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25年ぶりにピアノを再開したものの…
大人がピアノを始めて最初に来るハードルは、指が思い通りに動かないことです。
薬指や小指、利き腕ではない左手がスムーズに動かせ、鍵盤をしっかりと捉えるように練習をすることになります。
今年2016年になってピアノを小学生以来の25年ぶりに始めました。以下はピアノをまた始めたきっかけや思いを書いたエントリーです。
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ハノンのピアノ教本
ピアノを再開して最初に使った楽譜が 無理のない指のトレーニングのために大人からはじめるハノンピアノ教本 でした。
ピアノの指のトレーニング教本として、プロのピアニストも愛用するハノンの第1番から第20番までがあります。特徴は、右手と左手の音が同じ単純なパターンを弾き続けることです。音もきれいで、指の反復練習に適した素材です。
各練習曲は見開き2ページの構成です。左ページに曲、右ページはその曲のポイントとなる指使い、リズム等の変化形、弾く時の注意事項が記載されています。
曲ごとに練習から身につけるポイントは丁寧に書かれています。曲に取り組む前にポイントの指使いを繰り返すだけでも、よい練習になります。
できるようになったこと
単純なパターンの繰り返しを続けると、両手の指が少しずつ動くようになることが実感できます。指番号と自分の指がつながりだすとスムーズに弾けるようになります。
指がスムーズに動くようになると、鍵盤を見なくても指だけで位置感覚が持てるようになってきます。この感覚が生まれると、ピアノのブラインドタッチができ始めます。
単純な繰り返しを続けると、楽譜も読めるようになってきます。楽譜と指使い、弾く音がつながってくると、ピアノを弾く楽しさが実感できます。
ピアノを再開して全く弾けなかった状態から、この教本からできるようになったのは、
- 指が動くようになり、ピアノの指使いができてくる
- 鍵盤の位置感覚が持てるようなり始める
- 楽譜の音符が少しずつ読めるようになる
ピアノ教本の最初の1冊としておすすめです。