2019/03/26

結果だけではなく 「xx」 を褒める (承認する) 。四段階で考える人のマネジメントの方法




今回は、相手を何をどう褒めるか、認めたり承認をするかです。

  • 部下やメンバーのマネジメント方法がわからない
  • マネジメントの方法を知りたい
  • 相手を一人の人間として向き合うマネージャーのあり方

こんな疑問に答える内容でブログを書きました。

仕事での人のマネジメントのヒントになればうれしいです。


四段階の承認対象


相手の何を褒めるか、承認するかはいくつかの段階があります。

  • 結果や成果
  • 行動やプロセス
  • 思考・姿勢 (行動の意図)
  • 存在

上にあるものほど気づきやすく、褒めたり承認しやすい対象です。だからこそ、下に行くほど本来は承認してあげたいものです。


きっかけは子育てから


承認対象の四段階に気づいたきっかけは、子どもとの向き合いでした。

子どもがうまくできたこと見ると、褒めてやりたくなります。もちろん、結果や成果を褒めること自体は悪いわけではありません。ただし、いつもうまくいったり成功するとは限りません。

もし結果が出なかった時に、どう対応するかです。思ったのは、結果に至る行動やプロセスに注目することでした。

結果だけではなく行動にも目を向けることによって、その行動自体も褒めたり承認をしようとすると、子どものことがより理解できます。

さらに、行動の元になっている意図、思考、意気込みや姿勢に気づいているかです。思考や意図は表面的には出てきません。時には問いかけによって本人から引き出したり、振る舞いや表情から理解と共感をしているかです。

最後は、たとえ考え方や姿勢が未熟であっても、また行動はもっと良い方法があると大人にはわかっても、存在自体に意味があることを示せるかです。

これが四段階の最後の存在への承認です。人格や存在を肯定し、相手からすると自分は受け入れられている、必要とされていることが実感されている状態です。


人のマネジメント (ビジネスへの応用)


ここまでの話は、仕事での人のマネジメントにもそのまま当てはまります。

メンバーや部下を評価する際に、承認の対象を4つに分けてみるとよいです。

  • 結果
  • 行動
  • 思考
  • 存在

下に行くほど承認が怠りがちになります。結果は褒めやすいですが、行動やプロセスは見ていなかったりします。

行動への姿勢や意図は見落としがちです。存在自体を承認し、相手に言葉や振る舞いでそれを伝えている機会が、普段からどれだけあるかです。

特に4つめの 「存在自体への承認」 については、相手を一人の人間として向き合い、尊重し、真摯に対応をしているかです。マネージャーのあり方として問われることです。


まとめ


今回は、相手の何を褒めるか、認めたり承認をするための考え方をご紹介しました。

最後にまとめです。

  • 褒めたり承認の対象は4つ。① 結果や成果、② 行動やプロセス、③ 思考・意図・姿勢、④ 存在。順に気づきやすく、褒めたり承認しやすい対象。だからこそ、下に行くほど本来は承認してあげたいもの

  • 承認対象の四段階に気づいたきっかけは、子どもとの向き合い。結果は褒めやすいが、行動は注目しないと褒めたり承認ができない。さらに行動の元になっている思考や姿勢、たとえ結果や行動が未熟であっても、最後は存在自体を承認してあげているか

  • 仕事での人のマネジメントにもそのまま当てはまる。特に4つめの 「存在自体への承認」 については、相手を一人の人間として向き合い、尊重し、真摯に対応をしているか。マネージャーのあり方として問われる

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書いている人 (多田 翼)

Aqxis 合同会社の代表 (会社概要はこちら) 。Google でシニアマーケティングリサーチマネージャーを経て独立し現職。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

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1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身、学生時代は京都。現在は東京23区内に在住。気分転換は毎朝の1時間のランニング。