2015/11/29

ものごとを数字で捉え、さらに深く考えてみよう




今回は、数字で捉えることを意識してやってみるとよい、という話です。

エントリー内容です。

  • 数字に置き換える
  • 絶対値と割合の両方を見る


数字に置き換える


ビジネスマンのための 「数字力」 養成講座 という本には、次のことが書かれていました。

漠然としたことばが出てきたとき、さらに深く考える癖がついているかどうかが、頭がよくなるかどうかを大きく左右します。

(引用:ビジネスマンのための 「数字力」 養成講座)


この本の全体的な内容にも通じますが、ものごとを数字で捉える、表現するかどうかは、日頃から意識したいことです。

例えば、「増えた」 「多い」 「大きい」 は、人によって捉え方が違います。本人は増えたと思っても、他の人から見れば 「変わらない」 かもしれません。齟齬をなくすためには、具体的に数字で表現することです。数値に置き換わっていれば、共通認識を持てます。

先ほどの引用に関して言えば、数字に変換するプロセスでものごとを考えることができます。


絶対値と割合の両方を見る


数字に関してもう1つあるのは、絶対値と割合をセットで見るようにすることです。

% の数字を見た時に、見落とさないようにしたいのは % の分母となる絶対値は何かです。

例えば、30% 増えたといっても、それが 100 → 130 なのか、10,000 → 13,000 なのかです。この場合の 30% の分母は 100 か 10,000 のどちらなのかです。

% は割り算なので、分母の絶対値が何かを把握すれば、% だけでは漠然としたものだったことがより具体的になります。

逆も同じです。100万人という数字があったとします。100万という規模はそれだけを聞くと多い印象を受けるかもしれません。ただし、それが1,000万人のうちの100万なのか、1億人のうちの100万かで、全体の中の位置づけが変わります。前者であれば 10% 、後者であれば 1% です。

100万という数値だけにとらわれ過ぎるのではなく、背後にある 「全体」 がどれだけかを把握するよう心がけることです。その全体を分母にすれば % で理解することができます。

このように、絶対値 → %、% → 絶対値 と、意識して両方を把握できるようにすることが大切です。



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書いている人 (多田 翼)

ベンチャーから一部上場企業の経営・事業戦略を支援。マーケティング、コンサルティング・アドバイザー・メンター、プロダクトマネジメント。前職は Google でシニアマーケティングリサーチマネージャー、現在は独立 (詳細は LinkedIn または Facebook をご覧ください) 。

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1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身、学生時代は京都。現在は東京23区内に在住。気分転換は毎朝の1時間のランニング。