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2017年9月1日 (日本時間2日) 、バスケットボール殿堂入りメンバーが発表されました。
今回殿堂入りを果たした11人に、トレイシー・マグレディが入っていました。マグレディは NBA 現役時代に、オールスターに7回選出され、得点王を2回獲得しています。
高い運動能力で圧巻のプレイ
全盛期のマグレディは、1対1のプレイに抜群の強さを見せました。
以下はマグレディのハイライト動画です。高い運動能力とバスケットボールのセンスの両方に優れたプレイは圧巻です。
伝説の 「33秒13点」
マグレディが残した特筆すべき得点記録は、2004年12月9日のサンアントニオ・スパーズ戦で見せた 「33秒13得点」 です。
マグレディ率いるヒューストン・ロケッツは、第4クォーターの試合残り40秒で、スコアは 68-76 と8点差で負けていました。ここから、マグレディの伝説が始まりました。
マグレディは3ポイントシュートを1本成功させます (残り35秒) 。
スパーズに2点を入れられますが、マグレディはファールを受けながら2本目の3ポイントシュートを決めます。シュート時に受けたファールから与えられたフリースロー1本と合わせて、4点を入れます (残り24秒) 。
スパーズにまたもや2点を決められた後、スローインでボールを受け取ったマグレディは、3本目の3ポイントシュートを成功させます (残り11秒) 。この時点でスコアは 78-80 の2点差まで詰め寄ります。
スパーズが直後のオフェンスでミスをし、ボールを拾ったマグレディはドリブルで攻め、残り1.7秒で4本目の3ポイントシュートを成功させたのです。ロケッツが 81-80 と逆転勝利を収めました。
時間にしてわずか33秒で、4本の3ポイントシュートと1本のフリースローで13点を記録したのです。
33秒13点の全てのプレイは、以下の動画で見られます。ぜひご覧ください。