2018/12/15

キングダムという漫画にハマった理由


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漫画の キングダム を最近よく読んでいます。以前に紙の単行本で読んだことがありますが、キンドル版で始めから読み出しました。



今回は、キングダムの何がおもしろいかについて、思ったことを書いています。

エントリー内容です。

  • ストーリー展開とキャラクター設定
  • 他の漫画との共通点
  • 信と政の2つのビジョン


ストーリー展開とキャラクター設定


キングダムが読みやすくおもしろいと感じるのは、ストーリー展開とキャラクター設定です。


ストーリー展開


キングダムはストーリー展開がわかりやすく、読みやすいです。「合従軍編」 などの単位が長すぎず短すぎず、ちょうどよいテンポです。

ストーリーの主役と敵の対立構造もわかりやすく、頭に入りやすいです。ストーリーごとに敵は常に設定され、戦争や反乱が終わればそのストーリーは完結します。

話の流れは基本的には以下のようになります。

  • 最初は敵のほうが強かったり、自分たちが何かしらの不利な面があるなど、簡単には勝てない状況
  • それでも主人公たちは果敢に敵に立ち向かう
  • 絶体絶命の状況まで追い込まれそうになるが、かつての敵が助けてくれる、起死回生の策が繰り出されるなど、崖っぷちの戦況から盛り返す
  • 多くの犠牲を伴うが、主人公側の驚異的な活躍で勝利をもたらす

戦い編の合間に、各キャラクターの過去編 (エピソード編) が入っていたりします。戦争ストーリーが繰り返されるだけではなく、バランスよく読めます。

そのキャラクターの生い立ちなど知られざる一面がわかり、理解や共感が進みます。それぞれのキャラクターには何らかの原体験や思いがあります。ストーリーに感情移入できるので、キャラクターへの愛着が増します。


キャラクター設定


キングダムの主人公・信は、人気漫画に共通するキャラクター設定になっています。

  • 真っ直ぐで明るい性格。どんな状況でも諦めることはない
  • 「天下の大将軍」 になるという夢を公言し、そのためなら過酷な道を進むことを厭わない
  • 大切な仲間のことは心から信じている
  • 性格は単純で頭脳は弱いという設定
  • 食欲旺盛でよく食べる

主人公の信のまわりには、ストーリーが進むごとに一人ずつ信頼できる仲間が増えていきます。どのキャラクターたちも、信にはない面があり、それぞれの魅力があります。

信や仲間がそれぞれ成長をしたくましくなり、仲間としての絆が強くなっていきます。


他の漫画との共通点


キングダムのストーリー展開やキャラクター設定は、人気の漫画と共通する点があります。

昔で言えばドラゴンボールやスラムダンク、2018年現在も連載が続いている ONE PIECE などです。いずれもジャンプ系の人気漫画です。キングダムも先ほど書いたようなストーリーやキャラクターの設定に同じ要素が見られます。

キングダムはヤングジャンプでの連載ですが、少年ジャンプの三大原則である 「友情・努力・勝利」 が入っています。


信と政の2つのビジョン


キングダムを読んでいて興味深いと思ったのは、主人公・信と、後に秦の始皇帝となる政の二人がそれぞれ描くビジョンです。

  • 信:天下の大将軍になる (自分のありたい姿)
  • 政:中華を統一し、国境がなく人々が平和に暮らす世の中 (創りたい世界観)

信の描く夢は自分にスポットライトが当たっていることに対して、政は創りたい理想の世界を掲げます。

いずれも壮大で具体的なビジョンを描き、苦境に陥ってもビジョンを見失わず、むしろ強く意識することによって幾多の困難を乗り越える原動力になっています。

そのビジョンに共感する仲間が一人ずつ増えていき、一人の夢だったビジョンが次第に皆の共通する夢になっていきます。

キングダムはリーダーシップの視点からも考えさせられる漫画です。


最後に


今回は、キングダムをあらためて読み始めて、思ったことを書きました。

自分がキングダムにハマっている理由の全てをまだ言語化できていないように感じますが、キングダムに限らず自分が好きなことについて、なぜなのかを立ち止まって考えてみると自分自身の新しい一面に気づくことができます。


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書いている人 (多田 翼)

ベンチャーから一部上場企業の経営・事業戦略を支援。マーケティング、コンサルティング・アドバイザー・メンター、プロダクトマネジメント。前職は Google でシニアマーケティングリサーチマネージャー、現在は独立 (詳細は LinkedIn または Facebook をご覧ください) 。

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1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身、学生時代は京都。現在は東京23区内に在住。気分転換は毎朝の1時間のランニング。