2015/11/05

金融資産の3年トレンドから考える2016年の投資方針




毎月の始めに、自分の持っている金融資産の状況を確認しています。

全ての数字をシートに記入し、今の時点で自分の資産がどうなっているかをざっくりと把握できます。月初めに毎月行なうので、過去の前月末の状態がトレンド化されます。毎月のシートの更新は、時間にして10分くらいの簡単な集計です。


保有する金融資産のカテゴリー


自分が保有する金融資産を、5つのカテゴリーに分けて管理しています。2015年10月時点でのそれぞれの内訳は、次の通りです。

  • キャッシュ:財布や家にある現金、銀行口座の預金、証券会社の MRF
  • 日本株式:主に日本株式に投資するアクティブ投資信託、個別株
  • 外国株式:先進国と新興国のインデックス投資信託
  • 外国債券:海外債券の投資信託、FX
  • 年金:国民年金と厚生年金、個人型確定拠出年金 (401k)


金融資産額の3年トレンド


2015年10月の最新の数字を反映しました。毎月の更新は3年以上続けていて、ここ3年の金融資産額の推移は以下のようになりました。2013年、2014年、2015年の10月末時点での金融資産額です。




この1年で増加したのは日本株式と外国株式


15年10月と14年10月を比べると、青色のキャッシュの資産額はほとんど変わっていませんでした。1年間の全資産の増加分は、キャッシュ以外の日本株式等のリスク資産です。

これは意図してのことでした。キャッシュとしての金融資産は当面は増えなくともよいと考えたので、その分を他の資産に割り当てようと決めていました。

具体的には、毎月の収入から生活費等の支出を引き、余るであろう金額を毎月の投資信託への自動積立に振り分けていました。

今年を振り返ると、数字から実現できたことがわかります。


カテゴリーごとの資産構成比


自分の中で、資産額とともに注意して見ているのが資産構成比です。金融資産のトータルを 100 としたとき、5つのカテゴリーはそれぞれ何 % を占めるかです。

同じく3年トレンドは以下のようになっています。



2015年のハイライトは、キャッシュ比率が 50% 未満になったことです (42.2%) 。

14年と比べて増加したのは、日本株式と外国株式の構成比で、特に日本株式は 18.8% → 26.1% と 7.3 パーセントポイント (pp) のプラスでした。13年 → 14年の日本株式の構成比変化は 7.4pp だったので、ほぼ同じだけ15年も伸びたことになります。


資産構成比の目標と実際


資産配分 (アセットアロケーション) の目標は、以下のように設定しています。

  • キャッシュ  22%
  • 日本株式      35%
  • 外国株式      20%
  • 外国債券      10%
  • 年金              13%

これを、先ほどの資産構成比3年トレンドのグラフに追加し並べてみます。



15年と目標を比べると、キャッシュ比率が 42% → 22% に減り、日本株式 / 外国株式 / 外国債券の構成比がそれぞれ増えることになります。


2016年の投資方針


グラフにすることであらためて見えてきたのは、仮に13年 → 15年と同じ変化を続けたとしても、来年16年10月頃時点では、まだ目標に達しないであろうという見込みです。今のペースでは、目標を達成するには2年ほどかかりそうです。

15年はキャッシュ資産額を一定のまま (減らさず) 、リスク資産に投資してきました。

アセットアロケーション目標を実現するためには、少なくとも16年はキャッシュを現状維持ではなく、減らす必要がでてきます。つまり、収入 - 支出 の分よりも大きい額をリスク資産にまわすことになります。

16年は今年よりも、アグレッシブに投資する方針です。投資対象は大きくは変えず、投資額を増やします。

主な投資対象は以下のエントリーでご紹介しています。

資産運用として使っている投資信託と、株式や債券に投資し資産運用をする理由 (2015年現在) 

ただ、現時点で考えているのは、資産配分の目標達成を1年後にすることは必須ではなく、1-2年程度の少し長い目で、資産配分を調整しながら実現できればと思っています。

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多田 翼 (書いた人)


外資系 IT 会社にてマーケティングリサーチ マネージャー (LinkedIn) 。

1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身。学生時代は京都。家族4人で東京23区内に在住、2人の子どもの父親。気分転換は毎朝 8km のランニングとピアノ。

書いている内容は、所属組織や会社の正式見解ではなく個人の見解です。