているでしょうか?

多くの企業が 「顧客理解」 の重要性を口にしながらも、実際にはお客さんとの距離が遠くなっているのが現実です。もしかすると、お客さんとの間に見えない壁があり、大切な何かを見落としているかもしれません。

その壁を乗り越え、お客さんと直接的な接点をつくるヒントが、ある出版社のユニークな書店運営に隠されています。

今回は、この事例を紐解きながら、顧客接点を持つ価値と、マーケティングの根幹である顧客理解を深める旅にご案内します。

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多田 翼 (運営者)

書いている人 (多田 翼)

Aqxis 代表 (会社 HP はこちら) 。マーケティングおよびマーケティングリサーチのプロフェッショナル。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

前職の Google ではシニアマネージャーとしてユーザーインサイトや広告効果測定、リサーチ開発に注力し、複数のグローバルのプロジェクトに参画。Google 以前はマーケティングリサーチ会社にて、クライアントのマーケティング支援に取り組むとともに、新規事業の立ち上げや消費者パネルの刷新をリードした。独立後も培った経験と洞察力で、クライアントにソリューションを提供している。

ブログ以外にマーケティングレターを毎週1万字で配信中。音声配信は Podcast, Spotify, Amazon music, stand.fm からどうぞ。

名古屋出身、学生時代は京都。気分転換は朝のランニング。