2013/08/17

ブログのアクセス数減少が教えてくれた大切な2つのこと




Google Analytics というサイトのアクセス解析ツールがあります。自分のブログへのアクセス状況が、これだけで十分に分析できる便利なツールです。

Analytics を見ていて気づいたのが、8月に入ってからブログへのアクセス数が減少したことでした。ページビュー数 (PV) のトレンドグラフを見ると、それまでに比べ明らかに減ってしまっています。

これまでは PV の傾向としては少しずつ増えていたこともあり、いきなり PV が減ってしまいその水準が一時的ではなく続いているので、正直に言うと知った時はちょっとショックでした。

PV 数の減少要因を分析してみると …


とはいえ、気にしていても仕方ないのでもう少し Google Analytics で分析してみることに。PV 数は、訪問者数 × 訪問者あたり PV 数に分けられて、減少要因はそもそもの訪問者数が減っていたことでした (ユニークユーザー数も減少) 。

その次に気になったのは流入経路です。具体的には Google 検索からの流入がどうなっているかです。

このブログへの流入元で Google からは過半数を超えていて、Yahoo! も入れると検索で訪れてもらえる割合が大きく占めます。Google 経由がどうなっているかはインパクト大なんですよね。

安心したのは Google 検索経由での流入は変わっておらず、むしろ流入元の構成比で見ると Google 経由の % は上がっていました。どうやら Google 流入以外に減少要因がありそうです。

PV が減ってしまった理由は何なのか。Google Analytics の分析自体がおもしろいこともあり、色々と見たくなります。

その分析結果にはどんな意味があるのか。Next Step につながるか


でも、減少要因を探るのはここでやめました。

なぜなら、これ以上深掘りをして要因を突き止めたとしても、その分析結果が次に活かせないと思ったからです。理由が判明してもそれをもってPV数を増やしたり、減少前の元の水準に戻すことはすぐには難しいでしょう。

アクセス解析によりPV減少要因を分析することは全くムダではないのですが、その一方で分析をする際に常に頭に入れておかないといけないのが、その分析結果をどう使うのかです。

So what? であり、分析がネクストアクションにつながらないのであれば、どんな意味があるのか。今回の例で言えば、PV 数減少理由が分析によりわかったとしても、それが自分のブログ運営に活かせないのであれば、アクセス解析自体にあまり意味がないと思いました。Next Step につながりません。

得られるであろう分析結果に対して、次の3つは分析をしている最中には忘れがちです。

  • 誰に対しての分析か
  • どんな意味があるのか
  • それは次のアクションにどうつながるのか

分析というプロセスはおもしろいので、本来の分析目的とズレたことまでやってしまいます。今回はブログのアクセス解析というプライベートなことですが、仕事でも意識しておきたいとあらためて気付かされました。

自分ができることに目を向け、バッターボックスに立ち続けること


もう1つ、今回の PV 減少で思い出させてくれたことは、自分がどうしようもできないことには固執しないことの重要性です。

今回のケースで言うと、PV 数が減るとか増えるというのは自分でコントロールできるものではないんですよね。ブログに訪問してくれるかどうか、訪問者が増えるかどうか、訪問してくれた人がどれだけ読んでくれるか、これらの結果としてのPV数です。

自分がコントロールできないことに、これ以上気にしていても仕方がありません。そもそもPV数を気にすること自体が、時間や自分のエネルギー配分の無駄と思えるようになりました。

ブログについては、自分がやれることにフォーカスすべきです。読んでもらえるのに耐えられる文章にすること、自分ならではの考察や意見も入れるようにすること、ただ読んでもらうのではなく役に立つ内容と思ってもらえること、そして、何よりも更新を続けることです。

本来、気にすべき KPI にすべきは、PV 数や訪問者数ではなく、自分がコントロールできることです。エントリー数や更新頻度です。

自分ができることに集中して、バッターボックスに立ってバットを振り続けることです。たまにヒットが打てるかもしれませんが、ゴロが続くことのほうが多いので、それでもやり続けられるかが大事だと、あらためて思いました。

最新エントリー

多田 翼 (書いた人)


外資系 IT 会社にて 「シニア マーケティングリサーチ マネージャー」 (LinkedIn) 。

1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身。学生時代は京都。家族4人で東京23区内に在住、2人の子どもの父親。気分転換は毎朝1時間のランニング。

書いている内容は、所属組織や会社の正式見解ではなく個人の見解です。