2017/10/21

ビットコイン等の仮想通貨を買う理由、仮想通貨への期待とリスク


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仮想通貨は、毎月一定額で積立をするような買い方をしています (2017年10月現在) 。10月現在で保有しているのは5つです。ビットコイン (BTC) 、イーサリアム (ETH) 、リップル (XRP) 、アイオータ (IOTA) 、セグウィット2x (Segwit2x (BT2) ) です。

今回のエントリーは、仮想通貨を買う理由、仮想通貨に期待すること、仮想通貨のリスク、リスクへの対応について書いています。


仮想通貨を買う理由


仮想通貨を買う理由は3つあります (2017年10月現在) 。

  • 仮想通貨を体験するため
  • 資産の分散
  • 仮想通貨の可能性に投資

以下、それぞれについて説明します。


1. 仮想通貨を体験するため


仮想通貨は、円や米ドルなどの法定通貨とは考え方や仕組みが全くことなります。これまでにないもので自分なりに調べました。しかし本やネットで見るだけでは、仮想通貨がどんなものかの実感が得られませんでした。

仮想通貨への好奇心と、実際にどのようなものかを体験して理解するために、仮想通貨を持つことにしました。2017年10月現在は、仮想通貨で最も規模が大きく、代表的な存在であるビットコインをメインで買っています。

他に買っている仮想通貨は、スマートコントラクトをブロックチェーンで目指しているイーサリアム、ブロックチェーンではなく Tangle (タングル) という別の技術によって構築され IoT の基盤になると期待できるアイオータです。


2. 資産の分散


私自身の金融資産は、日本円の資産が多くを占めています。日本円以外の米ドルや外国債券を含めても、金融資産全体の 6~7% 程度です。

日本円に偏りすぎるリスクを考え外国通貨を持っていますが、一方でこれまでは米ドルやユーロ等への保有を増やしたいと思える動機が十分にありませんでした。ビットコインなどの仮想通貨は、日本円以外の資産の分散の観点からも有力な選択肢だと考えています。


3. 仮想通貨の可能性に投資


仮想通貨には、「未来の当たり前」 になることを期待しています。ブロックチェーンをベースにしているので、法定通貨の不便を解決してくれることを期待しています。

将来は決済や送金にごく普通に使われ、2017年現在よりも仮想通貨の利用シーンは増えていくと考えています。別の言い方をすれば、仮想通貨の利用価値は高まるということです。仮想通貨のこれからの可能性に期待し、仮想通貨を買っています。


法定通貨の不便さ


法定通貨の利便性でのボトルネックは、決済や送金の認証に人による手間とコストがかかることです。

利用者にとっては、決済や送金の手続完了までに時間がかかり、手数料が余分に支払う必要があることです。


仮想通貨に期待すること


ビットコインなどの仮想通貨に期待したいことは、法定通貨の不便さを機械による自動化と仕組みで解決することです。

法定通貨では、人の手で時間とコストをかけて扱うので、決済や送金の手続き完了までに時間がかかり、手数料が発生します。こうした利用者にとっての不便さを、仮想通貨に解消してほしいです。

法定通貨に比べ、仮想通貨の代表的な存在であるビットコインの興味深い仕組みは次の通りです。

  • インセンティブ設計:ビットコイン取引情報の承認競争に勝てば、マイナー (採掘者) は手数料と新たなビットコインを獲得できる
  • 民主的な承認:承認プロセスは、競争に勝てなかったマイナーの二番手以降が、一番のマイナーの承認作業を確認し承認する
  • 分散型:ビットコインの明確な管理者は存在しない分散型 (法定通貨での中央銀行のような管理者が存在しない)


仮想通貨を持つリスク


2017年現在、仮想通貨は数多くの種類が乱立している状況です。最も規模の大きいものはビットコインで、他にもイーサリアム (通貨単位はイーサ) やリップルなどがあります。ビットコインやイーサリアムが分裂したように、一つの通貨から枝分かれするように増えることもあります。

仮想通貨のリスクは、ビットコインなどの各通貨レベルでは、将来的にも存続するかの見通しが不透明なことです。

仮想通貨やベースとなっているブロックチェーンの技術が今後も発達します。技術的にもっとよい通貨が登場すれば、今は価値のある通貨でも乗り換えが起こるでしょう。技術的な要因だけではなく、仮想通貨それぞれの成り立ちや思想によっても、一時は人気のあった通貨が利用者やマイナーから支持されなくなる可能性もあります。

2017年現在の代表的な仮想通貨であるビットコインも、今後も価値が上昇し続け、あるいは一定の価値を維持できるとは限りません。

ビットコインについては、仕組みとして取引認証にかかる時間が最低10分は必要です。もっと高速でリアルタイム性が求められる決済や送金には不向きな仮想通貨です。


リスクへの対応


以上のような仮想通貨のリスクへの対応は、分散をすることです。分散には2つの意味があります。

  • 仮想通貨内での分散
  • 円などの法定通貨と仮想通貨のバランス

1つ目は、仮想通貨を買う際にビットコインだけではなく、他の通貨も買うことです。

その際には、それぞれの通貨の技術や機能、考え方などの特徴を見て判断します。もっとも専門家ではないので、判断できることは限界があるでしょうが、一つの種類だけを持っておかないようにしたいです。

2つ目は、円などの法定通貨と仮想通貨のバランスです。

これからも継続的に仮想通貨を買い続けるにしても、円や米ドルなどの法定通貨、法定通貨がベースになった投資信託などは引き続き積立投資をするつもりです。仮想通貨の将来的な可能性を期待しつつも、現実的には仮想通貨だけへの投資は当面は考えていません。

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書いている人 (多田 翼)

ベンチャーから一部上場企業の経営・事業戦略を支援。マーケティング、コンサルティング・アドバイザー・メンター、プロダクトマネジメント。前職は Google でシニアマーケティングリサーチマネージャー、現在は独立 (詳細は LinkedIn または Facebook をご覧ください) 。

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1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身、学生時代は京都。現在は東京23区内に在住。気分転換は毎朝の1時間のランニング。