2015/04/08

イチロー 「特別なことをするために、特別なことはしない。普段通りの当たり前のことをする」




2015年、イチロー選手はメジャー15年目のシーズンを迎えます。


並みの選手が1年365日続けられないことを、イチローは1日も欠かさない


PRESIDENT Online にイチローの記事が掲載されていました。 「鉄人」 イチロー・世界記録への挑戦|PRESIDENT Online から引用します。

41歳ながら、怪我もなく、動きに衰えは見えない。まさに鉄人、まさに 「無事是名馬也」 である。

「からだの準備がすごいですよね」 。先日、懇親会の際、ラグビー界の“レジェンド”、43歳の元日本代表、まだ現役の伊藤剛臣 (釜石シーウェイブス) はそう漏らした。「ぼくがストレッチを必死でやりはじめたのは40を越えてから。でも彼は、それをずっとやっているわけですから」

グラウンド入りしてからのルーティンワークは有名で、ストレッチも一つひとつ丁寧にやる。特別なことをやるのではない。股関節を柔らかくするマタ割り、肩甲骨の周りをしなやかにする肩のストレッチ……。並みの選手が1年365日続けられないことを、イチローは1日も欠かさずにやるのである。


特別なことを成し遂げるために


短い記事でしたが、興味深い内容でした。

この記事で最も印象に残ったのは、イチロー選手のこんな言葉でした。

イチローの名言集にはこう、ある。「特別なことをするために、特別なことをするのではない。特別なことをするために、普段通りの当たり前のことをする」 と。

イチローにとって 「普段通りの当たり前のこと」 の1つが、1日も欠かすことのない丁寧なストレッチなのでしょう。練習や試合前の準備です。

これをビジネスパーソンに当てはめると次のようになります。

  • 今日、自分がやることを ToDo 化しスケジュールを立てる
  • 会議の前には必ずゴールイメージとアジェンダを設定しメンバーに共有する
  • どんなプレゼンでも事前に話す練習をする
  • お客さんとの商談前には、相手のことを調べる


当たり前のことを当たり前にやる


イチロー選手からの示唆は、これら事前準備を大事な時や思い出した時だけではなく、毎回やることの大切さです。

普段通りにやり続ける。それがいつの間にか 「当たり前のこと」 になって、他人から見れば特別なことをやっているように見える。

「当たり前のこと」 を当たり前のようにできるか。この話は野球や仕事以外にも、日常生活でも当てはまると思います。

人生を豊かに歩むために大切なこと どうでもいいこと という本には次のような話が書かれています。

かつて僕は、尊敬する人から、こんな話を聞いたことがある。

「人間としての器が問われるのは、無人島に一人で流されたとき、朝起きてます何をするかだ」

無人島では、誰にも会うわけではない。だが、起きたらまず顔を洗い、ヒゲをそり、歯磨きをする。それができるかどうかが、優れた本質を持った人間である、と。

誰も見ていないところでこそ、人間は試される、ということだ。無人島できちんと生活できる人は、人間社会に戻ったときにもその生活は揺るがないだろう。これは、ライフ・マネジメントの核心を的確に表した話だと思っている。

結局、人生では、自分で人生をコントロールしているかどうか、が問われる。ダラダラと怠惰な暮らしをしているなまけものは、外でどんなに着飾っても見抜かれてしまう。顔つきや手つき、体つきに、すべて毎日の行動が出てしまうからである。もちろん人生に対する考え方も、である。


次の世界記録へ


2015年シーズン開始前の時点で、イチロー選手が積み上げたヒットは、大リーグで2,844本、日米通算では4,122本です。

2015年の今年、2つの大記録が見えてきています。大リーグ通算3,000本安打まで残り156本。日米通算で世界記録となる4,256本まであと134安打です。


イチローの走攻守ハイライト動画


イチロー選手の魅力は走攻守で非常に高いパフォーマンスが出せることです。以下に、それぞれの名場面映像を残しておきます。


イチローが達成した数々の記録





レーザービーム 2001





イチローの走塁 (Ninja)




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多田 翼 (書いた人)


外資系 IT 会社にて 「シニア マーケティングリサーチ マネージャー」 (LinkedIn) 。

1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身。学生時代は京都。家族4人で東京23区内に在住、2人の子どもの父親。気分転換は毎朝1時間のランニング。

書いている内容は、所属組織や会社の正式見解ではなく個人の見解です。