2015/10/18

デメリットを補って余りある公共図書館の提供価値




本を読むのが好きです。普段は通勤電車がもっぱらの読書時間です。

2015年現在、ここ3年くらいは本は買うよりも、図書館で借りて読むほうが多くなっています。

週末の土日のどちらかはほぼ毎週、図書館に行っています。図書館は、自分の生活の中では欠かせない存在になりました。

東京都内に住んでいるので、利用している図書館は区立図書館です。区内には10以上の図書館があります。利用しているのはそのうちの1つです。

区内の図書館は連携していています。予約がネットからでき、ある図書館に予約した本がなくても(貸出中 or その図書館には置かれていない)、他の図書館にあれば取り寄せてもらえます。行く図書館は最寄りの1つだけですが、実質は区内の全ての図書館を利用できるようになっています。

1人の読者の立場で考えたとき、図書館から本を借りて読むのと本を買って読むのとでは、それぞれにメリットとデメリットがあります。

メリット
  • 本を買わなくても読める
  • (紙の)本を買って所有しないので、自宅に本がたまらない

デメリット
  • 読みたい本が必ずしもあるわけではない
  • 人気の本は貸出中ですぐに読めない。予約をするが、本によっては読めるのが数ヶ月先になる
  • 読む本を借りに図書館まで行く必要がある。読んだ本は返しに行かなければならない
  • 貸出期間があり、期限までに読み終わる必要がある
  • 公共の本なので、本にメモを書いたりページに折り目をつけることができない
  • (極希に)本にメモや落書き、破れなど、本が傷んでいる

デメリットは6つでした。6つを一言で表現すれば「本を買って所有しないから発生する不便さ」です。逆に言えば、本を買えば全て解消される不満な点です。

図書館の中核的な機能の1つが、本や CD/DVD などの無料での貸し出しです。この中核機能に対して、自分が感じるメリットを価値として深掘りすると、
  • 読みたい本が無料でレンタルできる → 買って読みたいとまではいかない本が気軽に読める → 様々な種類の本を読むことができる (読書体験の充実)
  • 本が自宅にたまらない → 本が部屋を占領することなく余裕スペースができる
図書館のデメリットが本を所有しないから発生することに対して、メリットは所有しないことで得られるものです。メリット/デメリットは、本を買って所有しないことの表と裏にあたります。

メリットとデメリットを並べると、単純な数ではデメリットが多いです。それでも図書館の利用をするのは、図書館がもたらす自分への提供価値が、デメリットを上回るからです。
 
もう1つ、図書館の中核機能とそれに対する価値があります。

図書館は大量の本を購入し保有しています。図書館の利用者は老若男女で、ありがたいのは赤ちゃんや幼児向けの本も充実している点です。図書館内には子ども専用のスペースが設けられています。

こうした図書館の機能に対して、自分にとって価値があるのは、2才の娘を連れて行くとたくさんの本に興味を持ち、図書館で親子で楽しくすごす時間を持てることです。

幼児向けの本に囲まれた環境で憩いの場になるのも、小さい子どもを持つ親にとっては図書館の価値の1つなのです。


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