投稿日 2019/01/12

YouTube プレミアムを利用開始。具体的に何が魅力なのかをご紹介


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YouTube プレミアムに加入しました (日本では2018年からサービス開始) 。

今回は、なぜ YouTube プレミアムに入ったのか、自分にとって YouTube プレミアムの何が魅力だと思ったかをご紹介します。

エントリー内容です。

  • YouTube プレミアムに加入した理由
  • 具体的な利用シーンでの YouTube プレミアムの魅力
  • YouTube のビジネスモデルへの影響


YouTube プレミアムに加入した理由


YouTube プレミアムはサブスクリプションサービスです。月額課金によって、通常の YouTube にはない機能やサービスが提供されます。

YouTube プレミアムの特徴で、良いと思ったのは以下の3つです。

  • 広告が表示されない
  • バックグラウンド再生ができる (画面スリープ中や他のスマホアプリを使っていても動画は再生される)
  • オフライン再生ができる (動画をスマホにあらかじめダウンロードし、オフラインでも再生できる)

自分の YouTube の利用シーンを考えると、特に1つめと2つめが魅力です。


具体的な利用シーンでの YouTube プレミアムの魅力


ここからは、私の YouTube 利用において、具体的に YouTube プレミアムがどう便利なのかをご紹介します。

普段の私の YouTube の利用は、主には次の2つです。

  • 仕事中の BGM として音楽を聴く (画面は見ずに音だけ)
  • 学習動画やニュース解説を聴く (動画によっては画面も見る)

以下、それぞれについて、YouTube プレミアムがなぜよいかをご説明します。


[利用方法 1]
仕事中の BGM として音楽を聴く


オフィスで仕事に集中したい時に、パソコンのブラウザからイヤホンで YouTube の音楽動画を聴いています。

自宅で仕事をしている時は、スマホから Bluetooth スピーカーに飛ばして音楽をかけています。

音楽再生中の広告は、仕事への集中を邪魔します。音楽動画が始まる前の広告ならまだしも、動画によっては途中で強制的に広告が入ります。広告が差し込まれると仕事を一瞬中断し、スキップできるものは飛ばします。

前触れもなく突然広告が始まり、その度に仕事への集中が妨げられるのは、良いユーザー体験ではありません。YouTube プレミアムの広告非表示は、これを解決します。

また、スマホのバックグラウンド再生も魅力です。仕事中は BGM として聴いているので、動画の画面は不要です。

スマホの場合は画面が光っているのでついそちらに気を取られることがあります。スマホを裏向きに置いてなるべく視界に入らないようにはしていますが、それでも気になる時があります。

YouTube プレミアムではバックグラウンド再生ができるので、画面を消して音楽が聴けます。スマホのバッテリーも無駄に使わないで済むのも良いです。


[利用方法 2]
学習動画やニュース解説を聴く


通勤中や自宅でも家事や食事の準備をしながら、YouTube の学習動画やニュース解説を聴いています。動画は、短ければ1本は3分ほど、長くても10分前後程度です。

動画内は画面に解説は出ますが、音声だけでも楽しめるので通勤での歩いている時にもよく聴いています。

先ほどの BGM と同様に、広告が入るとユーザー体験が損なわれます。動画をプレイリストにして連続で聴くと、次の動画に入る前に広告が差し込まれ、その度にスキップをします。何かをしながらや歩きながらだと操作が面倒に感じます。

YouTube プレミアムの広告非表示は便利です。

バックグラウンド再生も良いです。

外で歩きながらや、自宅でも立って動いている時に聞いているので、スマホはポケットに入っています。プレミアムではない通常の YouTube だと画面がついているので、何かの拍子で意図せずスマホ画面に触れてしまうことがあります。

別の動画が再生されてしまったり、場合によっては広告をタップしたことになり広告主のページに飛んでしまうことがあります。元の動画画面に戻らなければならず、手間がかかりユーザー体験は良くありません。

YouTube プレミアムのバックグラウンド再生機能は、これを解決してくれます。


YouTube のビジネスモデルへの影響


あらためて YouTube が有料プレミアムサービスを開始したことは興味深いです。これまでのビジネスモデルの転換だからです。

従来は広告が入ることによって、動画を見るユーザーは無料で YouTube を使えました。YouTube のビジネスは広告主からのお金によって、動画クリエイター (コンテンツプロバイダー) と YouTube を運営する Google に収益をもたらしていました。

YouTube プレミアムはユーザーから直接課金をするので、この構図が変わります。YouTube のエコシステムがどう変わるか、特に YouTuber のような動画再生から生計を立てているプレイヤーへの影響はどうなるかです。


最後に


これまでは BGM としてがメインでしたが、最近は学習動画やニュース解説など、情報収集にも YouTube を使っています。

私の場合は、YouTube プレミアムは通常のフリー版よりも価値があります。毎月1180円 (Android 。2019年1月現在) を支払う価値があると判断しました。

YouTube はしばらくは動画と音声プラットフォームとして最も有力なものだと思うので、一人のユーザーとしても、ビジネスモデルの観点でも今後も興味深いです。

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書いている人 (多田 翼)

Aqxis 代表 (会社 HP はこちら) 。Google でシニアマーケティングリサーチマネージャーを経て独立し現職。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

ブログ以外にマーケティングレターを毎週1万字で配信しています。音声配信は Podcast, Spotify, Amazon music, stand.fm からどうぞ。

名古屋出身、学生時代は京都。気分転換は朝のランニング。