2020/10/05

マーケティング力を高める広告の見方




今回はマーケティングについてです。


この記事でわかること


この記事で書いているのは、普段からできておすすめの 「マーケティング力を高める広告の見方」 です。

具体的に5つの着眼点から、どのような視点で広告を見ればいいかをご紹介します。

ぜひ記事を最後まで読んでいただき、お仕事での参考にしてみてください。


マーケティング力を高める広告の見方


皆さんは、普段の日常生活でどれぐらい広告を目にされているでしょうか?

意識していない広告も含めると、あらゆるところで広告を見たり聞いたりしています。

今回ご紹介するのは、マーケティング力を磨く広告の見方です。5つのポイントに絞ってマーケティング力へのトレーニング方法をご紹介します。


マーケティング力を高める広告の着眼点
  • ターゲット顧客
  • 提供価値
  • 差別化要素
  • 価値の実現理由
  • メッセージ


ではそれぞれについて、順番に見ていきましょう。


[ポイント 1] ターゲット顧客


1つ目の着眼点は、誰向けの広告かです。

広告内に直接表示されていることもあれば、自分で推測する場合もあります。

普段から広告を見た時に、ターゲット像を頭の中で具体的に思い浮かべてみるといいです。マーケティングでの顧客視点につながります。


[ポイント 2] 提供価値


ターゲット顧客のイメージができたら、次に考えるのは顧客課題と提供価値です。

ターゲット顧客が持っている不満や欲求、顧客インサイトは何かです。マーケティングの用語を使えば、ターゲット顧客のジョブ (片付けたい用事) です。

そのジョブに対して、広告の商品・サービスが雇われるのに最適かどうかを考えます。ジョブのために雇われるのは、ジョブを片付けてくれるだろうという期待を持てるからです。顧客課題に対して、広告ではどんな提案や解決策 (ソリューション) を提示しているかを掘り下げます。

そして、商品やサービスから顧客が得る本質的は価値は何かを考えます。商品やサービスそのものではなく、利用することによって顧客が得られるベネフィットや嬉しさは何かです。提供価値を自分の言葉で言語化してみるといいです。


[ポイント 3] 差別化要素


提供価値のイメージができれば、次に見る視点は差別化です。

提供価値は他の商品やサービスでは得られないものなのかです。差別化の要素は例えば、同じような価値をより安く・早く提供しているのか、より高い価値を提供しているのか、他には決してできない価値なのかがあります。

差別化要素を深掘りしていくと、広告の商品やサービスの競合は何かにつながっていきます。ここで言う競合とは、顧客への価値提供を誰と争っているかです。


[ポイント 4] 実現理由


4つ目の着眼点は、提供価値をなぜ実現できるかです。

広告主にしかできない理由は何かです。

実現理由を分解するとリソース (資源) と、オペレーションになります。リソースは目に見える資源と見えない資源に分かれます。


[ポイント 5] メッセージ


5つ目の着眼点は、メッセージです。顧客への提供価値をどう伝えているかです。

メッセージは大きく2つに分かれます。言葉とビジュアルです。ビジュアルは、さらに動画と静止画 (イラスト・写真) に分けることができます。

いずれにおいてもメッセージがわかりやすく、具体的にイメージができるかどうか、印象的で見た人の記憶に残るかどうかです。

メッセージも含めて、広告全体で態度変容や行動変容につながるかも想像してみるといいです。

態度変容とは、認知・興味・比較検討・買いたい/欲しいです。行動変容は買う・使う・行くといった実際の行動につながることです。


まとめ


今回は、マーケティング力を高める広告の見方を5つに絞ってご紹介しました。

いかがだったでしょうか?

最後に今回の記事のまとめです。


マーケティング力を高める広告の着眼点
  • ターゲット顧客 (誰向けの広告か)
  • 提供価値 (顧客の不や欲求への解決策, 得られる価値)
  • 差別化要素 (他では得られない価値か)
  • 価値の実現理由 (リソースとオペレーション)
  • メッセージ (わかりやすさ・印象的・態度や行動変容)

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書いている人 (多田 翼)

Aqxis 合同会社の代表 (会社概要はこちら) 。Google でシニアマーケティングリサーチマネージャーを経て独立し現職。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

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1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身、学生時代は京都。現在は東京23区内に在住。気分転換は毎朝の1時間のランニング。