投稿日 2025/08/10

米国の服の個人間貸し借りサービス 「Pickle (ピックル) 」 。ジョブ理論で紐解く人気の秘密

#マーケティング #状況とジョブ #ワーカー

なぜその商品は選ばれるのか?

消費者やお客さんが商品やサービスを手に取るとき、そこには 「ジョブ」 という本人もはっきりとは気づいていない動機が隠れていたりします。

今回取り上げたいマーケティングの概念が 「ジョブ理論」 です。

ジョブ理論について、具体的な事例としてアメリカの服の貸し借りサービス 「Pickle (ピックル) 」 の急成長に当てはめます。従来の服を 「買う」 「捨てる」 という消費者の選択肢では満たされなかった隠れたニーズが見えてきます。

投稿日 2025/08/09

ドンキの社内コンテスト 「ディスプレイの鉄人」 。顧客価値の源泉となる事業能力を育てる仕組みづくり

#マーケティング #顧客価値 #事業能力

どうすれば、自社ならではの独自の顧客価値を生み出せるのか?
競争優位となる事業能力を、どのようにして社内で育て、継承していくべきか?

長期的な競争力のカギとなるのは、事業能力を鍛え続ける仕組みです。

そのひとつの好例が、ディスカウントストアのドン・キホーテが実施している社内コンテスト 「ディスプレイの鉄人」 です。圧縮陳列という独自の売場づくりを社内で競い、現場のスキル向上と企業文化の醸成を同時に実現する社内イベントです。

今回はドンキから学べる、顧客価値を生み出すための 「事業能力の鍛え方」 を掘り下げます。

投稿日 2025/08/08

ブランド・マーケティング。なぜみんなあのブランドが好きなのか?

#マーケティング #ブランディング #本

自社のブランドは、お客さんにどのようなイメージを持たれているでしょうか?

ロゴや広告だけでは、本当の意味でのブランドは築けません。企業が提供する商品やサービスはもちろん、そこに込められた想いや一貫した顧客体験こそが、お客さんの心に残るブランドです。

ブランドとは、企業からの 「約束」 であり、長期的な信頼の積み重ねによって生まれます。

今回は、書籍 ザ・ブランド・マーケティング - 「なぜみんなあのブランドが好きなのか」 をロジカルする (スコット・ベドベリ, スティーヴン・フェニケル, 土屋京子, 関野吉記) を取り上げます。


ナイキやスターバックスのブランド構築を手掛けた著者が明かす、ブランドマーケティングについて、ぜひ一緒に学びを深めていきましょう。

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多田 翼 (運営者)

書いている人 (多田 翼)

Aqxis 代表 (会社 HP はこちら) 。マーケティングおよびマーケティングリサーチのプロフェッショナル。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

前職の Google ではシニアマネージャーとしてユーザーインサイトや広告効果測定、リサーチ開発に注力し、複数のグローバルのプロジェクトに参画。Google 以前はマーケティングリサーチ会社にて、クライアントのマーケティング支援に取り組むとともに、新規事業の立ち上げや消費者パネルの刷新をリードした。独立後も培った経験と洞察力で、クライアントにソリューションを提供している。

ブログ以外にマーケティングレターを毎週1万字で配信中。音声配信は Podcast, Spotify, Amazon music, stand.fm からどうぞ。

名古屋出身、学生時代は京都。気分転換は朝のランニング。