2013/08/24

マネーフォワード:お金への「虫の目/鳥の目」両方がある便利なツールをご紹介

毎月、月末or翌月初に資産運用をする時間を少し取っています。資産運用と言っても毎月やっているのは最低限のことで、
  • 1ヶ月あたりの収入と収支を見る。収支については食費にいくらのレベルでざっくり
  • 毎月の投資は基本的には投資信託への自動積立で、特にやることは無し
  • 資産配分(アセットアロケーション)を確認。アロケーション項目は現金/預金、日本株、海外株、外国債券の4つ
を15-30分くらいでやっています。3ヶ月に1度くらいの頻度で、資産配分の調整をしています。

■重宝しているMoney Forward

毎月の収入と収支を管理するのに使っているのはMoney Forward(マネーフォワード)です。使うようになって毎月の資産管理が効率的にできるようになりました。マネーフォワードを使い続けている理由は、
  • 家計簿と資産管理の2つが同時にできる
  • プラットフォームとして一元化された利便性
  • マネーフォワードの理念

1.家計簿と資産管理の両方ができる

2つが同時にできる個人向けサービスって、ありそうでなかったんですよね。本来、家計管理と資産管理は密接につながっています。ファイナンスにおいて、賃借対照表(BS)と損益計算書(PL)が連動しているように、個人レベルでも家計簿と資産管理は連動しているんですよね。家計簿がPLで、資産管理がBSのイメージです。

毎月の収入/支出を家計簿で把握しつつ、もう少し長い時間軸で資産管理もできるのが特徴です。家計簿という「虫の目」と、資産管理の「鳥の目」の両方がマネーフォワードにはあります。

家計簿と資産管理が連携していることで、自分の資産トータルに対して毎月の収入と支出は何%なのか、資産に比べての生活レベルが把握でき、単に今月は支出が多い/少ないだけではなく、資産全体量を意識しながら把握できます。

2.プラットフォームとしての利便性

特徴の2つ目がプラットフォームとしての利便性です。自分が使っている銀行口座、証券口座、クレジット、投資信託、ポイント、年金、等々とマネーフォワードを連携させることで、マネーフォワード内にほぼ全ての自分の金融資産が一元化できます。

マネーフォワードと連携している銀行や証券等は増えているので、使い始めた当初はまだ少ない印象でしたが、13年8月時点で連携している金融機関は1,300を超えています。独立系の投資信託も、鎌倉、コモンズ、さわかみ、セゾン、ひふみと主要どころは入っています。

自分が使っている金融機関の口座をマネーフォワードに登録すると、あとは自動で預金額等の情報を読みに行ってくれます。例えば給料が銀行口座に振り込まれたり、証券口座内の株式資産額の変動なども全て自動更新。マネーフォワードを見れば、ほぼ最新の資産/家計簿状況が見られるというわけです。

マネーフォワードを使う前は、毎月の資産運用で自分の資産がどれだけあるかを確認するためには、銀行口座と証券口座を全部ログインして調べていました。銀行で4-5つ、証券口座で3-4つ、とネットのマイページから見られるのは便利とはいえ、1つ1つログインするのが相当面倒でした。今はマネーフォワード上に全てあるので、ログインはマネーフォワードのみ。これがほんと便利なんですよね。デスクトップPCブラウザ、スマホアプリ(iOS/Android)のどこからでも使えるのも良いです。

3.マネーフォワードの理念

マネーフォワードを使うきっかけとして、上記の仕組み/機能面での利便性以外に、ビジョンに共感したことでした。マネーフォワードのページには次のように掲げられています。
お金を前へ。人生をもっと前へ。

我々のサービスを通じて、個々人のお金に対する悩みや不安が軽減し、日々の暮らしの改善や夢の実現する。
そして日本国内の「お金の流れ」が変わり、より世の中が活性化し、新たなチャレンジを生み出しやすい環境づくりに貢献することが、我々が当事業を行う最大の目的です。

引用:ビジョン|株式会社マネーフォワード
特に後半の「『お金の流れ』が変わり、より世の中が活性化し、新たなチャレンジを生み出しやすい環境づくりに貢献」部分。そのためにお金を前へ、というマネーフォワードの名前の意図。いい理念だと思います。

■インターフェイスはもっと使いやすくなるはず

こんな感じで、これからも使っていきたいマネーフォワードですが、一方でここが使いにくい、というのもあります。主にはインターフェイスで、
  • スマホアプリは、起動しホーム画面を立ち上げるごと、ページ遷移ごとに、毎回通信をしてデータを更新。スマホ用の使用スピード感としては遅すぎる。通信状況によっては5秒とかかかることもあり、ここをなんとかしてほしい。ローカル端末には極力保存せずクラウドに読みに行く仕組みとはいえ、スピード感が・・orz
  • デスクトップのページ遷移が、特に「家計」でうまく設計されていない。例えば、「収支内訳」を見ていて、日用品項目(例:10,000円)の内訳が見たい時は、支出詳細にページを遷移させる必要がある。支出詳細はデフォルトが時系列順なので、項目別は手動変更。10,000円の内訳詳細を見るのに何段階もステップがある。「月次推移」も同様。月次の場合はさらに、3ヶ月前の項目詳細を見るためには、支出詳細に言って、1ヶ月ごとにページを遷移させて戻るのも手間。つまり、項目→詳細とブレイクしたいのに、ページ遷移がたくさんあって行き着くまでに時間/手間がかかる
  • 「資産」の内訳は、預金、株式、投資信託、FX、等。株式と投資信託については、日本株、外国株、国内債券、海外債券、のように投資先でもカテゴライズされていると理想。ただし、これは投資商品の中身から判断しないといけないので、自動振り分けは難しそう。せめて手動でいいのでカテゴリー分けができるとよい

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マネーフォワードはサービスを改善し続けている印象があり、プレミアム会員専用のサービス、登録金融機関の拡大、家計/資産アドバイスのコンサル的なサービス、等々を追加しています。

何度か要望としてリクエストメールを送ったこともあり、レスポンスもそこそこ早く返ってきました。

Money Forward(マネーフォワード)はトータルでは便利で満足度が高いサービスです。


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