2014/02/11

建国記念の日に考える「日本と日の丸と太陽」

今日、2月11日は「建国記念の日」です。なぜ建国記念なのかというと、日本書紀によると、初代天皇である神武天皇が即位した日とされているからです。(神武天皇が即位したのは旧暦では1月1日で、明治期に新暦の2月11日と換算された)

いつ頃の話かと言うと、神武天皇が即位したのは紀元前660年、今から2700年ほど前です。大和地方での橿原宮で即位しました。橿原宮は今でも橿原神宮として奈良県に存在しています。

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■日本と太陽

日本という国名は、中国大陸から見ると東に位置することから太陽が昇るので「日の本」とされたのが由来のようです。

太陽崇拝だった国は他にも多くありましたが、国名にまでしたのが日本です。それだけ日本人は太陽を大事にしてきた民族と言えます。

自分の感覚としても、例えば日の出を見ると何か感じるものがあったり、「お天道様が見ている」と考え悪いことはしないようにする教えも、すんなりと受け入れられます。

日本人の考え方の特徴として、自然を敬い感謝し、時には畏れながらも自然と共生していこうとする姿勢があると思います。だからこそ、太陽が特別な位置づけにあるのではないでしょうか。



■日の丸と太陽

日本と太陽が密接に関係しているのは、国旗を見てもわかります。白地の中央に赤い丸で表現される「日の丸」。国のシンボルである国旗にも太陽を見ることができます。

日の丸の歴史は古く、少なくとも中世の頃には武士たちが自分たちの旗印として使い出していたようです。Wikipediaには「日本で白地赤丸が日章旗として用いるようになった経緯は諸説あり正確には不明である。一説には源平合戦の結果が影響していると言われている」との言及がありました。

近世での朱印船の絵図にも日の丸を見ることができます。日本の船籍を表すものとして船の船尾に日の丸の旗が掲げられたようです。

日の丸が使われた歴史を見ると、日本人の中に自然に浸透していったように感じます。それだけ、自然を敬うことを大切にしている日本人の根源に太陽信仰があったのでしょう。日の丸は日本人の感性に合うものだったと思います。

■もっと長い時間軸で「日の丸」を捉える

翻って現代日本での日の丸は議論を呼ぶ対象の1つになってしまっています。日本では言論の自由があり、国旗に対しての感情/意見は人それぞれなのかもしれません。それはあるにしても、日の丸が国旗であるにもかかわらず、一方でレッテルや非難の対象にもなっているのが残念に思います。

日の丸は歴史が長く、私たち日本人の祖先の間で自然に浸透し受け入れられていったと考えられること、自然や太陽を敬い尊重する日本人の考え方に馴染む存在であったこと。そうした長い時間軸の歴史から日の丸を捉える視点も忘れてはいけないと思います。


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多田 翼 (書いた人)