#人生 #2025年の総括 #2026年の抱負
今回は、2025 年の振り返りです。
自分にとって 2025 年がどんな一年だったかの総括と、2026 年に向けての抱負を書いています。
✓ この記事でわかること- 2025 年の総括
- 父について
- 仕事の振り返り
- 情報発信 (アウトプット) とインプット
- おすすめの読んだ本 17 冊
- 健康まわり
- 2026 年に向けて
2025 年の総括と漢字一文字
今年 2025 年は仕事もプライベートの両方で、全体として充実した一年でした。
今年の自分のことを漢字一文字で表すと、「父」 です。
なぜそういうことになるかというと、今年の 6 月に自分の父親が急死したことが、今年一番の大きな出来事だったからです。
今年の漢字一文字の 「父」 という文字には、もうひとつの意味があります。それは自分が 2 人の子どもを持つ父親としての立場からの意味合いです。
平日でも子どもとの時間を大事にできた一年でした。
例えば、自宅学習の勉強を朝の学校に行く前と夕方に見たり、習い事の送迎です。休日は一緒に出かけたり、部活の試合を見に行ったり、上の子と 2 人だけで映画を見に行くなんてこともありました。
旅行では、4 月の始まってすぐの万博、沖縄への旅行 (ジャングリア沖縄など) に行くなど、楽しい思い出が多くできました。これまでにはない子どもとの接し方というのも、今年のハイライトです。
子どもの勉強方法については、模索した一年でした。
特に年の後半において、勉強の仕方をネットで調べたり、関連する本も読んでみたりなど、塾に行かず、自宅でどのように学習をするか、ノートの取り方や使い方なども含め、色々と自分自身も学びがあった一年でした。
一年を通して子どもと積極的に関われ、子どもとの関係も良好に保てていることは、今年 2025 年の良かったことです。そこからも今年の漢字一文字は父親として 「父」 がパッと思い浮びました。
父について
父親について、あらためて話をさせてください。
父の逝去
父が亡くなったのは、本当に急なことでした。
死因は 「非心原性肺水腫」 というもので、重度の呼吸困難や低酸素血症を引き起こす症状です。
父は風邪をこじらせ、肺炎が要因となり、肺の中の肺胞に水が溜まって呼吸困難になり、全身の臓器が機能不全となり死に至りました。
経緯をお伝えすると、土曜の午前にどうも体調が思わしくないと、その日は一日部屋で横になり休んだそうです。その夜の未明、日付は変わり日曜になっていましたが、普通ではない息苦しさを感じていたようで、夜中でしたが救急車を呼び搬送されました。
私の母が付き添い、そのまま ICU の緊急治療室に入り入院となりました。母は朝までいましたが、その日は一度帰宅しました。翌朝の月曜に病院から連絡があり、容態は回復せずすぐに来てほしいとのことでした。
すぐに私や家族が病院に集まり、そのまま意識が戻ることはなく、お昼前に家族みんなに看取られながら亡くなりました。私が元気な父に最期に会ったのは、亡くなる二日前の土曜の朝でした。
父の逝去の後の葬儀、お墓の手配、さらに遺産の相続、家の整理など、亡くなった後に少なくない時間を使い、父の死に向き合いました。
このプロセスを通じて父の死に向き合え、自分の父親がもうこの世にいないということを現実として受け入れられたように思います。
また、父親が亡くなってすぐに、父親のこと、子どもの時からの父との思い出、自分が父からどんな影響を受けたのか、今も受けているのかなど、色々と振り返ることができました。
父親が亡くなってすぐに、紙のノートに思ったことをたくさん書きましたが、ページ数でノートの 8 ページにも及びました。
尊敬していたこと
父親について尊敬していたことは、いくつかあります。
1 つ目は継続力です。
例えば、父は複数の語学を長年にわたってずっと独学で続けていました。英語はもちろん、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語と様々な語学を NHK のラジオで学び、日常会話レベル以上で習得していました。
また、現役の頃は大学の教授 (専門は基礎化学) を務めていましたが、退官した後も特別講義を受け持つなど、リタイアした後も継続的に勉強を続けている姿は、今も鮮明に覚えています。他にも自宅での筋トレやストレッチ、散歩などは欠かさずやっていました。
他に、父親を尊敬できたのは、人当たりの良さです。
亡くなった後の通夜や葬式の参列者の皆さんとお会いする中で、父は周りの人たちから本当に慕われていたということが分かりました。大きな人間関係のトラブルや金銭トラブルもなく、平穏な人生を送っていました。
そして、父親の性格面で優しいというのも父のすごいところです。本気で怒る姿は子どもの頃から今に至るまでほとんど見たことがありません。家族を本当に大切にしていたのが父でした。
子どもの頃の父親との思い出
次に、父親との思い出やエピソードもいくつか。
ここからは 「父」 ではなく、普段そう呼んでいた 「父さん」 と言うことにします。
小さい時、父さんは幼稚園への毎朝の送迎をしてくれました。幼稚園に一緒に行く時はすごく楽しい思い出で、幼稚園で自分が一番に到着するために毎朝早く出かけてくれました。一番になるために、まだ幼稚園の正面玄関が開いていない時間帯に登園していました。
また小学生の時になっても父さんはたくさん遊んでくれて、休みの日に近くの公園の広場で野球をしてくれ、キャッチボールもずっと付き合ってくれたことは、今でもよく覚えています。
勉強もよく見てくれました。小学生になってから計算ドリルなどを父親が自作してくれたり、他にも自宅学習教材の丸つけなど、父さんはいつも丁寧に勉強を教えてくれました。
アメリカでの思い出
父さんとの思い出の中で特に印象に残っているのは、自分が小学生の頃の 9 才から、家族全員でアメリカでしばらく過ごした時のことです。
背景から共有をしておくと、父さんが日本からアメリカの大学の研究室に一時的に移り、そこで研究をすることになりました。
単身赴任の選択肢もあったと思いますが、家族全員が父さんと一緒に付いて行ってアメリカに引っ越すこととなりました。場所はカンザス州です。カンザス州というのはアメリカの中西部の本当にど真ん中にあり、古き良きカントリーという雰囲気のあるところでした。
今思い返すと、父さんのアメリカでの様子は伸び伸びとして楽しみ、活気があるように見えました。アメリカという異国の慣れない中で、家族にはわからないところでの苦労はあったと思いますが、家族の大黒柱としての振る舞いはすごいと思います。
アメリカの生活の中で思い出深いのは、夕方に家族全員で近所を散歩していたことです。映像の記憶として夕焼けが綺麗で鮮明に残っていて、散歩の時は他愛のない日常の時間の中で幸福感が満ちていました。この時間は今でもアメリカのひとつのシーンとして記憶によく残っています。
ある時、父さんが自分が通っていた地元のアメリカの小学校に、外部講師のような形で特別授業をしに来たことがありました。場所は図書室で、内容は日本の文化の紹介でした。
生徒や自分の前で英語でプレゼンをし、プレゼン後に次々に出る子どもたちからの質問にもスラスラと答えていました。
またアメリカでは、父さんが勤務していた地元の大学に夏休みに遊びに行き、学食で一緒にランチを食べたのも良い思い出です。父さんはチーズバーガーをよく好んで食べていました。
「一度はリーダーになっておいたほうがいい」
その後、小学生の後半くらいからは反抗期になったこともあり、当時は父さんのことを煩わしく思うことも正直ありました。
今でも忘れない、自分の人生に大きな影響を与えた父さんの言葉があります。
それが、中学 2 年くらいの時に言われた 「一度はリーダーになっておいたほうがいい」 という教えです。
当時の中学生の時から、それ以降ずっと心の中のどこかにこの言葉がありました。実際に大学生になってからですが、所属するテニスサークルでリーダーとなる会長を一年間やろうと決断でき、背中を後押ししてくれたのが、この言葉でした。
また父から、影響を受けた点に継続力もあります。ひとつのことを長く続ける継続性は、父親と似ているのかなと自分でも思います。
もうひとつ挙げるならば、父はより広い視野に立って世の中をより良くするという視点をもって仕事に臨んでいたのですが、こうした広く捉えること、公共性の観点、世の中を豊かにすることにつなげたいという気持ちは、父親から影響を受けたことだと思います。
自分が大人になってからの父とのやりとり
高校を卒業し、大学から京都で一人暮らしをすることになり、実家から離れて暮らすようになった後の、父さんとの関係についても振り返ってみます。
京都から地元へ帰省した時は、中学や高校の時と比べて、父さんとは自然と話せるようになりました。
その後に大学を卒業して社会人になり、父さんのことを紹介した Web のインタビュー記事を読んだりするなど、父さんの考えや仕事に向き合う姿勢にあらためて触れて、そこで語っていることに共感を感じる自分がいました。
特に、社会や世の中に貢献したいという想い、ものごとを広い視野で捉えていること、世の中を豊かにしたいという姿勢が印象に残りました。
晩年は、毎週送っているニュースレターには開始当初から購読登録をしてくれ、毎回レターに対する感想を長文で送ってくれていました。
感想は家族での LINE のグループで送られ、レターを通して父さんと深い意見交換ができただけではありません。父さんがレターの内容を自分の仕事に、具体的には化学や環境の研究事例に当てはめて教えてくれたり、大学での特別講義の準備にもマーケティングを取り入れてくれるなど、積極的に活用していることを知らせてくれました。
レターを通して父さんとこうしたコミュニケーションも、自分にとってはすごく大切なやりとりでした。
孫ができた父は、孫に対しても優しく、時には厳しい一面も見せながら、本当に穏やかに優しく接してくれました。
仕事の振り返り
では、今年の仕事について簡単に振り返ります。
Aqxis について
2025 年は、自分が会社の代表をやっている Aqxis (アクシス) の五期目にあたる年でした (設立は 2020 年 11 月 / 五期: 2024 年 11 月 ~ 2025 年 10 月) 。12 月で六期目に入っています。
今年 2025 年は起業してから丸 5 年が経ちました。
これまでと比べても自分がやりたい仕事や好きだと思える仕事が多かったです。一年を通して新しいことを学ぶ楽しさも感じ、充実していました。
AI の活用
今年も引き続き生成 AI サービスの恩恵を受けています。
主に使っている生成 AI は、Google の Gemini 、ChatGPT 、そして Claude です。他には頻度は高くありませんが、スライド生成 AI サービスは時々使いました。
生成 AI で主に使っている 3 つの使い方ですが、それぞれに同じインプットをプロンプトとして入力し、出てきた出力内容のアウトプットを見比べます。おもしろい切り口や自分にはなかった視点をピックアップし、さらにまた 3 つそれぞれにインプットをするというような、別々の相手に対して、それぞれ壁打ちをするような使い方をしています。
どれかひとつだけを使うというよりも、3 つの中から良いものを選定し、アウトプットを深めていきながら、自分の頭の整理に使っています。
この 「別々の相手と個別で並行して議論している」 というのが、3 人の性格の違う相談相手と議論しているようで、この時間は知的好奇心を満たすひとときです。
次に AI の利用用途ですが、Web 記事の要約、作成する文章や資料の論点や構造化の壁打ち、あとは誤字脱字のチェックも使っています。また、読んだ本のまとめや、そこからの対話・議論にも使います。
他には AI を英語の勉強用にも利用し、英語のリーディングやヒアリングの練習相手としても使っています。
AI の進歩は続き、この一年も AI が賢くなり続けたという印象です。
来年の 2026 年に AI で期待をしているのは、仕事の作業やパソコン・スマホの操作を自動でやってくれる 「AI エージェント」 についてです。特に仕事での定型のルーチン作業を AI にお願いしたいです。
現時点でも AI エージェントのツールや機能はいくつかリリースされていますが、まだ正確に動作してくれなかったり、そもそも自分がやったほうが早かったりするので、まだ実用レベルには至っていないと言うのが個人的な認識です。
しかし、来年の 2026 年末には、間違いなく定型作業は AI が自動でやってくれるであろうことを期待しています。
情報発信 (アウトプット) とインプット
次に振り返るテーマは、アウトプットとインプットです。
ブログとニュースレター
ブログは今年も 365 日で記事の毎日更新をしました。
毎日更新はずっと続けていて、2018 年の 5 月 7 日から 1 日も発信を欠かしていません。今年で 8 年目に入り、2025 年 12 月 31 日の本日で連続 2,796 日 (7 年 7 ヵ月 25 日) の投稿となりました。
どんな時でも、ブログを更新しないと自分の生活が成り立たず、もっと言えばブログを書かないと自分の人生ではないと思えるくらいの習慣になっているのが、このブログの存在です。
ニュースレターの配信にも力を入れて継続できています。
音声配信
音声配信は、Podcast と stand.fm (スタエフ) のそれぞれで、こちらも 365 日の毎日配信ができました。
音声配信はレターなどの文字を書くのとはまた違った、思考を話すことによるアウトプットなので、言語化の良いトレーニングにもなっています。
ラジオ出演
FM ラジオ局の J-WAVE の番組 「STEP ONE」 に出演しました。
番組内の専門的な視点でニュースを読み解くコーナーで、テーマを 「雪印メグミルクの『さけるチーズ』40 年目の覚醒。市場リーダーの危機感からのマーケティング」 というトピックでお話しました。
当日は生放送だったので、スタジオでは一発撮りという緊張感もありましたが、楽しく話すことができました。
アナログのアウトプット
普段のアウトプットで、今年新たに習慣として定着したことが 2 つあります。
1 つ目は昨年末に 「10 年日記」 という 10 年間の日々の出来事を一冊で書き続けられる日記を購入し、今年の 1 月 1 日から毎日の夜に日記をつけるようになりました。2025 年の一年間で一日も欠かさず日記を書けたので、あと 9 年続けていきたいと思っている習慣です。
もうひとつ習慣になったのは、紙のノートに書くことです。
これは翌日の朝にやっているのですが、ノートの見開き 2 ページ分に、前日で印象的だったことで、仕事やプライベート、また読んだ本などからひとつピックアップし、それについて思ったことや考えたことを自由に書いていくというものです。自分の思考のジャーナリングと言う感じです。
紙のノートにただひたすら書いていくだけですが、書いていく間に頭の中で曖昧だったことが言語化によって整理できたり、また、書きながら新しいアイデアや着想が得られるなど、アナログのアウトプットならではの良さを実感できます。自分にとって大切な時間のひとつです。
朝は子どもが起きてきてリビングで勉強しているのですが、自分もその横でノートに書くというのが習慣になりました。これは来年以降も続けてやっていきたいことです。
おすすめの読んだ本 17 冊
再読も含めて、今年 2025 年に読んだ本の中でおすすめのものをご紹介します。
仕事に関係するものから 17 冊ですが、大きく 3 つのグループに分類します。
- マーケティング
- マーケ以外のビジネス本
- ビジネス向けではないが、本質を横展開するとマーケティング等に学びがあった本
では順番にご紹介しますね。
- インサイト中心の成長戦略 - 上場企業創業者から学ぶ事業創出の実践論 (中村陽二)
- 確率思考の戦略論 - どうすれば売上は増えるのか (森岡毅, 今西聖貴)
- センスのよい考えには、「型」 がある (佐藤真木, 阿佐見綾香)
- コンセプトの教科書 - あたらしい価値のつくりかた (細田高広)
✓ マーケティング以外のビジネス本 (4冊)
- もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら (岩崎夏海)
- 世界一やさしい右脳型問題解決の授業 (渡辺健介)
- 「自分だけの答え」 が見つかる 13 歳からのアート思考 (末永幸歩)
- ビジネスと地政学・経済安全保障 - 「教養」 から実践で使える 「戦略思考」 へ (羽生田慶介)
✓ ビジネス向けではないが、おもしろかった本 (9冊)
- 転生したらスライムだった件 (伏瀬, みっつばー) → スケールが大きく緻密な世界観の描き方
- 一橋桐子 (76) の犯罪日記 (原田ひ香) → 売り手にとっての “非合理” は、買い手にとっての “合理”
- サーキット・スイッチャー (安野貴博) → AI や完全自動運転車が普及した未来の世界イメージ
- ノーサイド・ゲーム (池井戸潤) → 顧客は誰か?
- 成瀬は都を駆け抜ける (宮島未奈) → 自分の価値観を大切にし行動する重要性
- 宙わたる教室 (伊与原新) → 学び直しはいつからでもできる
- 渡部昇一の少年日本史 (渡部昇一) → 日本の通史を一本の軸を通して理解する
- おじいちゃん戦争のことを教えて 孫娘からの質問状 (中條高徳) → 当事者の意見やものの見方を理解する
- 物語で伝える教育勅語 親子で学ぶ 12 の大切なこと (高橋史朗) → 現代にも通じる道徳観
本を読んだ中で、学べたことのまとめをすると、次のようになります。
✓ ロジックと感性の統合
数学的・論理的なアプローチと、コンセプトやアートといった感性や直観を言語化するアプローチの両方が大事だと再確認できました。左脳的なロジックだけでなく、アート思考や右脳的なひらめきを組み合わせていきたいです。
✓ 自分の価値観 (軸) を持ち、行動すること
常識にとらわれず、自分の軸となる内発的な価値観 (自分だけの答え) に目を向ける大切さを学びました。また、地政学や歴史関連の本からは、とりまく大きな流れ (マクロ環境や歴史的背景) を知ることの重要性も理解しました。
知識の習得だけでなく、これらを自分の価値観に統合し、行動に移すことの重要性も教えられました。
✓ 他者への想像力と学び続ける姿勢
本から気づかされた 「売り手にとっての非合理は、買い手にとっての合理」 という視点は、ビジネスにおける顧客理解の本質そのものでした。
また、学び直しはいつからでもできるという内容、生前の父の姿や、来年の自分のテーマである 「勉」 にも通じる、背中を押してくれる学びでした。
健康まわり
一年を通して一度も風邪を引いたりして体調が悪くなることはなく、心身ともに良い状態で過ごせ、健康管理は今年もうまくできた一年でした。
健康でいられたのは、家族とともに平穏に暮らせ、仕事は概ね順調にいっていること、また、睡眠、食事、運動も自分では満足のいく習慣がつくれているからです。以上の心技体のいずれにおいて充実していることが、一年を通して自分の健康に良い影響を与えています。
睡眠
睡眠の時間はおおよそ 7 時半から 8 時間くらいで、入眠時刻はほぼ一定、起床時刻は毎日決まっているので規則正しく眠れています。
スマートウォッチで自分の睡眠状況を測定していますが、数字によれば睡眠状態は良好です。睡眠のスコアは 100 点満点中でおおむね 90 点以上、日によっては 90 点台後半が出る時もあります。アプリによれば、同年代グループで上位数パーセントに入っているとのことで、確かに一度眠りに入ったら朝起きるまでぐっすり眠れています。
食事
ほぼ毎日、昼または朝ごはんのみの 1 日 1 回の食事です。
食べているものは完全栄養食、納豆、きなこ、野菜はキャベツを千切りにしたものです。
意識しているのは腸内環境です。食事において腸に良いと思ってやっていることは、食物繊維とオリゴ糖の摂取です。食物繊維は理想は 「不溶性食物繊維 : 水溶性食物繊維 = 2 : 1」 ですが、不溶性食物繊維のほうを多く摂っています。また、腸内細菌を取れるサプリも飲んでいます。これらを毎日摂っていると腸の調子が良いと感じます。
運動
習慣としてやっている運動は、毎朝のジョギングと日中のストレッチ、部屋でできる簡単な筋力トレーニングです。
1 日の歩数の大半は朝のジョギングからですが、1 日でおおよそ 9,000 から 10,000 歩ほどです。
ストレッチと筋トレも何年も続けている習慣で、ストレッチと筋トレに関しては学生の時から毎日欠かさずにやっています。
2026 年に向けて
では最後に、2026 年に向けての抱負です。
2026 年の漢字一文字
2026 年に向けて、2026 年の漢字の一文字についてです。
候補はいくつかありましたが、ひとつ選ぶなら、来年の 2026 年は 「勉」 という字にしたいです。
込めた意味として、物事に励むこと、文字の勉の字の成り立ちのように力を尽くして努力をする 「勉める」 というのを意識したいです。学び続けること、また、勉強に関しては子どもの勉強にも引き続きしっかりと関わってサポートをし、温かく励ますことも心がけたいです。
自分が学び続けることについて、特に読書によって教養を深めたいです。専門分野のマーケティングまわりにとどまらず、歴史、科学、古典など幅広い読書です。
また、新しく出てくるツールやサービス、特に AI 関連のものは積極的に試して、実際に使ってみながら学び続けたいです。未知を楽しむ、能動的なアップデートという感じです。
もうひとつ、勉強のテーマとしては、子どもの学校の勉強へのサポートです。
学年が上がるにつれて、少しずつ子どもの学習内容も難しくなっていくので、子どもに教えることを通して、自分も主要科目となる基礎科目について学んでいきたいと思っています。教える立場でありながら、自分も学び直す一年にしたいなと。
子どもに負けたくないという気持ちも密かにあります。子どもの成長に置いていかれないように、自分も机に向かいたいです。
大切にしたい価値観と行動指針
次の一年に限らず、これからも大切にしたい考え方があります。
人生全体で大切にしたい価値観で、毎日の生活や仕事の中で、自分がそのように行動できればと思っていることです。
- かっこよく生きる
- 我が身を正しくする (慎独)
- 自分が正しいと思うことをする
- 失敗を恐れず行動し挑戦する
- ギブファーストで先に相手に価値を提供する
■ かっこよく生きる
自分から見て 「かっこよく生きているか」 です。他人から 「かっこいい」 と言われたいというよりも、自分自身が自分のことに納得のいく生き方ができているかです。
かっこよく生きているかどうかの判断基準は、自分自身が子どもだった時から見た視点です。
自分が小学生だった時の立場で、今の大人の自分がどう映るかです。小学校 2 年生の自分をイメージしているのですが、小 2 の自分から見て、今の自分のような大人になりたいと素直に思えるようになっていたいです。
なぜ小学 2 年生かは、「純粋な目」 と 「ある程度の良し悪しの判断ができる」 というふたつにおいて、一番バランスがよく、イメージしやすいからです。
小学生の自分が 「かっこいい」 と思える振る舞いを、今の自分ができているか――。現在の自分が、あの頃の自分から見てそう映り、尊敬される生き方でありたいという考え方です。
■ 我が身を正しくする慎独
かっこよく生きるためには、我が身を正すことを大切にしたいです。
慎独 (しんどく) とは、古典の 「大学」 に書かれている 「君子必慎其独也 (君子は必ず其の独りを慎むなり) 」 から来た言葉です。慎独の意味は、自分ひとりの時も行ないを慎み、道を外れないようにすることです。
何か後ろめたいことであっても、誰も見ていないところではついやってしまうことは人は誰しも起こり得ます。慎独はその状況でこそ、自分を律することができるかを問います。
自分の行いや自分自身を律することができるかの判断基準は、誰か他の人が見ているかどうかではなく、あくまで自分自身の中の生き方やあり方として捉えたいです。
■ 行動指針
行動指針として 3 つを意識したいです。
- 自分が正しいと思うことをする
- 失敗を恐れず行動し挑戦する
- ギブファーストで先に相手に価値を提供する
今回は、2025 年の振り返りと、2026 年の抱負でした。
今年もこのブログを読んでいただき、あらためてありがとうございました。
良い新年をお迎えください。
