2019/03/29

企業の実行力を決める条件から考える、行動力の高め方




今回は、行動力の高め方です。

  • なかなか行動に踏み切れない…
  • 行動力のある人になりたい
  • 優先順位を決め、行動する方法

こんな疑問に答える内容でブログを書きました。

行動力を高め、自分の成長につなげる方法を考えます。企業の実行力を決める3つの要因から、行動力を高めるヒントをご紹介します。

ぜひ、参考にしてみてください。


企業の実行力を決める3つの要因


まず取り上げたいのは、イノベーション・オブ・ライフ という本です。





この本には、企業ができること、できないことを決定する要因は3つあると書かれています。

著者のクリステンセンが言う、企業の実行力を決める3つとは、


企業の実行力を決める要因
  • 資源
  • プロセス
  • 優先事項


1つめの資源とは、企業が持っているものです。金銭的、物理的資源、人的資産、技術資産、他社との関係などです。

2つめのプロセスは、持っている資源を使って行なうことです。

3つめの優先事項は文字通りで、どれを先にやるか・後にまわすかです。


行動力を高め、経験を血肉にする


ここからは、企業の実行力を決める3つの要因について思ったことです。企業のことを個人レベルに当てはめて、どうすれば行動力を高められるかを考えてみます。

資源とプロセスの関係は、持っている資源をどう使うか (プロセス) です。プロセスによって、新しい資源を獲得できます。

つまり、「資源 → プロセス → 資源 → プロセス → … 」 と続く好循環が生まれます。

どの資源を使い、何を行なうかという意思決定において、3つめの要素である優先事項が関わってきます。優先事項は、資源を使ってどのプロセスに配分するかという意味において、戦略とも言えます。


[思ったこと 1] 行動力を高める (資源 → プロセス)


資源は持っているだけではなく、いかに有効に活用するかです。

新しいことにチャレンジをするなど、行動することによって資源はプロセスにまわります。

大事なのは、いかに初動を早く一歩目を踏み出せるかです。


[思ったこと 2] 経験を血肉にする (プロセス → 資源)


行動をすると経験が得られます。

自分がうまくやれること、うまくいかないことがやってみると初めてわかります。まわりからもフィードバックが返ってきます。直接のものもあれば、間接的に見聞きすることもあります。

これらは、行動から得られる体験知や暗黙知です。

経験を自分の血肉とするためには、もう一歩先まで行くとよいです。体験知や暗黙知を形式知にして蓄積をすることです。形式知になっていれば、得られた経験が知識になり別のところで応用ができます。

では、暗黙知を形式知に変えるためにどうすればよいのでしょうか?

具体的には、次の方法があります。


暗黙知を形式知にする方法
  • 自分の行動の結果や学びを咀嚼する、整理する
  • 言語化する、または図解する (文字や図による可視化)
  • アウトプットをする


優先事項を決めるために


資源が有効に使われるとプロセスに入り、プロセスを通じて新しい資源が得られます。「資源 → プロセス → 資源 → … 」 という好循環です。

ここで重要なのは、どの資源を選び、何を行なうかの判断です。企業の実行力を決める要因で言う 「優先事項」 です。

優先事項の判断基準になるのは、自分の目指したいビジョン、目的、大切にする価値観です。ビジョンや目的というブレない北極星に向かって、自分のどの資源を選び、どのように使うか (プロセスにまわすか) です。


まとめ


今回は、クリステンセンの著書 イノベーション・オブ・ライフ に書かれていた、企業の実行力を決める3つの要因 (資源・プロセス・優先事項) をご紹介しました。





そこから、個人の行動力をどう高めるかを書きました。

最後にまとめです。

  • 企業の実行力を決める3つとは、資源・プロセス・優先事項。資源とは持っているもの、プロセスは資源を使って行なうこと、優先事項は何を先にやるか・後回しにするか

  • 資源とプロセスの関係は、持っている資源をどう使うか (プロセス) 。プロセスによって、新しい資源を獲得できる。「資源 → プロセス」 では、いかに初動を早くし行動に移せるかが大事。次の 「プロセス → 行動」 では、行動からの体験知・暗黙知を形式知に変え、経験を知識にする

  • 「資源 → プロセス → 資源 → … 」 のサイクルで重要な役割を果たすのは優先事項。優先事項の判断基準になるのは、自分の目指したいビジョン、目的、大切にする価値観




イノベーション・オブ・ライフ - ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ (クレイトン・M・クリステンセン / ジェームズ・アルワース / カレン・ディロン / 櫻井祐子 (訳) )

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書いている人 (多田 翼)

Aqxis 合同会社の代表 (会社概要はこちら) 。Google でシニアマーケティングリサーチマネージャーを経て独立し現職。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

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1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身、学生時代は京都。現在は東京23区内に在住。気分転換は毎朝の1時間のランニング。