2019/05/27

目標達成の法則 WOOP で、成功確率を高める方法




今回は、成功や目標達成の方法についてです。

  • 仕事やキャリア形成で失敗したくない…
  • 成功の法則があれば知りたい
  • 目標達成の法則 WOOP とは?

こんな疑問に答える内容でブログを書きました。


この記事でわかること


この記事でわかるのは、ある目標達成の法則です。WOOP というフレームをご紹介します。

WOOP とは何か、WOOP から、目標を実現し成功するためには、どうすればいいかを書いています。ぜひ、最後まで読んでみてください。


目標達成の法則 WOOP


今回ご紹介したいのは WOOP という目標達成の法則です。

WOOP は、残酷すぎる成功法則 という本でも紹介されています。





WOOP とは、4つの頭文字からです。


WOOP
  • Wish 願望
  • Outcome 願望が実現した時の具体的な成果
  • Obstacle 成果を達成への具体的な障害
  • Plan 障害を乗り越えるための計画


残酷すぎる成功法則 という本に書かれていた具体例は、以下です。


WOOP の例
  • [Wish] すばらしい仕事に就きたい
  • [Outcome] グーグルで事業部長として働く
  • [Obstacle] グーグルの面接を受ける方法がわからない
  • [Plan] グーグルで働いていて、人事部に連絡をつないでくれる知人をリンクトインでチェックする


WOOP で成功するために


目標達成の法則 WOOP で成功するためには、どうすればよいでしょうか?

ここからは、私が思った WOOP のポイントを書いています。


WOOP のポイント
  • 「思考は現実化する」 は正しいし間違っている
  • その目標は現実的か
  • Why から始める
  • 組織マネジメントへの応用


以下、それぞれについてご説明します。


[ポイント 1] 「思考は現実化する」 は正しいし間違っている


世界的に有名な成功法則で言われているのは、「思考は現実化する」 です。詳しくは、日本語タイトルがそのままの 思考は現実化する という本に書かれています。





これは、ある意味で正しく、ある意味では間違っています。

WOOP からわかるのは、思考がどの程度まで深いかです。

思考が単に願望や希望的観測であれば、現実にはならないでしょう。WOOP のように、抱いた願望の後に、どれだけ具体的に考えているかです。


願望が具体的かのチェック
  • 願望が実現したとしたらどんな状態や成果になるか (Outcome)
  • そのためのハードルは何か (Obstacle)
  • ハードルを越えるのためには具体的にどうすればいいかです (Plan)


そして大事なのは、立てた計画をすぐに実行に移すことです。このプロセスがあれば、思考は現実化していくでしょう。


[ポイント 2] その目標は現実的か


WOOP は目標達成の実現可能性を知るリトマス紙の役割も果たします。

WOOP の4つを見ると、最初の Wish は 「発散」 です。その後の3つ Outcome, Obstacle, Plan は現実に落とし込む 「収束」 です。

Wish の願望だけでは、それがどのくらい現実的なのかはわかりません。

WOOP のプロセスでは、願望が本当に起こったとすると、どんな成果になるか、そのために解決しなければいけない問題は何か、どうやって問題解決をするかを順番に考えます。最後は 「できる理由」 を見い出すということです。

逆に言えば、WOOP を順に辿っていく中で、非現実的なものなのかが見えてきます。


[ポイント 3] Why から始める


WOOP の始まりは Wish である願望です。WOOP とは、Why, What, How で成り立っていることがわかります。


WOOP の三要素
  • 願望 は Why
  • 成果と障害 は What
  • 計画は How


ポイントは、願望という Why から始まっていることです。一番始めに願望という自分の情熱があるかです。

願望という Why があるからこそ、障害を乗り越える原動力になります。

1つ前で、WOOP によって願望が現実的かどうかを見ることができるリトマス紙になると書きました。

もう1つの視点は、願望が強いかどうかです。心から実現したいと思える願望から始まれば、WOOP のその後の成果や障害、障害を乗り越える計画にも強い気持ちで臨めます。


[ポイント 4] 組織マネジメントへの応用


WOOP は自己実現だけではなく、組織マネジメントにも有効です。

願望というと個人のものをイメージしますが、組織では自分たちが何を成し遂げたいのかのビジョンになります。

ビジョンとは具体的には次のようなものです。


ビジョン
  • 心から実現したいと思う未来像 (理想の世界観)
  • 理想とする自分たちのありたい姿


このようにビジョンには2つのタイプがあり、それぞれは向いている矢印が逆です。

1つめの理想の世界観とは、こういう世の中にしたい、創りたいというビジョンです。

2つめのありたい姿は矢印が自分に向いています。まだそうはなっていないが、目指したい自分たちの姿というビジョンです。

WOOP の最初の願望をビジョンにすれば、「ビジョン → 実現した時の具体的な成果 → そのためのハードル → 問題解決の方法」 となり、組織でも WOOP からビジョンを実現するために、具体的な落とし込みができます。


まとめ


今回は、目標達成の法則である WOOP をご紹介しました。

最後に今回の記事のまとめです。



目標達成の法則 WOOP とは、
  • Wish 願望
  • Outcome 願望が実現した時の具体的な成果
  • Obstacle 成果を達成への具体的な障害
  • Plan 障害を乗り越えるための計画


世界的に有名な成功法則 「思考は現実化する」 とは、思考がどこまで深いかによる。単に願望だけでは現実化しない。願望を現実的に落とし込んだ、「成果・障害・計画 (解決方法) 」 まで考えていけば、思考は現実化する


WOOP はリトマス紙になる。
願望を具体的な成果に変換し、そのための障害と計画を立てる WOOP のプロセスを経ることによって、願望が現実的かどうかを知ることができる


WOOP の最初の Wish (願望) は、Why である。Why が強いほど、達成するための障害を乗り越える原動力になる。
Wish はビジョンとも言える。心から実現したい未来像 (理想の世界観) 、または目指したい自分たちのありたい姿と設定すれば、WOOP は組織マネジメントとしても有効





残酷すぎる成功法則

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書いている人 (多田 翼)

ベンチャーから一部上場企業の経営・事業戦略を支援。マーケティング、コンサルティング・アドバイザー・メンター、プロダクトマネジメント。前職は Google でシニアマーケティングリサーチマネージャー、現在は独立 (詳細は LinkedIn または Facebook をご覧ください) 。

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1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身、学生時代は京都。現在は東京23区内に在住。気分転換は毎朝の1時間のランニング。