2013/05/26

ネット広告の今後の課題:広告本来の目的を実現するために




インターネット広告の何が画期的だったかを知るには、従来のマス広告と比べてみるとよくわかります。


マス広告と比べたネット広告の特徴


ネット広告では広告媒体がネット上であるため、広告スペース (在庫) はマス広告よりも多いと言えます。従来のマス広告ではテレビ・新聞・雑誌内の時間やスペースなど限られています。

ネット広告は、広告測定にも特徴があります。どれくらい広告が表示されたのかのインプレッションや、クリック数、コンバージョンを測れるようになりました。

広告の課金体系も実際にクリックに応じてが主流です。一方、マス広告は広告を出稿した分の課金でした。

2013/05/25

転職して1ヶ月を振り返る


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転職をして1ヶ月がたちました。振り返って見るとあっという間にすぎて、実感としては3ヶ月とか半年くらい前に転職をした感じです。中身の濃い1ヶ月でした。

転職後に会った友人や知人からは転職後の近況を聞かれることも多く、今回のエントリーでは転職後すぐの今の状況を振り返ってみます。あくまで1つのケースにすぎませんが、転職を考えている方の参考にもなればと思います。

2013/05/19

書評「リスティング広告 プロの思考回路」

「リスティング広告 プロの思考回路」という本をご紹介します。ネット広告の1つであるリスティング広告(ユーザーの検索結果に連動して広告が表示される)の基本的な考え方と、実践的な内容もバランスよく書かれています。

■リスティング広告のプロが持つ2つの視点

リスティング広告で大事な3つ視点は、
  • 自社(広告主)を知る:ランディングベージ(LP)に訪問者に本当に伝えたいことが書いていない
  • 競合を知る:そのキーワードで出稿しても、(同じキーワードで出稿している)他社に勝てない
  • お客を知る:その広告文で本当にクリックされるのか
まさに3Cのフレームそのものです。

リスティング広告のプロたちが実践している2つがあって、
  • 「お客さまは必ず自社(広告主)と競合他社を比較している」ことを念頭に置く
  • 「比較されたときに勝てる武器は何か」を理解している
検索結果に連動されるリスティング広告は、ユーザーが自分のニーズを検索キーワードという形で表現し検索した時に初めて広告が表示されます。ほとんどの場合、競合他社の広告も出ます。これはリスティング広告の特徴。

つまり、比較されることになるので、他社と比べられても自社が選ばれる「武器」がなければ、自社広告が上位に表示されても他社に取られるか、自社広告をクリックされるだけで終わってしまいます。よって、「比較された時に勝てる武器は何か」を理解することが非常に重要。

■リスティング広告の3つの要素

リスティング広告は、①キーワード、②広告文、③ランディングページ(Webサイト)の3つが一体となって初めて大きな成果が出るもの。リスティング効果が高い時は3つのバランスがいいし、効果が出ていない時はバランスが崩れている。

3つの要素それぞれに対して、比較された時に勝てるかという視点が大事だと理解しています。

広告出稿前にキーワードを深掘りする際には、候補となるキーワードについてどんな広告主が入札しているか調査してみます(例:Googleで検索)。その時に広告表示される数(広告主)が多いほど、そのキーワード市場の競争が激しいことがわかる。見方を変えるとその市場はお客ニーズも多いとも言えます。

リスティング広告として表示される広告文も「比較されている」視点は大切です。本来、広告文には自社商品/サービスの特徴が端的に書かれてものであるべき。巧みな広告文で集客できても(クリックされても)、サービス内容と広告文が乖離しれていればコンバージョンされません。いくら広告文で競合と差別化されていても、最終的には正しい情報(ユーザーのニーズにあったもの)につながらないと意味がないのです。

ランディングページでも、ユーザーやお客の立場で考えることが大事。ランディングページの目的は、サービスの特徴を一目でわかりやすく伝えること。そのためには、ランディングページでは自社の強みをまず訴求し、その強みがお客様の役にも立つ・メリットがあることを伝える。お客さまに安心感を与えて納得してもらいコンバージョンにつなげる。大切なのは、ターゲットの具体的な想定と、お客にとって「買わない理由が見つからないページ」にすることです。結局のところは、このランディングページは、お客のニーズに本当に答えているか。

★  ★  ★

本書がおもしろかったのは、小手先の技術やテクニックではなく、リスティング広告運用でどういう考え方をすればよいかまで踏み込んで書かれている点です。単にクリック率や広告スコアを上げるにはどうすればいいかではなく。

一通り読むことでリスティング広告の理解も進むし、ケース例とともに説明されているので、具体的なイメージも持てます。タイトルにあるように「リスティング広告のプロの思考回路」が学べます。




2013/05/18

「男の子の子育ては楽しい」と思えるようになるためのしつけ方

「言うこと聞かない!落ち着きない! 男の子のしつけに悩んだら読む本」という本のターゲット読者は母親でした。

お母さんから見て男の子の行動は理解できない、言うことは聞かないし、落ち着きがない。本書はそんな「男の子って大変」をお母さんの考え方ひとつで「男の子って楽しい」に変えられますよ、というメッセージが趣旨です。

■しつけとは教えること

印象的だったのは、「しつけ」についての考え方。子どものしつけのイメージは、叱ったり強く言い聞かせたりと半強制的に子どもを変えていくと思いがちです。

本書で書かれていたのは「しつけとは教えること」。これはこうするもの、とメッセージを伝えることであり、言ったその場で子どもの行動が変わるかどうかは関係がない。教えるという伝えた時点で「しつけ」はできている。この考え方は、いいなと思いました。

男の子の子育てでは、厳しい対応をしてすぐに子どもの態度/行動を変えようとするのは逆効果。そうではなく、気長に教える、伝え続けることが大事だそうです。そもそも、これが本来のしつけである、と。

「しつけ」を「教えること」と捉えると、本書で書かれていた躾のポイントもすんなりと自分の中に入ってきました。
  • 気長に繰り返し教える:2回や3回は言い続けたことにはならない。10回でも100回でも教えるくらいの気持ちで
  • 正しくないことを叱るより、正しいことを褒める:例えば、靴を脱ぎっぱなしにしたこと(正しくないこと)を叱るのではなく、靴を揃えて脱いだ時(正しいこと)を褒めてあげる。きちんとやった行為こそ、認めて褒めてあげるべき。一般的には逆のパターンが多く、子どもが良くないことや親が困ることをすると怒るケースが多い。正しくないことを叱る場合でも、「それはダメ、◯◯しようね」と軽く教えるくらいにする
  • させないこと/してほしいことは具体的な言葉で伝える:疑問文の叱り方ではなく、具体的な行為を伝える。例としては、NG:いつまで起きてるの→OK:もう寝なさい、NG:どうしてそんなことをするの→それはしてはダメ。単語だけの叱り方も子どもには伝わりにくい。例えば、「ひじ!」ではなく「食事中にひじをついてはダメだよ」と子どもが理解できるよう具体的に表現する
  • 北風ではなく太陽方式で:おもちゃを片づけないとお菓子抜き、のような脅しや罰を与える北風方式ではなく、片付けたらおやつを食べようね、と子どもが自ら進んでやろうという気持ちにさせる

■子どものしつけは「ありのままを受け入れる」ところから

親の心得としてあらためて大事だなと思うのが、子どものありのままを受け入れること。子どもと向き合って、認めてあげることです。

お母さんにとって男の子の子育てが大変なのは、男の子は異性だから。これが本書のキーメッセージの1つ。自分の子供でも1歳にもなればもう男性なので、理解できない言動が出てきます。それに対して「どうして◯◯なの?」ではなく、「男の子だから仕方ないか」と受け入れてあげる。

できなくて当たり前と認めてあげて、じゃあどうすればできるようになるかを前向きに、子どもと一緒に考えていくようなしつけです。

子どものありのままを認める時に大事だなと思ったのは、まずは子どもの気持ちや行動を受けとめる言葉をかけること。自分が男だからわかるのですが、男の子は親には何でも認めてほしい傾向があります。自分の中ですごいと思ったことをやって「えっへん」という気持ち。

だから、子どもへのしつけも「Yes, but...」でやりたいもの。まずはYesと認めてあげる、その後で正しいこと・やってはいけないことを教える。本書のエピソードを引用します。
お母さんが体育館でママさんバレーの練習をしているときに、3歳くらいの男の子が2階席から「おかーさーん!」と行って、突然手を振ったのです。

お母さんは、「ちょっと、もうっ!どこに上がってるの!降りなさい!」。男の子はしょんぼりし、しぶしぶ降りてきました。お母さんのその言葉は、子どもの行動を認めていないからこそ出た言葉です。

では、どうすればよかったのかというと、こうです。子どもの気持ちとしては、お母さんに気づいてほしかったから呼んだのです。お母さんにも手を振ってほしかったから手を振ったのです。

だから、子どもに呼ばれたのだから、愛想返事でもいいので「はーい」と言って、手を振ってから「そこへ行ったらダメよ。降りなさい」と言えばよかったのです。自分の行動と気持ちが少しは認められたことで、子どもはうれしく、喜んで降りてきます。

引用:書籍「言うこと聞かない!落ち着きない! 男の子のしつけに悩んだら読む本」

秋に生まれる子どもは男の子なのか女の子なのかまだわかりませんが、「Yes, but」の伝え方は忘れないようにしたいなと思っています。




2013/05/12

YouTube 有料チャンネルを開始した Google の狙いを、ビジネスモデルから考えてみる




YouTube が有料チャンネルを開始


YouTube が、月額課金制でチャンネルを開設できる新サービスを開始しました (米国時間 2013年5月9日) 。


まずはパイロットプログラムとしてのスタートのようです。チャンネルに登録 (サブスクリプション) したユーザーから課金できるもので、最低料金は月額99セントからです。

全てのチャンネルに14日間の無料トライアル期間がつけられ、年間契約でディスカウントもされるとのことです。

今回の YouTube 有料チャンネルが、Google のビジネスモデルにどう影響するかを考えてみます。

2013/05/11

鏡に映った自分とどう向き合うか

「ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則」という本では、「良い企業(good company)」と「偉大な企業(great company)」の違いを6年に渡り調査し、得られた知見から偉大な企業の法則をがまとめられています。趣旨は、どうすれば良い企業は偉大な企業になれるのか。6つの法則が提示され、1つ目が「第五水準のリーダーシップ」です。

■第五水準のリーダーシップと謙虚さ

第五水準というのは調査の過程で明らかになった経営者の能力の5つの段階のうち、最も高い段階。5つというのは下から順に、
  1. 有能な個人:才能、知識、スキル、勤勉さによって生産的な仕事をする
  2. 組織に寄与する個人:組織目標の達成のために自分の能力を発揮し、組織のなかで他の人たちとうまく協力する
  3. 有能な管理者:人と資源を組織化し、決められた目標を効率的に効果的に追求する
  4. 有能な経営者:明確で説得力のあるビジョンへの支持と、ビジョンの実現に向けた努力を生み出し、これまでより高い水準の業績を達成するよう組織に刺激を与える
  5. 第五水準の経営者:個人としての謙虚と職業人としての意思の強さという矛盾した性格の組み合わせによって、偉大さを持続できる企業を作り上げる
4つ目の段階までは意外感はありませんでしたが、第五水準は独特のものだと感じました。とりわけ謙虚さを挙げているのが印象的です。

謙虚さについて本書で強調していたのが「窓と鏡」という考え方。成功した時と失敗した時の捉え方/考え方で、
  • 窓:成功を収めた時は窓の外を見て、成功をもたらした要因を見つける。まわりのメンバー、外部要因、幸運など
  • 鏡:結果が悪かった時は自分に責任があると考える。他人や外部要因、運の悪さのためだとは考えない
最近思っていることが、謙虚さって大事だなということ。自分には何が足りないかを常に意識していたり、良い仕組みや他人の優れた考え方/やり方を積極的に自分に取り入れる。常に学ぶ姿勢。「窓と鏡」の考え方にあるように、成功した時ほど驕るのではなく勝って兜の緒を締める。失敗した時は自分のことを振り返ってみる。

■鏡を見た後にどうするかが大切

鏡を見ることについてもう少し考えてみます。

自分のミスや至らなさを認識することも大切ですが、もう1つ大事なのはその状況から逃げないことだと思います。「自分は全然だめだ」と考えてしまうかもしれませんが、そんな自分を肯定しそこから一歩踏み出せるかどうか。自分のことをあきらめずにもう一回立ち上がってみるという決意です。鏡を見て、目の前にいる自分を客観的に捉えるだけではなく、受け入れ、じゃあどうするかを考え、ネクストアクションを取る。

良いところも悪いところも含めて今の自分を認めるという自己肯定感は、ここ最近、よく考えることです。大変な状況でも最後には「大丈夫」と思えるか、自分自身や自分のいる環境を受け入れられるか。色々と考えた後に、最終的には自分を肯定して、そこから前向きに考え、行動を1つでも起こす。そんなふうにありたいと思っています。

一度くらい跳び越えられなくても、もう一度跳んでみようと思えるかどうか、それを自分の意思で決められるか。この積み重ねが大事だなと。

米Yahoo!の現CEOであるマリッサ・メイヤーはある対談で次のように言っていました(対談当時はGoogle社員)。
I always worked with the smartest people I could find. You surround yourself with the smartest people. They just challenge you and elevate the way you think and make you think harder and deeper about things.
それはサイコーに頭の良い人たちに囲まれて仕事するような職場だったということ。彼らは自分に挑戦状を叩きつけてきた。それが自分の思考レベルの水準UPにつながるのだ。いままでよりもっと一生懸命考え、ずっと深く考えなければついていけないような環境だ。

And I always did something that I was a little bit not ready to do.
もうひとつの共通点はそれらが「背伸び」しなくてはいけない、ワンランク上の仕事だったということだ。

(引用:サイコーに頭の良い人たちに囲まれて仕事するような職場を選ぶこと そして「背伸び」しなくてはいけないワンランク上の仕事を引き受けろ マリッサ・メイヤー|Market Hack)
この考え方は同意です。あえて厳しい環境に身を置くチャレンジをしてみる。受け身ではなく主体的にそういう場へ飛び込んでみる。

思うのが、自分には大変な状況になった時に、そこから「背伸び」ができるかどうかが分かれ目になるのではということ。まわりの自分より頭の良い人たちに最初は圧倒されますが、その環境や自分の足りない部分を受け入れて、そこからジャンプしようと前向きに捉えられるかが大切だと思っています。

鏡の自分に正面から向き合えるか。映った自分を受け入れられるか。そして、そこから前に一歩踏み出せるか。このあたりがここ最近の自分のテーマです。




2013/05/06

資産運用を30年続けるためのMyルール

資産運用を続ける上で大切にしたいと考えているルールは次の通りです。
  • 自分が何に投資をしているかを理解する(投資リターンの源泉を把握する)
  • PDCAをまわし続ける
  • 普段のニュース/情報収集・投資のための勉強は怠らない
  • 時間をかけ過ぎない
今回のエントリーでは、あらためて自分の資産運用/投資を続けるために心がけたい内容を整理しています。

■自分が何に投資をしているのかを理解する

考え方として、「分からないものには投資をしない」は大事にしたいです。投資する自分のお金の行き先をちゃんと知っておくこと。

大切な自分のお金だからこそ、投資したお金が何に使われているのかを知りたいんですよね。投資信託であっても、どんな企業にどれくらい投資しているのか。その企業はどういうビジョン/理念のもとで、何をしていて、どんな価値を世の中に提供しているのか。投資対象の利益を出す本質的な源泉はどこにあるかを自分が把握していること。

鎌倉投信の鎌田社長がセミナーで言っていた言葉で印象的だったのが、「投資の最大のリスクは自分が何に投資しているかがわからないこと」でした。

■PDCAをまわし続ける

資産運用を取り組むにあたって、PDCAをまわすこと。そのためのポイントとしては、
  • 現状把握と目標設定:今持っている全ての資産状況を見える化(ただし家電などのモノの資産は除く)。資産形成の目標は人生設計から「60歳で1億円」と設定
  • 資産運用の戦略:運用するにあたって、リスク・期待リターンの設定、目標資産配分(アセットアロケーション)を持っておく
  • 戦略の実行へ:将来資産のシュミレーション、投資する金融商品の選定。設定期待リターンと実際のリターンのズレを確認。目標資産配分が保たれているかを調整していく
戦略的な資産運用を続けていきたいと思っています。戦略とは、「あるべき姿」と「現状」の2つを結ぶもの。現状⇒あるべき姿(ゴール)にどうやってたどり着くかを考える。

資産に当てはめると、「現状資産」と「目標資産」のギャップを埋めるのが資産運用だと考えています。人生設計から見た時に「いつまでに・どれだけの資産」というゴールを設定する。

戦略は実行して初めて価値があるもの。考えた戦略は仮説にすぎないので、実行する中で仮説検証をしていくイメージです。資産運用で言うと、運用という実行を通じて、設定した期待リターン通りになるか、現在の資産配分を目標とする資産配分に維持できるか。

■ニュースの自分事化する。投資の勉強を怠らないように

資産運用に取り組むからには、やるべきことは怠らないようにしたいと思っています。普段からニュースや世の中の動きに関心を持っておくこと。アンテナを張って、ニュースが自分にどう関係するのかも考えるようにしたい。

ニュースの背景や影響、それが自分の投資にどうつながるのか、自分にとってどういう意味があるのか、などを考えてみる。世界も含めた世の中の出来事に対して、自分事にできるよう意識してみる。

資産運用のための勉強も怠らないようしたいです。直近の話題で言うと日本版ISA(アイサ。先日、名称がNISA(ニーサ)と決まったようです)。少額投資非課税制度で、投資金額100万円分までの株式投資や投資信託にかかる値上がり益や配当金(分配金)が非課税となるもの(13年現在は10.147%で、14年からは通常20.315%の税金がかかる)。まだ細かいところまで理解しきれていないので、このへんの情報アップデートもしていきたいところ。

■資産運用自体に時間をかけすぎない

本業である自分の仕事に集中すること。休日は家族や知人との時間、もしくは一人での時間を大切にすること。投資のための勉強をすると上で書きましたが、優先順位は自分の仕事に関しての勉強。本末転倒にならないように。

そのためには、資産運用のプロセスの自動化をしておきたいです。毎月の自動積立や、毎月・3ヶ月毎・1年毎の資産確認で何をするのか/やらないのか。目標は30年、無理なく続けられる仕組みとしてつくりたいです。資産運用は目的ではなく、あくまで手段と位置づける。

★  ★  ★

以前のエントリーで、ものごとを大局的に見るために意識したいことを書いています。参考:大局観を磨くための3つの視点|思考の整理日記

キーワードは「多・長・根」で、
  • 多:複眼で捉える
  • 長:短期ではなく長期スケールで見る
  • 根:物事の本質を問う
この3つは、資産運用においても大切にしたいと思っています。


※関連記事

今年こそ資産運用:本気で取り組みたいので戦略的に考えてみた
今年こそ資産運用(実行編):運用方針とか投資商品をご紹介

コモンズ投信の「はじめてのコモンズ」セミナーに参加してきました
ひふみ投信の「ひよこ塾」セミナーに参加してきました
鎌倉投信の「結い 2101」セミナーに参加してきました


2013/05/05

できると思う人の5つの条件

転職してすぐにやったことは、仕事で自分に関係すると思う人に話を聞きに行くことでした。

30分くらい時間をもらって1対1でミーティングを設定し、その人のチーム/組織の話だったり、他の組織との連携、その人の主な業務と問題意識をどこに持っているかなどを共有してもらう。いろんな人の話を直接聞くことで理解も進むし、自分のことも知ってもらう機会にする。今後も範囲を広げて続けて行きたいと思っています。

様々な人と話をしていると、この人は「できるな」と思う人は、以下の条件に当てはまっていることに気づきます。
  • 前向きな心や向上心を持っている
  • 異なる視点で物事を見ている/判断している
  • アイデア出し、具体的な行動をしている
  • リスクとって挑戦している
  • 成果を意識している

1.前向きな心や向上心を持っている

スキルや専門性以前の話で、前向きに考える/取り組む人かどうか。普段であればそれほど差は出ませんが、問題発生時や緊急時で違いが現れます。特にチームで仕事をする場合に、メンバーが前向きなのかそうじゃないのかは、チームの雰囲気にも影響します。

プラス思考一辺倒というわけでは決してなく、メリット/デメリットを理解した上で「自分に何ができるか」を考えできる理由を探す姿勢、解決策に集中する思考、失敗をしてもそれが糧になります。

前向きな考え方が強い人は、向上心も強いように思います。視点が前を向いていて、もっと成長したいというのが言動から伝わってきます。こういうメンバーがまわりにいると自分も刺激されるし、良い相乗効果が出てきます。

2.異なる視点で物事を見ている/判断している

決して自分一人の視点だけではなく、複眼でものごとを考えることができる人。相手の立場で考えること、お客さん/クライアントにとって何が良いのか、何が世の中を良くするのか、などの視点。

複眼での思考が自在にでき、言われなくても自然とできている人は普段から意識せずに当たり前のように視点を変えている。ヨコとタテの複数の視点を持っている人は、判断がブレにくいように思います。ヨコとタテというのは、例えば会社の場合は、ヨコは他の組織の人たちの立場も考えること、タテは上司の立場やさらにもう1つ上だったり経営レベルで物事を捉えているか。

視点を変えることは、全体像の把握にもつながります。相手視点だけではなく、時間軸も短期/長期の両方で考えられるか、木と森という枝葉と本質の両方を見ているのか。

3.アイデア出し、具体的な行動をしている

人にはない独自のアイデアが出せる、数多くのアイデアを発信できる人。

名著「アイデアのつくり方」でアイデアの定義は「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」とされていますが、アイデアが出せるということは普段からそれだけ情報をインプットし、自分の頭で考えていて、新しい組み合わせのための引き出しが多いのだと思います。ブレストや意見を求められた時に自分の考えを言えるかどうか。

アイデアを出せるだけではなくて、実行も伴っている人。具体的な行動をしている人。分析や考察で終わりではなく、行動を起こすからこそ意味があります。問題点が指摘できたり批評できることも大切ですが、言うだけではなく行動をすぐに起こせるかが大事。

4.リスクとって挑戦している

リスクテイクの重要性は過去のエントリーで書いています。やみくもに失敗を避けるのではなく、リスクを理解した上で挑戦できる人。

見ていて思うのが、実績を残していたり自信を持っている人は、これまでリスクをちゃんと取ってきているんですよね。時には失敗もして、苦労を重ねたという話も聞きますが、だからこそ「その人の今」があるというか。

リスクを取ることで、自分を変えていく。これを続けることで成長していくと思っています。

5.成果を意識している

時間をどれだけ費やしたかではなく、結果や成果をどれだけ出したかで考えられる人。行動をして結果を出す。時間をどれだけ使ったという長さではなく、時間をどう使ったかの質を考えている人です。

仕事では結果が求められるし、成果を出すことに責任感を持っている人には刺激を受けます。もちろん結果につながるプロセスも大事ですが、最終的なアウトプットである結果もきっちりと出せる。これが常に高いレベルでできている人にはプロ意識を感じます。

★  ★  ★

今回考えてみた5つ条件は、自分が目指したいこと。普段から意識して行動したいなと思っています。
  • 前向きな心や向上心を持っている
  • 異なる視点で物事を見ている/判断している
  • アイデア出し、具体的な行動をしている
  • リスクとって挑戦している
  • 成果を意識している

2013/05/04

転職を決める背中を押してくれた本5選




2013年4月から新しい会社に転職し、2週間が経ちました。

今回のエントリーでは、転職を決断するにあたって参考になった本を5冊と、併せて本から学んだ考え方もいくつかご紹介します。

2013/05/03

親子で楽しむ 「子どもの才能をグングン引き出す脳の鍛え方と育て方」




今年2013年の秋に子どもが生まれます。

自分も父親になる自覚が出てからは、出産や育児への興味が出てきました。関連する本を読んでみたり、育児関係のニュースや話題にも関心が高まっています。

最近読んだ本が、5歳までに決まる!才能をグングン引き出す脳の鍛え方・育て方 でした。



5歳までの子育てで目指すゴールイメージ


本書に書かれていた子育てで目指すゴールイメージは、次のような子どもです。

  • 自己肯定感があり、前向きな子
  • 自分の頭で考え、自分言葉で表現できる子
  • 自立し主体的に行動できる子

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多田 翼 (書いた人)