クラウド体重計を購入
Withings Body scale です。Wi-Fi 機能を内蔵しているクラウド型体重計です。

体重や体脂肪量が測れるだけではなく、体重計から Wi-Fi 経由で測定データが自動的にクラウドへアップロードされます。データはグラフ化され、iPhone などのスマホアプリやパソコンからウェブブラウザで見られます。

Withings Body scale の特徴
Withings Body scale の紹介動画はこちらです。
The Withings WiFi body scale|YouTube
いくつか特徴をご紹介します(参考:Withings Body Scale の機能|Withings)。
1. 測定できる指標
体重・体脂肪量(率)・除体脂肪量(率)・BMI の4つです。Withings でもっと計測できるといいのですが(基礎代謝、体内年齢、骨密度、筋肉量、体内水分量など)、上記4指標の最低限だけでも概ね満足しています。
2. 徹底的に自動化されている
気に入っている理由の1つです。体重を測るときに自分がやることは、ただ体重計に乗るだけです。Withings に乗ると自動で電源オンになります。
体重 → 体脂肪量 → BMI の順で測定されます。測定後は自動で Wi-Fi に接続し、測定データがネット上にアップロードされます。アプリやウェブ上でグラフが確認できます。体重計に乗るという最低限の動作だけなので、使い手にとってシンプルな設計です。
3. 自動ユーザー認識
最大8人までユーザー登録ができます。体重計での各ユーザーの認識も自動でされます。
仕組みは登録や記録されている体重の値から識別していると思います。体重値が近いユーザーが複数登録されていると、体重測定後に自分でユーザーを選ぶ必要があります。
4. アプリやウェブブラウザで管理
使い勝手のよいインターフェイスです。iPhone や Android 用アプリか、ブラウザのマイページでで、自分の測定データが簡単にチェックできます。

5. デザイン
体重計自体のデザインも好きです。シンプルで洗練されたデザインも気に入っています。
6. その他
Withings 以外のデータをインポートできます。測定データを Excel 等にエクスポートもできます。測定後に自動でツイッター投稿もできるようです(私は設定してません)。
測定値のばらつきは、ここ最近は体重が 57.5kg ± 0.5 、体脂肪は 5.0kg ± 0.3 程度です。体脂肪率は 9% 弱くらい。
Withings の3つのベネフィット
Withings の体重計を使って実感したベネフィットは、3つありました。
1. 体重と体脂肪の可視化が自動化され、いつでも閲覧できる
自分がやることは、体重計に乗るだけです。あとは勝手に体重測定 → クラウドへ送信 → 保存とグラフ化をやってくれます。
見たい時はいつでも手元の iPhone で確認ができます。
2. 自分の健康状態を毎日確認することが習慣に
体重測定をし、自分の身体を数字で見るのが習慣になりました。体重計に乗る時刻は毎日の朝食前になりました。日によって乗ったり乗らなかったりがなくなり、継続できています。
3. 食事や運動の体重と体脂肪への影響がわかるように
自分の身体のことがより理解できることです。具体的には、食事や運動と体重への感覚的な影響が、数字で確認できることです。毎日継続的に測っているので、自分の身体の数字感覚を持てるようになりました。
例えば前の日に外食すると、翌日に体重はいつもより高い値になります。経験値としてたまると、食事量もコントロールできるようになります。腹八分目という言葉がありますが、食事量は六から八分目くらいがちょうどいいと感じています。
欲しかったのは体重計ではなかった
Withings が他の体重計に比べて差別化できているのは、シンプルなユーザーインターフェイス、クラウドでデータ管理、かっこいいデザインです。
一方で、劣る点は、測定指標が少ない、Wi-Fi 環境がないと価値が半減する、海外製品なので日本語訳に違和感があることです。トータルで見ればメリットがデメリットを上回ります。
最近は食事量や運動、測定タイミングを一定にしたので、体重と体脂肪がほぼ一定の状態で維持できるようになってきました。
自分のニーズは体重計そのものではなく、自分の身体が健康な状態を保てることです。Withings の体重計を使って得られた満足点はここにありました。