
今回は書評です。
ご紹介する本は 病巣 - 巨大電機産業が消滅する日 (江上剛) です。
この記事ではわかること
- 本書のストーリー
- [考察 1] なぜ不正会計処理をしてしまうのか?
- [考察 2] 表面的な問題解決
フィクションのビジネス小説で、興味深く読めました。
ぜひ記事を最後まで読んでいただき、よかったらこの本を手に取ってみてください。
百田さんの小説の大きなテーマのひとつは、「他者のために自らの人生を捧げること」 ではないかと思っている。私自身、若き日に政治家を志してから常にそういう気持ちを忘れずに政治に取り組んできた。
『永遠の0』でも『海賊とよばれた男』でも、百田さんはそういう日本人を描いている。
もしも国民的アイドルが、日本国憲法を本気で学んだら……。
日本武道館のステージで憲法を暗唱して聴衆を沸かせた高校生 (当時) アイドルが、気鋭の憲法学者による講義をマンツーマンで受けた結果、日本一わかりやすい憲法の入門書ができました!
とはいえ、「人権論」 から 「統治機構論」 へと展開する本書の内容は、かなり本格的なもの。「表現の自由」 が憲法全体に果たす役割の重さには驚きを禁じえません。また、恋愛の自由、パパラッチの問題など、アイドルなら気にせずにはいられない事象についても、真正面から論じています。