投稿日 2024/11/20

WOW と Yeah - 卓越した戦略家でマーケターでもある小室哲哉さんから学べること

#マーケティング #音楽 #本

1990年代の日本の音楽シーンを席巻し、数々のヒット曲を世に送り出したのが小室哲哉さんです。小室さんの音楽は世代を超えて多くの人々に愛され続けています。

今回は、書籍 「WOW と Yeah 小室哲哉 起こせよ、ムーヴメント (神原一光 (かんばら いっこう) ) 」 を取り上げ、小室さんご自身が語るヒット曲誕生の記憶を紐解きます。


この本で明かされるのは、小室さんの時代の変化を先読みする力、市場の空白を見つける洞察力、そして常に攻めの姿勢で挑戦し続ける姿です。

卓越した戦略家でマーケターとしての側面も持つ小室哲哉さんから、私たちのビジネスにも活かせるヒントをお届けします。

投稿日 2024/11/19

人気カテゴリーで勝つ!プレスバターサンドに学ぶ、戦う場所を決める重要性と勝ち筋の追求

#マーケティング #戦場 #勝ち筋

新しい商品を開発する際、あなたならどのような戦略をとりますか?

全く新しい市場を開拓するのか、それとも既存の市場で勝負するのか。いずれの場合も、もしかしたら 「新しさ」 にこだわるあまり、過度なリスクを負うことになるかもしれません。

ビジネスで重要なのは、「どこで戦うか」 という戦場の見極めです。

今回は、旅行や出張のお土産の定番菓子であるバターサンドに新しい風を吹き込んだ 「プレスバターサンド」 を取り上げます。この事例から、新商品開発における "市場の選択" と "勝ち筋の追求" の重要性を解説します。

投稿日 2024/11/18

桃鉄 教育版。学校の教育現場から生まれた、開発者とユーザーの価値共創

#マーケティング #お客さんの使い方 #価値共創

商品やサービスの価値は、売り手が一方的に決めるのではなく、買い手との相互作用の中で生まれるものです。

しかし、実際にそれを実現するのは簡単ではありません。企業は自社商品のことに自信を持っているがゆえに、「お客さんが本当に求めているもの」 が見えなくなることがあるからです。

今回取り上げたいのは、コナミデジタルエンタテインメントの 「桃太郎電鉄 教育版」 です。

売り手の想定外の使われ方から生まれた、新しい価値とは一体どのようなものなのでしょうか?

ゲーム開発者と教育現場との対話から生まれた顧客価値の過程を追ってみると、私たちビジネスパーソンも学べることが見えてきます。

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多田 翼 (運営者)

書いている人 (多田 翼)

Aqxis 代表 (会社 HP はこちら) 。マーケティングおよびマーケティングリサーチのプロフェッショナル。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

前職の Google ではシニアマネージャーとしてユーザーインサイトや広告効果測定、リサーチ開発に注力し、複数のグローバルのプロジェクトに参画。Google 以前はマーケティングリサーチ会社にて、クライアントのマーケティング支援に取り組むとともに、新規事業の立ち上げや消費者パネルの刷新をリードした。独立後も培った経験と洞察力で、クライアントにソリューションを提供している。

ブログ以外にマーケティングレターを毎週1万字で配信中。音声配信は Podcast, Spotify, Amazon music, stand.fm からどうぞ。

名古屋出身、学生時代は京都。気分転換は朝のランニング。