
Image by JOESPH on Pixabay
1181回目のブログ更新です。
今回は、コミュニケーションとプレゼンについてです。ある本に書かれていたことから、考えたことを書いています。
このエントリーで読んでいただきたい内容は、以下です。
- コミュニケーションの本質
- プレゼンの目的とビジョン
- ハッピーと行動をつなぐもの
コミュニケーションの本質
あたりまえを疑え。(澤円) という本を読んで興味深かったのは、コミュニケーションの本質とプレゼンの本質でした。
書かれていたコミュニケーションの本質とは、次の2つです。
- 相手の期待を理解する
- 相手にハッピーを届ける
プレゼンの目的とビジョン
プレゼンはコミュニケーションの1つです。プレゼンでは上記の2つに加えて、「受け手に行動を喜んでしてもらうこと」 をゴールに設定します。
プレゼンの話で本書を興味深く読んだのは、この 「行動を喜んでしてもらう」 というゴールを達成するために大切なのは、ビジョンを設定すると書かれていたことです。
ビジョンとは、受け手が自分のプレゼンを聞いて、どんな状態になっているとよいかです。本書ではビジョンは北極星であると書かれています。
ビジョンを描くための問いで思ったのは、以下の問いかけを自分に投げかけることです。
- 相手が自分のプレゼンに何を期待しているか
- 何を伝えれば相手はハッピーになるか
- どうなれば喜んで行動をしてもらえるか
ハッピーと行動をつなぐもの
本書を読みながら考えさせられたことは、「相手がハッピーになること」 と 「喜んで行動をしてもらうこと」 の間についてです。
ハッピーになり行動に移るためには、人はどうなればよいかです。人が自ら行動をするためには、何が必要なのでしょうか?
考えた結論は、以下です。
- ロジックがあり、全体でストーリーがわかりやすい
- ストーリーに共感する
- わくわくし、楽しそうだと感じる
- やってみたい、自分にもできそうだと思う
つまり、ロジックとストーリーがあり、「共感 → わくわく・楽しそう → やってみたい・できそう」 という流れができることです。
共感から以降で受け手はハッピーになり、最後の 「やってみたい」 「自分にもできそう」 と思えば喜んで行動してくれます。
論理だけでは人は動かず、感情によって腹落ちし行動します。
まとめ
今回は、あたりまえを疑え。という本を読み考えさせられた、コミュニケーションとプレゼンについて書きました。
最後に今回の内容をまとめます。
- コミュニケーションの本質は、相手の期待を理解し、ハッピーを届けること
- プレゼンの目的は 「受け手に喜んで行動をしてもらう」 。そのためにビジョン (北極星) を設定する。どんな状態になれば行動をしてもらうかの具体的イメージ
- ハッピーから行動に至る流れは、ロジックとストーリーがあり、「共感 → わくわく・楽しそう → やってみたい・できそう」 と思えること。人が腹落ちし行動するためには、論理だけではなく感情的な納得も必要
あたりまえを疑え。(澤円)