2014/12/13

異なる部門間プロジェクトをリードするために

現在所属している会社で、求められることの一つに「クロスファンクションリード」があります。

クロスファンクションという所属組織や部門間を超えたプロジェクトにおいて、いかにメンバーを巻き込みリードしていくか。今年1年を振り返った時に、クロスファンクションでの仕事がテーマの1つでした。

日本オフィスだけではなく、専門性や文化も異なる他国メンバーとのやりとりからは多くを学ぶことができたと思っています。今回のエントリーでは、クロスファンクションをリードするために必要なことを書いています。




1. 相手のことを理解する。話を聞く

心がけていたのが、まずは相手のことを理解することから始めることでした。同じ日本人同士でも営業の人か、プロダクト担当なのか、それとも法務なのかによって、立ち位置が変わり、それにより1つのイシューへの見方も違ってきます。

他国メンバーになるとさらに考え方/見方が多様化します。自分が当然だと思うこと、常識になっていることが、必ずしも彼らにはそうではない。思い込みによって進めてしまうと、齟齬が必ずと言っていいほど出てきました。

とにかくまずは相手の話を聞く。こちらの意図や方針と対立することでも、聞き続けることが大切だと思います。あとは前向きな姿勢を崩さずに。相手を理解しようとする姿勢で臨みます。

2. 全てのことに Yes はできない

話を聞くことと、相手の要望の全てに応えることは別ものです。

そのプロジェクトに関わるメンバーが多岐に渡るほど、相反する意見や考え方がでてきます。リードする立場の人は、最終的には自分で決断することになります。

その時に、あらゆることに Yes と言うことはできないという認識が大切です。相手を理解しているので希望に応えたくなりますが、プロジェクトの目的、全体最適を考えて No と言うべきことには No を言う。

クロスファンクションリードをしていくためには、いかに No と言うか、どうやって No を説明するかも大事な要素です。

3. Do the right things. Again, again, and again...

今の会社のカルチャーで良いと思うのは Do the right things (正しいことをやる)ということを、普通にメンバーが口にするような土壌があることです。

言葉にすると当たり前ですが、それをちゃんと実践できているかを、自分に問いかけたり言葉に出すことで振り返ることができます。

異なる部門間でのプロジェクトを進めていくにあたっても「正しいことをやる」という意識が大事です。自分が正しいと思うからこそそれをやるし、相手にも伝えていきます。

もう1つ思うのは、相手に伝えるにあたって、同じことを何度も言い続けることでようやく相手にわかってもらえるということです。

自分にとって正しいと思うことは、自分自身には結構当たり前だったりするので、何度も言わなくても相手にも伝わるだろうとついつい思い込んでしまいます。あまり繰り返して言わなくなるのですが、ここが落とし穴。大事なことなのに1回しか言わないことで十分に伝わらなかったりします。

しつこいくらいに同じことを何度も言うことが重要なのです。

正しいと思うことを何度でも繰り返しやるし、言い続けること。感覚として、1回言えばわかるようなことでも3回くらい言い、3回くらい言わないと伝わらなさそうなことは、5回とか10回でも同じことを言い続けるくらいで、ようやくです。


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多田 翼 (書いた人)