#マーケティング #顧客セグメント #価値提案
J リーグは、日本において知名度を持つプロサッカーリーグですが、実際にスタジアムに足を運んで観戦するかどうかは人によって大きな差があります。
そこで J リーグが取り組んでいるのが、顧客層を特徴ごとにセグメントに分け、各顧客層にぴったりのアプローチを打ち出すという方法です。
マーケティングの視点から見てもこの取り組みは興味深く、私たちが学べるヒントが数多く隠されています。
#マーケティング #顧客セグメント #価値提案
J リーグは、日本において知名度を持つプロサッカーリーグですが、実際にスタジアムに足を運んで観戦するかどうかは人によって大きな差があります。
そこで J リーグが取り組んでいるのが、顧客層を特徴ごとにセグメントに分け、各顧客層にぴったりのアプローチを打ち出すという方法です。
マーケティングの視点から見てもこの取り組みは興味深く、私たちが学べるヒントが数多く隠されています。
#マーケティング #ブランドコンセプト #ロングセラー
ブランドを長期的に維持し成長させていくためには、中心に通る軸となるコンセプトが大事な役割を果たします。
たとえ優れた商品であっても、価格競争や一時的な話題性に頼っていては、消費者の心に存在し続けることは難しいでしょう。新商品を投入する際にも、ブランドのコンセプトに沿った商品開発とマーケティングを行うことにより、ブランド全体の評価や好感度を底上げし、長期的な成長を実現できます。
今回は、ロッテのチョコパイを取り上げます。発売から40年以上たった今も、チョコパイはブランド価値を高め続けている代表例です。
チョコパイから得られる新商品開発とブランド構築について、ぜひ一緒に学びを深めていきましょう。
#マーケティング #顧客理解 #顧客インサイト
お客様の要望はしっかり聞いていて、その通りに対応したのに、なぜかお客様に響かない。結局は競合他社を選ばれてしまった…。そんな経験はありませんか?
BtoB メーカー向けの製品販売では、「もっと安く」 「設置しやすく」 「メンテナンスを強化してほしい」 といった要望が寄せられます。しかし、相手が言う内容をそのまま受け入れるだけでは、本当にお客様が求めているものを提供できていないかもしれません。
実は、こうした表面的な要望の裏には、お客様自身も意識しきれていない 「顧客インサイト」 が隠れています。インサイトに気づき、適切な提案ができるようになれば、価格競争に巻き込まれず、本質的な商品・サービスの価値で選ばれるようになります。
では、どうすれば顧客インサイトを発掘し、活かせるのでしょうか?
今回は、顧客インサイトを発掘する方法を紐解きます。
#マーケティング #顧客接点 #フィジカルアベイラビリティとメンタルアベイラビリティ
自社の商品やサービスがどんなにすばらしくても、消費者や顧客の目に触れなければ選ばれる機会はありません。
お客さんに選ばれる存在になるためには、「フィジカルアベイラビリティ」 と 「メンタルアベイラビリティ」 という2つの要素を高めるアプローチが効果的です。
今回は、江崎グリコの 「セブンティーンアイス」 の事例から、フィジカルとメンタルの2つのアベイラビリティを巧みに組み合わせるマーケティングを紐解きます。
#マーケティング #事業領域 #価値定義
ロングセラー商品は、時代ごとに姿や中身も変えながら生き残ってきました。
生き残るためには、まず 「どの市場で勝負をするのか」 と 「実際のところ誰と争っているのか」 を見極める必要があります。本当の相手が見えていないままに過去の成功体験だけにとらわれて戦うと、いつの間にかお客さんの状況やニーズが変化していて、気づいたときにはシェアが奪われてしまうこともあるからです。
今回は、味の素の調味料を例に、商品が長くお客さんから愛される秘訣を考えます。
#マーケティング #顧客設定 #注力顧客を広げる
マーケティングではターゲット顧客は絞るという定石がありますが、本当にそうなのでしょうか?
一般的には企業はターゲティングによって顧客を狭く設定しますが、あえてお客さんの裾野を広げ、ビジネスを成長させようと意欲的に挑戦している会社もあります。そんなひとつが文具メーカーのコクヨです。
コクヨが取り組む 「インクルーシブデザイン」 は、従来は見過ごされがちだった左利きの人や高齢者、障害のある方々のニーズに目を向けました。誰もが使いやすい製品が生まれただけでなく、ブランド価値の向上や売上増など、ビジネスでの成果を上げています。
コクヨはどんな狙いや戦略でインクルーシブデザインを推進しているのでしょうか?
#地政学と経済安全保障 #戦略と実践 #本
最近よくニュースなどで見聞きする 「地政学リスク」 や 「経済安全保障」 。なんだか難しそう… と感じていませんか?
でも実は、グローバルに事業を展開していなくても、今やビジネスにおいても避けては通れない重要なテーマなのです。
今回は、そんな地政学や経済安全保障とビジネスとの関係を、単なる知識・教養で終わらせず、実践的な 「戦略思考」 へと高められる一冊をご紹介します。
本のタイトルは、ビジネスと地政学・経済安全保障 - 「教養」 から実践で使える 「戦略思考」 へ (羽生田慶介) です。
アメリカと中国の米中対立やサプライチェーンの混乱など、世界は今、大きなうねりの中にあります。もはや他人事ではなく、地政学や経済安全保障の観点から、企業は経営戦略・事業戦略の前提を見直す 「パラダイムシフト」 が求められています。
では、経営企画から営業・調達まで、どう全社でリスクに向き合い、ピンチをチャンスに変える 「戦略思考」 を実践すれば良いのでしょうか?
ぜひ一緒に学びを深めていきましょう。
#マーケティング #変えないことと変えること #顧客から気づかれない変化
長年愛されている自社商品を変えるのは、難しい決断が求められます。
変更によって顧客離れが起きれば、それまで築き上げてきたブランドイメージや信頼を一瞬にして失いかねません。かといって、時代の変化に対応しないまま、ただ同じものを作り続けることが正解とも限りません。
では、ロングセラー商品はどのように進化させるといいのでしょうか?
今回取り上げるのは、1964年の発売以来、日本の食卓で愛され続けている 「味ぽん」 です。約10年かけて行った 「消費者に気づかれない変化」 の事例から、「変えるべきもの」 と 「守るべきもの」 の見極め方を紐解きます。
#マーケティング #顧客理解 #価値実現
「自社商品は、この消費者層には売れないだろう」 。
こんなふうに決めつけていないでしょうか?
業界の常識やステレオタイプに縛られ、見過ごしているニーズはないでしょうか?
そんな思い込みを取り払うことによって、新たな市場が開けることがあります。
視点を変えるだけで、まったく違う価値が生まれます。そして、消費者の生活や行動、心理を丁寧に掘り下げることにより、今まで気づかなかったニーズを発見することもできます。
今回は、思い込みを打ち破って新たな市場を切り拓いたユニークなスポーツジムの事例から、顧客価値を創造する方法について考えます。
#マーケティング #商品のサービス拡張 #顧客価値
今回は、商品をサービスへと拡張するアプローチやポイントを、具体的な事例から探ります。
ご紹介したいコクヨの 「大人のやる気ペン」 は、ただの筆記具ではなく、学習を続けるための体験を提供するユニークな IoT ツールです。学習の可視化とモチベーション維持をサポートしてくれます。
この事例をもとに 「商品のサービス拡張」 がどのようにお客さんに価値をもたらし、継続的に選ばれる理由を生み出すかを掘り下げていきましょう。
#マーケティング #未顧客 #顧客文脈
すでに自社商品を購入してくれている既存顧客を中心にマーケティングを展開することも大事ですが、本当の成長機会は 「未顧客」 というまだ開拓していない大海に眠っているのかもしれません。
事業を成長させるためには、まだ商品やサービスを知らない 「未顧客」 や、利用頻度が少ない 「ライトユーザー層」 にどうアプローチするかが重要になるからです。
北海道ボールパーク F ビレッジは、野球場への固定概念を覆し、年間418万人もの来場者を集める新しい複合施設へと生まれ変わりました。マーケティングの観点で興味深いのは、これまで球場に足を運ばなかった人々の 「未顧客文脈」 を捉え、新たな価値を提案したことです。
今回は、未顧客の捉え方と具体的なマーケティング手法を、F ビレッジの事例をもとに掘り下げます。
#マーケティング #新規事業 #本
新規事業において企業が陥る失敗は、机上の空論に終始したり、早すぎる売上目標の達成のために闇雲に大規模な投資を行ったりすることです。
では、成功している企業は、どのように新規事業を生み出しているのでしょうか?
本書 「インサイト中心の成長戦略 - 上場企業創業者から学ぶ事業創出の実践論 (中村陽二) 」 は、新しいビジネスを立ち上げる実践的な方法を示してくれます。
事業領域の選定から、成長の核となる 「インサイト」 の見つけ方、そして具体的な実行プロセスまで。現場で使える実践知を得るために、ぜひ一緒に学んでいきましょう。
#マーケティング #市場創造 #じゃない方
市場が成熟してくると、同じカテゴリーの競合同士が限られたパイを奪い合う構図になりがちです。競合が多く、需要が飽和状態に近づき、価格競争やポイント還元などの目先の施策を繰り返すだけでは大きな成長が見込めません。
ではそのような状況に陥ったとき、どうすれば新しい活路を見出せるのでしょうか?
この文脈で注目したいのが、"じゃない方" を見るという逆転の発想をするアプローチです。
自社が従来ターゲットとしてきた市場や注力顧客だけに目を向けるのではなく、使わない人や買っていない人、やっていない人といった、これまで想定していなかった層を観察し、未顧客の潜在ニーズを商品やサービスに転換していくという手法です。
今回は、資生堂の 「ファンデ美容液」 の事例から、どのように "じゃない方" を捉えるか、そして汎用的に得られる学びについて紐解きます。
#マーケティング #パーセプションチェンジ #価値の再定義
マーケティングにおいて 「パーセプションチェンジ」 は重要なキーワードのひとつです。
パーセプションという、お客さんが持つ商品やカテゴリーに対するイメージや価値認識を変えられれば、お客さんの購買行動も変わります。
今回は、ジャパンフリトレーが展開する 「マイクポップコーン」 を取り上げ、実際にどのようにパーセプションチェンジを狙った施策を行い、どんな成果を得たのかを見ていきます。
そして、得られる学びとして、パーセプションチェンジを実現するためのマーケティングのポイントを解説します。
#マーケティング #コアバリュー #変えないことと変えること
変えないことを知っているから、すべてを変えることができる――。
この言葉は一見すると矛盾しているように聞こえるかもしれますが、実はブランドの戦略や製品開発など、あらゆるビジネスシーンに当てはまる重要な示唆を与えてくれます。
ご紹介したいキリンビールのアルコールブランド 「氷結」 が海外に進出した事例は、この言葉を体現している好例といえます。
今回は、前半では氷結の具体的な海外展開から、どのように 「変えないこと」 を軸にしながらも 「変えること」 を見出したのかを見ていきます。そして後半では、氷結の事例から得られる汎用的な学びを考察します。
#マーケティング #ミッションとビジョン #存在意義
あなたの会社や組織に、明確なミッションとビジョンはありますか?ある場合も、ミッションやビジョンが単なる飾りの言葉になっていないでしょうか?
企業が掲げるミッションやビジョン。しかし現実にはいつしか形骸化し、日々の業務に反映され活かされていないケースが少なくありません。
ご紹介したいスターバックスでは、ミッションが6万人を超えるパートナーに浸透し、スタバの店舗での業務から地域貢献まで、様々な活動を生み出しています。
今回は、スタバがどのようにミッションとビジョンを組織活動や事業展開の原動力にしているのかの秘密に迫り、そこから学べることを紐解きます。
#マーケティング #顧客接点 #顧客理解
消費者やお客さんが本当に求めているものを、どれだけ正確に把握できているでしょうか?
日々の業務に追われる中で、お客さんの声が営業担当者や調査レポートを通じた "間接的な顧客情報" になっていませんか?
消費者やお客さんのことを深く理解するためには、それだけでは不十分です。この文脈でご紹介したいのは、新潟の家電メーカーであるツインバードの取り組みです。
背景や具体的な内容や狙いから、私たちのマーケティング活動に活かせるヒントを考えます。
#マーケティング #戦略 #選択と集中
万人向けの製品よりも、一部の人が熱狂する製品をつくる――。
すべての人にそこそこ受け入れられるより、「これは自分のためのものだ!」 と強く共感されるほうが、目指す事業規模の前提によってはブランドの成長につながることがあります。
今回紹介する iPhone 用物理キーボード 「Clicks Keyboard (クリックスキーボード) 」 は、まさにこの戦略を体現した製品です。
「100人のうち熱狂的に支持してくれる3人の心をつかむ」 というアプローチから、ぜひ一緒に学びを深めていきましょう。
#マーケティング #新規顧客 #スポーツビジネス
プロサッカー観戦といえば週末のスポーツエンタメというイメージが強いかもしれません。しかし実は、「試合当日以外のマーケティング施策」 によってファン人口の拡大やスタジアム動員が行われているのをご存知でしょうか?
日本の J リーグは、ファンを増やすだけでなく、長く応援してもらうための取り組みをいくつも行っています。
今回は、サッカー好きな人だけでなく、マーケティングに興味のあるみなさんにも役立つポイントを、J リーグの事例からご紹介します。
#マーケティング #顧客理解 #本
他人やお客さんのことを、「まさかそんなことをするなんて」 と思ったことはありませんか?
たとえば、マーケティングの文脈では消費者の行動で、わざわざ遠くの店で買い物をする人や、便利なサービスを使わずに手間のかかる方法を選ぶ人。普通なら避けるはずの選択肢を進むのには、本人なりの理由があるものです。
そんな 「理解できない」 と思える消費者や顧客の選択にこそ、ビジネスへの本質的なヒントが隠されています。
今回は、76歳の女性が 「刑務所に入りたい」 と願う小説の 「一橋桐子 (76) の犯罪日記 (原田ひ香) 」 から、人間心理の本音を読み解き、ビジネスへの示唆を考えていきます。
ぜひ一緒に学びを深めていきましょう。
Aqxis 代表 (会社 HP はこちら) 。マーケティングおよびマーケティングリサーチのプロフェッショナル。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。
前職の Google ではシニアマネージャーとしてユーザーインサイトや広告効果測定、リサーチ開発に注力し、複数のグローバルのプロジェクトに参画。Google 以前はマーケティングリサーチ会社にて、クライアントのマーケティング支援に取り組むとともに、新規事業の立ち上げや消費者パネルの刷新をリードした。独立後も培った経験と洞察力で、クライアントにソリューションを提供している。
ブログ以外にマーケティングレターを毎週1万字で配信中。音声配信は Podcast, Spotify, Amazon music, stand.fm からどうぞ。
名古屋出身、学生時代は京都。気分転換は朝のランニング。