今回はセンスについてです。
✓ この記事でわかること
- センスの定義と磨き方
- 直観力の磨き方
- 好きに気づくワークショップ
ぜひ最後まで読んでいただき、何か少しでも参考になればうれしいです。
先のことを考えたときに、若者の数が減っている問題は避けられない。ただ、子育てをするという必然性がないのは事実だ。ある意味、子育ては一番コストのかかる趣味だとも言える。それなので、子どもがたくさんいるのも普通だし、子どもがいないのも普通ということになっていくだろう。
そうしたときに、子育てに何が残るかといったら、「義務としての子育て」 より、「趣味としての子育て」 ではないだろうか。「趣味としての子育て」 と考えると、すごく楽しいと思う。つらいことも多いけれど、時間をたくさんかけるであろう。
「ママじゃないといや!」 「買って、買って!」 「いま食べる!」 ……言いだしたらきかない。でも言いなりになるのも……。しつけとは何か?
多くのママたちが、子どもの 「いや」 を前にして、どう関わればいいのか自信がもてず困惑しています。ママたちの質問に答えながら、理論に基づいた具体的なしつけ方をアドバイス!
子どもの 「芽」 を摘まないで
ノーベル賞受賞者の子育てアドバイス
ノーベル賞受賞者の会合の司会をした時のことです。ノーベル物理学者章を受賞した物理学者と雑談する機会がありました。たまたま自分に初めての子どもが生まれたばかりだったので、「子どもをあなたのような科学者に育てるには、どうしたらいいのでしょうか」 と問いかけました。
すると、「何もしてはいけません」 という、意外な答えが返ってきました。
早期教育は年々激化し、ついに 「0歳児教育」 まで出現する有様。だが、子どもの才能を伸ばすのに一番重要なのは脳の発達に合わせた教育である。
0歳~3歳は脳の細胞が増え続ける時期で、未熟な脳に負担をかける知識の詰め込みは NG 。将来的に才能が伸びなくなる。3歳~7歳の不要な脳の細胞が減っていく時期は、悪い習慣をやめさせることが先決。7歳~10歳からは脳の回路が発達し始めるので、本格的に学習させるべきである。
本書では年齢ごとにどのようにしつけ、教育すればいいのかを、脳医学の知見からわかりやすく解説。