投稿日 2019/01/16

会議をもっと生産的にする、ファシリテーションの方法を解説します


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1128回目のブログ更新です。今回は、会議のファシリテーションについてです。

  • 会議が時間の無駄に感じる…
  • もっと会議を生産的な場にしたい
  • 会議をより良い時間にするファシリテーションの方法

こんな疑問に答える内容でブログを書きました。


この記事でわかること


この記事でわかるのは、ビジネスでのファシリテーションの方法です。

ファシリテーターとはどういう人なのか、ファシリテーションを効果的に行うやり方をご紹介します。仕事での普段の会議で、ぜひ参考にしてみてください。

エントリー内容です。

  • ファシリテーターの役割
  • 問いによってファシリテートする
  • 新しい着眼点を提供する


ファシリテーターの役割


会議におけるファシリテーターの役割は、触媒者です。

ファシリテーションによって、会議参加者の意見やアイデアが引き出され、場が活性化し、合意形成につながります。参加者が同じ時間に集まり、生産的で意味のある時間にするための支援をします。

ファシリテーターは、必ずしも一人で全てをまとめたり仕切らなくてもよいです。もしファシリテーターがいなくても、会議参加者が発言をし活性化し、合意形成を経てネクストアクションが明確になればよいわけです。


問いによってファシリテートする


会議のファシリテーションで私が意識して使うようにしている 「問い」 は、以下です。


ファシリテーションの問いかけ
  • 今、何の話をしているのか
  • 要するにどういうことか
  • なぜか
  • 他にはないか
  • 前提は何か、認識がずれていないか


以下、それぞれについての補足です。


[問い 1] 今、何の話をしているのか


  • 話されていることの内容とアジェンダとの位置づけは何か
  • 議論が各論に入っているか、抽象的なレベルか。あるいは話が脱線しているか
  • なお、脱線していることは必ずしも悪いことではない。脱線していることを把握し、議論の発散から会議が活性化しより良い意思決定につながるなら、脱線した議論にも意味はある


[問い 2] 要するにどういうことか


  • 話されていることの本質は何か
  • 発言をまとめる、抽象化する、一言で言い換えてみるとどうなるか
  • 結論は何か


[問い 3] なぜか


  • 意見の根拠、なぜそう考えるのか。どんな気持ちがその発言を言うにまで至ったのか
  • 事象の背後にある 「なぜそれが起こったのかの真の原因」 は何か
  • なお、あまり 「なぜ」 という言葉を多様すると、相手には詰問している印象を与えるので注意する


[問い 4] 他にはないか


  • まだ出ていない他の意見やアイデアはないか
  • もうなさそうな雰囲気であってもあえて 「他には」 と投げかけてみる
  • 意見の筋が良くなさそうでも、その意見を議論のテーブルに上げる


[問い 5] 前提は何か、認識がずれていないか


  • ものごとには必ず前提がある。その発言や仕草・表情に隠れている前提は何か
  • 相手との認識がずれていると議論がかみ合わない。本人同士が気づいていない前提や認識の違いは何か
  • お互いの前提が違っていれば、具体的に何がどう異なるのか


新しい着眼点を提供する


ファシリテーションで大切にしたいことは、新しい着眼点を場に提供することによって、議論への気づきや活性化を促すことです。


3つの着眼点
  • 視点を増やす
  • 視野を広げる
  • 視座を高くする、低くする (抽象化と具体化)


問いによって着眼点を提供したり、論点としてホワイトボードに書きます。

ホワイトボードには、発言の中からキーワードを羅列してメモで残しておくだけでも効果があります。議論が可視化され、参加者の認識がそろいます。


まとめ


今回は、ファシリテーションについて書きました。いかがでしたか?

ぜひ、会議の時間を生産的な場にして、より良い時間にしてみてください。ファシリテーションは技術よりも、主体的な姿勢になれるかです。

最後に今回の記事のまとめです。

  • 会議におけるファシリテーターの役割は触媒者。会議参加者の意見やアイデアを引き出し、場を活性化し、合意形成につなげる。参加者が同じ時間に集まり、生産的で意味のある時間にするための支援をする

  • ファシリテーションの問いかけは、
    • 今、何の話をしているのか
    • 要するにどういうことか
    • なぜか
    • 他にはないか
    • 前提は何か、認識がずれていないか

  • 新しい着眼点を場に提供し、議論への気づきや活性化を促す。着眼点は3つあり、
    • 視点を増やす
    • 視野を広げる
    • 視座を高くする、低くする (抽象化と具体化)


最後に


今回は、仕事の会議でのファシリテーションについて書きました。意義のある会議にするために心がけたいと思っていることです。

最後に関連エントリーのご紹介です。

自分が見たこれまでのファシリテーターの人たちから、共通する特徴をまとめたものです。よろしければ、ぜひご覧ください。



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書いている人 (多田 翼)

Aqxis 合同会社の代表 (会社概要はこちら) 。Google でシニアマーケティングリサーチマネージャーを経て独立し現職。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

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1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身、学生時代は京都。現在は東京23区内に在住。気分転換は毎朝の1時間のランニング。