
もうダマされないための経済学講義 という本で紹介されていた、遺伝子組み換え食品の開発の話が興味深かったので、今回のエントリーで取り上げます。
多様化する遺伝子組換え作物
以下は本書からの引用です。
遺伝子組換え作物自体も、これからは多様化してきます。
(中略)
ゴールデンライスという、ビタミン A の前駆体がたくさん含まれているお米も研究されています。開発途上国では、ビタミン A 欠乏による失明などが起きていますので、その解決につながると期待されています。
日本で開発中の花粉症緩和米などもインパクトがあるかもしれません。これは、コメに花粉症の原因となる物質を作らせて、それを毎日食べることで体を少しずつその物質に慣れさせ、花粉が飛んで来ても発症しないようにするというもので、非常に大胆で独創的な研究です。