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1135回目のブログ更新です。今回は、ビジネスキャリアについてです。
- イノベーションを起こす3つの要素とは?
- ビジネスデザイナーとはどんな人?
- どうすればビジネスデザイナーになれる?
こんな疑問に答える内容でブログを書きました。
この記事でわかること
この記事でわかるのは、イノベーションを起こすために求められる3つの要素と、そこから応用したビジネスキャリアについてです。
ビジネスデザイナーという1つのキャリア像をご紹介します。イノベーションに興味のある方には、参考になる内容です。
ぜひ、最後まで読んでみてください。
以下は、記事の内容です。
- イノベーションを起こすための3つの要素
- 目指したいビジネスデザイナー像
- 今の自分にできていること、足りないもの
イノベーションを起こすための3つの要素
グローバルのデザインファーム大手 IDEO (アイディオ) は、イノベーションは以下の3つの領域が重なるスウィートスポットで起こるとしています (参考:So You Want to Be a Business Designer? | Medium) 。
- Desirability (Human)
- Feasibility (Technology)
- Viability (Business)

(引用:So You Want to Be a Business Designer? | Medium)
ユーザーの課題やニーズに対して、技術が適切に使われ、ビジネスとして成立していくことです。
目指したいビジネスデザイナー像
IDEO の考え方は、自分の専門領域は何か、どんなプロフェッショナルになりたいかに気づきがありました。
上記の3つにおいて、高いレベルで知見を持つ人です。
IDEO は3つめの Viability (Business) をデザインする人をビジネスデザイナーとしていますが、私はより広く捉え、3つの全てを兼ね添えた人をビジネスデザイナーとしたいと考えました。
自分はこの定義での 「ビジネスデザイナー」 を目指したいです。
なお IDEO の定義に当てはめると、3つの全部が当てはまるのは 「イノベーションデザイナー」 となりますが、自分自身の表現としてこの言い方だけだと違和感があると感じ、ビジネスデザイナーとしました。
私が思うビジネスデザイナーとは、以下ができるプロフェッショナルです。
- ユーザーや顧客の課題およびニーズを理解し共感している [Human]
- 最先端のテクノロジーを理解し、問題解決の手段としてどんなテクノロジーを活用するかがわかる [Technology]
- ビジネス構想が設計でき、ビジネスの問題解決に貢献し価値を創る [Business]
自分が目指したいのは、未来の当たり前というイノベーションを起こすビジネスデザイナーです。
今の自分にできていること、足りないもの
ビジネスデザイナーに必要な要素を、ユーザー課題とニーズ、テクノロジー、ビジネスの3つに分けて考えると、今の自分には何ができていて、何が足りないのかが見えてきます。
[要素 1] ユーザー課題とニーズ
- マーケティングやマーケティングリサーチの専門知識があるので、1つめのユーザー課題とニーズを知る知見やスキルは3つの中で最も満たしている
- 具体的には、消費者インサイト、定量や定性調査など
- ただし、過去の経験があるからと言って現状に満足せずに、今後もユーザー課題とニーズを理解し共感するために、引き続き専門性や知見を蓄積していく
[要素 2] テクノロジー
- 3つのうち最も足りていない領域。これから強化したいテーマ。具体的には人工知能 (AI) や機械学習、ブロックチェーンなど
- 自分はエンジニアではないので、これらを直接実装することはしないだろうが、テクノロジーの意味や本質を理解しエンジニアやデータサイエンティストと彼ら・彼女らの専門用語を使った会話ができるようにしたい
- テクノロジーをビジネスの目的を達成するための手段として活用するために、最先端のトレンドを本質から理解していることを目指す
[要素 3] ビジネス
- ビジネスサイドの課題を経営レベルから事業、現場のレベルでも理解しているプロフェッショナルを目指す
- ビジネスモデルや新しいプロダクトの最新の動向を把握するために、常にインプットをしていく
- どんな価値を提供しているのか、その価値の源泉は何か、収益の仕組みはどうなっているか
まとめ
今回は、これからの自分の働き方でどんなプロフェッショナルになりたいかをご紹介しました。
目指したいのは、以下の3つを兼ね添えた人です。
- Human: ユーザーや顧客の課題およびニーズを理解し共感している
- Technology: 最先端のテクノロジーを理解し、問題解決の手段としてどんなテクノロジーを活用するかがわかっている
- Business: ビジネス構想が設計でき、ビジネスの問題解決に貢献し価値を創る