2015/12/02

株式投資も自己投資も本質的には同じ




30歳からはじめるお金の育て方入門 - 貯めながら殖やす新しい習慣 の著者は、自らを草食投資隊とする渋澤健氏・中野晴啓氏・藤野英人氏の3人です。



本書が興味書く読めたのは、「投資」 についてあらためて考えることができたからでした。そもそもなぜ投資をするのかの哲学的な内容が、本書を読み、最も印象に残ったことです。


株式投資とは


投資とは、将来に価値を生むであろうことに対して、自分の 「大切なもの」 を投じることです。

大切なものがお金で、価値を生むであろう対象が企業であれば、株式などの投資になります。株式投資とは、その会社が付加価値を生み続けてくれることを期待し、資産であるお金を投じることだからです。


自己投資も本質的には同じ


投じる 「大切なもの」 は、お金だけではありません。自分の時間やエネルギーも含めて考えることができます。

自分に対する投資 (自己投資) の考え方も、本質的には同じです。

今後、自分の価値が高まること、自分の目指す方向として高めたいことに投資をする行為だからです。

勉強をしたり、読書、旅行、何か新しいことに挑戦するなど、お金を使うことだけではありません。自己投資は、時間や知恵、エネルギーなど自分の持つ資産を活用して、経験や成長などのリターンを得る行動です。

リターンとは、自分の価値が高まることです。自分の価値を高めるとは、より多くの人の役に立つ人間になることです。

より多くの人とは、別の言い方をすれば社会のことです。自分の価値を高めることで、社会に対してより貢献できることを増やしていく。


投資によって得られる価値


この意味において、自己投資も、株式投資などの他己投資も本質的には同じです。他己投資は、自分以外への色々な投資が含まれるので、子どもへの教育、NPO 組織などへの投資、あるいは税金や年金を払うことも当てはまります。

投資とは、将来に価値を生むであろうことに対して、自分の 「大切なもの」 を投じることだと書きました。

ポイントは、大切なものを投じるにあたって期待される価値は何かです。単に損得勘定で考えるのではなく、期待する負荷価値が、自分の哲学や人生にとって意味があることなのかです。

自分の 「大切なもの」 を活用するからこそ、投資対効果を複数の視点で持っておくことが大切です。



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多田 翼 (書いた人)


外資系 IT 会社にて 「シニア マーケティングリサーチ マネージャー」 (LinkedIn) 。

1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身。学生時代は京都。家族4人で東京23区内に在住、2人の子どもの父親。気分転換は毎朝1時間のランニング。

書いている内容は、所属組織や会社の正式見解ではなく個人の見解です。