投稿日 2019/03/08

書評: あたりまえを疑え。(澤円) 。正解や常識への呪縛から逃れ、自分の人生を生きる


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1179回目のブログ更新です。

あたりまえを疑え。(澤円) という本をご紹介します。





このエントリーで読んでいただきたい内容は、以下です。

  • 本書の内容。なぜ 「当たり前を疑う」 のか
  • 当たり前を疑う方法
  • 他人と自分の当たり前のそれぞれに向き合う

最後にまとめを書いています。


本書の内容


以下は、本書の内容紹介からの引用です。

働くとは、自己犠牲ではなく自己実現――。

 「そんなのはあたりまえだ!」 「これが常識だろう!」
仕事をしていて、こんな言葉をぶつけられたことはありませんか?

 「あたりまえ」 とは、「思い込み」 です。本書では、そんな 「あたりまえ」 を疑い、めざましく成長を遂げていくための考え方や、日々の仕事にすぐに使える実務的ノウハウをたっぷりと紹介します。自分らしく働くためのエッセンスがつまった、すべてのビジネスパーソン必読の一冊です。

 「あたりまえ」 という呪縛から逃れ、自分の頭で自由に思考し、少しずつ行動に変えていきましょう。すると、あなたの人生はいまよりも輝きを増していくはずです。一歩足を踏み出すだけでも、結果はまったく変わっていくのです。

世間で言われる 「あたりまえ」 とされる常識や正解を探すのではなく、あなただけの真の人生を探す旅へ──。さあ、ともに出かけましょう。


なぜ 「当たり前を疑う」 のか


この本でのメッセージは、「当たり前という呪縛から逃れ、自分の頭で考え、行動を変えていこう」 というものです。

タイトルにもなっている当たり前とは、世の中の常識になっていることです。ただし、その常識は必ずしも今となっては古くなっていたり、あるいは自分自身に合っているとは限りません。

にもかかわらず常識に盲目的に縛られると、自分の思考が停止します。自分で判断していない状態です。これが意味するのは、自分の人生なのに自分で決めらていない、他人に決められているということです。

つまり、なぜ 「当たり前を疑え」 なのかは、当たり前に縛られていると自分の時間や人生を生きられないからです。


当たり前を疑う方法


では、当たり前を疑うためにどうすればよいのでしょうか?

本書から印象的だったことをいくつかご紹介します。

  • 正解を探す呪縛から自分を解放する
  • 「外のものさし」 を持つ
  • 行動する。アウトプットをし発信する

以下、それぞれについての補足です。


[方法 1] 正解を探す呪縛から自分を解放する


正解が存在する問題もありますが、世の中の多くのことは正解が一つとは限らず、正解がないこともあります。人によって色々な解釈があってもよいものに、他人と同じ正解を探すことは正解への呪縛が起こっています。

本書を読みながら思ったのは、自分だけの答えを持つことにもっと自信を持ってよいということです。正解や常識に自分を無理やり当てはめるのではなく、自分にとっての正解は何かを考えることが呪縛からの解放につながります。


[方法 2] 「外のものさし」 を持つ


外のものさしとは、自分を客観化・相対化する視点です。

社外に出たり、いつものコミュニティの外には、様々な価値感、判断や評価軸、やり方があります。これらを通して、自分を客観視できる 「外のものさし」 を持つことです。

外のものさしによって、知らない間に常識として受け入れていたことが、本当にそうなのかと疑うことができます。


[方法 3] 行動する。アウトプットをし発信する


外のものさしを獲得するためには、行動することが大事です。

外に出てみる、自分の思ったことや考えをアウトプットし、積極的に発信してみるのも良いです。アウトプットと発信への外からのフィードバックから、外のものさしが形成されていきます。


他人と自分の当たり前のそれぞれに向き合う


当たり前について思ったのは、当たり前は2つに分けられるということです。

  • 他人が作った当たり前
  • 自分の持っている当たり前

1つめの 「他人の当たり前」 は、必ずしも自分にとって合っているわけではありません。

しかし、盲目的に他人の当たり前に思考停止になり従うことは、他人に自分の人生を縛られている、決められている状態です。疑うのは、まずはこちらです。

2つめの 「自分の当たり前 (他人はそうとも限らない) 」 も、疑う対象です。自分には当たり前のことでも、時間が経てば外の変化と自分のギャップが生まれます。

変化に適応し生き残っていくためには、今までの当たり前が本当にこれからもそうなのかを疑うことが大事です。時には今までの当たり前を捨て、次の新しい当たり前を持つことです。

1つめと2つめの当たり前に共通することは、いずれも自分から疑い、自分に合っていないとわかったら離れる、あるいは変えることです。自分で考え、判断する、そんな生き方です。

自分の時間、自分の人生を自ら生きる、主体的に生きることです。


まとめ


今回は、「当たり前を疑う」 について、本書を読んで考えさせられたことを書きました。

最後にまとめです。

  • Why: 当たり前を疑うのは、自分の人生を生きるため。当たり前とは常識であり、必ずしも自分にとっては合っているものではない。常識だから、当たり前だからと思考停止になり受け身になれば、主体的に生きられない

  • How: 当たり前を疑う方法
    • 正解を探す呪縛から自分を解放する。特に他人や世間が決めた正解を追い求めない。自分は自分
    • 外のものさしを持つ。自分を客観化、相対化する視点を持つ
    • 行動する。アウトプットをし、発信する

  • 当たり前は2つに分けられる。① 他人や世間での常識、② 自分にとっての当たり前。両方を区別する。それぞれを疑う
    • ① 盲目的に思考停止になって従わない。他人に自分の人生を決められる状態から脱する
    • ② 自分の当たり前も時間が経過すれば古くなる (外の変化と自分のギャップ) 。変化に適応し自分の当たり前を、新しい未来の当たり前に変えていく




あたりまえを疑え。(澤円)

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書いている人 (多田 翼)

Aqxis 合同会社の代表 (会社概要はこちら) 。Google でシニアマーケティングリサーチマネージャーを経て独立し現職。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

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1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身、学生時代は京都。現在は東京23区内に在住。気分転換は毎朝の1時間のランニング。