2017/02/11

神話から現代まで天皇と国体がつながる日本の誇り


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2月11日は日本では 「建国記念の日」 です。

日本書紀が伝えるには、初代の天皇である神武天皇が即位した日とされています。神武天皇が即位したのは旧暦では1月1日で、明治期に新暦の2月11日と換算されました。

神武天皇が即位したのは紀元前660年、今から2700年ほど前です。大和地方での橿原宮で即位しました。橿原宮は今でも橿原神宮として奈良県にあります。


初代天皇から現代までつながっている


世界の国々と比べた時に、日本の特徴は約2700年の間、天皇制がずっと続いていることです。他国にはない類まれな歴史です。

単に制度として存在し続けているだけではなく、日本の皇室は 「万世一糸」 です。万世一糸とは、永久に1つの系統が続くという意味です。

平成時代の天皇である明仁親王は125代目です。1つの系統というのは、天皇の 「父親」 をたどっていくと、1代目である神武天皇に行き着くことです。明仁親王の父親 (昭和天皇) の父親 (大正天皇) の父親 … 、といくと、最後は初代の神武天皇までつながるのです。


神話からもつながっている


全ての天皇は系統としてつながっているだけではなく、日本の神話の世界にもつながっています。

日本の神話には、伊弉諾尊 (いざなぎのみこと) と伊弉冉尊 (いざなみのみこと) という男女神がいます。2人には3人の子どもがいて、天照大神 (あまてらすおおみかみ) がそのうちの1人です。

初代天皇の神武天皇は、この天照大神の子孫とされています。系統で言うと、神武天皇の祖父の祖父の母親が天照大神です (神武天皇と天照大神の間に4人がいます) 。

参照: 歴代天皇系図 (神代一) - 家系図作成本舗

一般的に、神話は現実とは切り離された存在です。しかし、神話にはその民族の持つ哲学、理念が反映されています。

日本においては今なお、神話と現在がつがなっていることの意味は、あらためて考えさせられます。神話から現在まで皇室が1つにつながっているというのは非常に価値のある歴史です。

同じ状況がもし海外であると仮定すると、例えばギリシャ神話のゼウス神とされる子孫が、今もギリシャの国王として断絶することなく続いているということです。

世界史の多くの国では、常に王朝が変わる歴史があります。王朝が変わる時には支配する民族も変わりました。平和的な権力交代ではなく、新しい王朝がそれまでの皇帝や王だけではなく一族も追放したり殺害した歴史です。

皇室の断絶が日本では1回も起こらなかったことは特筆すべきことです。

日本と他国を比べて、日本の歴史が優れているという優劣を言うつもりはありません。日本では神話から現代までが1本でつながっているという国体 (国の体質) は、伝統や歴史、文明としての重みを私は感じます。

日本人に生まれ、日本が祖国であることを誇りに思う理由です。

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多田 翼 (書いた人)


外資系 IT 会社にてマーケティングリサーチ マネージャー (LinkedIn) 。

1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身。学生時代は京都。家族4人で東京23区内に在住、2人の子どもの父親。気分転換は毎朝 8km のランニングとピアノ。

書いている内容は、所属組織や会社の正式見解ではなく個人の見解です。