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投稿日 2015/08/01

リサーチが役立つのは、顧客の経験や意見を聴くときである




マーケティングリサーチについてです。

エントリー内容です。

  • リサーチが役立つとき
  • お客の使い方を理解し、価値を知る
  • お客の声から何を見い出すか
投稿日 2015/07/29

オハイオ州立大学の 「性的 / 暴力表現の広告への影響調査」 が興味深い




オハイオ州立大学が、広告における性的および暴力的表現が、広告を見た人にどう影響するかの調査結果を発表しています(2015年7月) 。

​Sex and violence may not really sell products | News Room - The Ohio State University

今回のエントリーでは、調査から興味深かったものを取り上げます。
投稿日 2015/07/18

良い調査の判断基準:その調査は Why - How - What の一貫性があるか




今回は、調査についてです。

エントリー内容です。

  • 良い調査を見極めるポイント
  • 喫煙者のアロマの効果を研究した調査
  • Why からはじまるゴールデンサークル
投稿日 2015/04/22

Facebook が動画広告効果調査を発表 (2015年3月) 。興味深い結果と発表スタンスへの疑問




フェイスブックと調査会社ニールセンが共同で、フェイスブック動画広告の効果測定調査を実施しました。結果は以下で発表されています (2015年3月) 。

The Value of Video for Brands | Facebook for Business


調査手法


調査の方法は以下の通りです。

  • 調査対象の動画広告は 173 本
  • 対象の広告を見せる接触者グループ (Exposed group) と、対照群の非接触者グループ (Control group) を比較
  • 広告に効果があったかどうかの評価指標は3つ
    • 広告想起 (Ad recall) 
    • ブランド認知 (Brand awareness) 
    • 購入意向 (Purchase intent)
  • さらに、動画広告の視聴時間長さによって、広告効果の違いを分析
  • 2014年12月 - 2015年2月に実施 (参考: この調査についてのインタビュー記事)
投稿日 2015/04/01

Yahoo! JAPAN のアンケートと検索ログデータを比較した調査




Yahoo! Japan が検索データを使ったおもしろい研究をしています。検索データとアンケート回答で、商品購入検討開始のタイミングに違いがあるかの調査です (2014年10月実施) 。

参考:Yahoo! JAPAN の検索ログデータで見る 「購買プロセスにおける購入検討開始のタイミング」 |Yahoo! JAPAN マーケティングソリューション


検索データという 「行動データ」 と、アンケートからの 「意識データ」 の両方を使って調査し、検証している興味深い取り組みです。
投稿日 2015/03/10

三越伊勢丹の 「優秀な販売員 vs 一般的な販売員」 の比較分析調査がおもしろい


三越伊勢丹ホールディングスと富士通が、協働で行なった取り組みが興味深かったのでご紹介します。2011年のもので、店頭販売やサービス力をどう強化するかの事例でした。

接客力を科学的に分析することで、お客様へのサービスの質を向上 (株式会社三越伊勢丹ホールディングス様)|富士通

取り組みの背景


取り組み背景の問題意識です。該当箇所を引用します。

百貨店も商品力だけでは生き残れない時代。将来にわたって安定的な収益をあげていける構造に転換する必要があり、そのためには従業員一人ひとりが夢とほこりをもって働ける企業風土を醸成していかなければならない。接客販売力を強化することで、販売力を競争力に変えていく必要がある。

三越伊勢丹ホールディングスの課題は、どうやって接客販売力を強化するのでした。
投稿日 2015/03/01

Facebook のクロスメディア広告効果調査に、あえてツッコんでみる




Facebook Japan が、自社広告を含むクロスメディア広告効果調査を発表しました (2015年2月22日) 。

参考:花王エッセンシャルで Facebook 広告が驚きの効果! | Facebook for Business


花王のシャンプーブランド 「エッセンシャル」 が、2014年8月に行なったキャンペーンの広告効果調査とのことです。広告はフェイスブックを含む、TV / 店頭 POP / Web / 雑誌 / OOH に展開した大規模なキャンペーンだったようです。

上記の発表タイトルで 「Facebook 広告が驚きの効果」 とあるように、いくつか紹介されている結果自体は興味深いものでした。

一方で、Facebook からの発表のスタンスそのものに疑問点がありました。
投稿日 2015/02/25

書評: 夜の経済学 (飯田泰之 / 荻上チキ)




一般的に、性風俗や売春は本当の実態はあまり語られず、なんとなくのイメージで捉えられている世界ではないでしょうか。

  • 風俗業界の市場規模はどれくらいなのか?
  • 自らの体を売る女性はどういう人たちで、一方の買う男性はどうなのか?どのくらいのお金のやりとりがされているのか?
  • 性風俗と売春ではどんな違いがあるのか?

夜の経済学 という本が興味深く読めたのは、夜の世界について、著者らが自らデータを集め、統計的な処理をし、データ分析結果から見えてくることを考えるスタンスにあったからでした。
投稿日 2015/02/08

売上への広告効果を測定する Facebook Conversion Lift が登場 (2015年1月)




Facebook が Conversion Lift (コンバージョンリフト) という、新しい広告効果測定サービスを発表しました (2015年1月27日) 。

参考:Conversion Lift Measurement for Facebook Ads | Facebook for Business


Facebook Conversion Lift とは


Facebook Conversion Lift とは、Facebook 上の広告により、広告をした自社製品やサービスの売上やコンバージョン (会員登録等) にどれだけの広告効果があったかを測定できるものです。

Facebook Conversion Lift の特徴は次の通りです (2015年2月現在) 。
投稿日 2015/01/17

「排卵時期の女性の声は普段よりも魅力的になる」 という調査結果




ヒトの生殖に関して、ある調査が興味深かったのでご紹介します。Physiology & Behavior が発表した調査です。

調査結果によれば、排卵中の女性の声は、排卵時期ではない時よりも魅力的になるとのことです。

参考:Women's Voices Are Sexiest At This Time Of the Month | Bustle


調査概要


調査の概要は次の通りです。
投稿日 2015/01/12

スタンフォード大学の 「人は他人の購買行動に影響を受けるのか」 を明らかにした調査がおもしろい




スタンフォード大学が実施した調査が興味深かったのでご紹介します。

エントリーの内容です。

  • 他の人が買ったのを見て、自分も買いたくなる?
  • 調査方法
  • 調査の結果
投稿日 2015/01/03

全ての調査は正しいし、全ての調査は見誤る可能性があるという話




2014年12月、第47回衆議院議員選挙 (衆院選) が行われました。


Yahoo! が検索データから選挙予測を実施


選挙の事前予想では、昔は有権者への電話調査や該当でのインタビューが中心でした。しかし、最近ではネットの予想調査も目にするようになっています。
投稿日 2014/11/30

アイレップが動画広告の検索行動への効果検証調査を提供開始




インターネット広告代理店のアイレップが、動画広告の効果検証サービスをリリースしました (2014年11月14日 ベータ版) 。


動画広告の検索広告への効果検証


特徴は、動画広告を見てその後の検索行動に、広告が影響したかを測定できることです。

参考:アイレップ、動画広告の新しい効果検証方法の β 版を開発、提供開始へ 動画広告接触ユーザーの検索行動における変化を観測-|株式会社アイレップ (リリース PDF)


アイレップの調査手法


アイレップの提供するサービスの分析手法は、同じユーザーが動画広告を見る前と後で検索ワードがどう変わったかを比較します。同一ユーザーにおけるプレポスト方式です。
投稿日 2014/11/09

そのリサーチクエスチョンはアクショナブルか




今回は、マーケティングリサーチについてです。

エントリー内容です。

  • マーケティングとマーケティングリサーチの関係
  • リサーチをしてアクションにつながるか
  • 上位目的を理解する
投稿日 2014/10/11

テレビ視聴分析サービス SMART の所感と課題




スイッチ・メディア・ラボが、テレビ視聴分析サービス 「SMART (スマート) 」 の正式サービスを開始しました (2014年10月6日) 。




テレビ視聴率の調査およびデータ提供です。


テレビ視聴分析サービス SMART とは


調査の特徴や提供サービス内容を見ると、すでに同じ視聴率サービスを展開しているビデオリサーチのできないこと (と言うよりやっていないこと) を突いているという印象です。

具体的には、以下の3つです。
投稿日 2014/10/05

Cookie 問題を解決する Facebook のマルチデバイス広告測定




フェイスブックがおもしろい取り組みを進めています。

参考:Facebook 、買収した Atlas 広告プラットフォームを再ローンチ―マルチデバイス、オフラインのセールスもモニタ - TechCrunch (2014年9月30日)


Cookie 問題


オンラインでのユーザーを計測するためには、これまでは Cookie を使う手法が一般的でした。ユーザーに対して Cookie をブラウザごとに配布し、広告が配信された数、クリック数、A という広告に接触した人に B という広告を出す (リマーケティング) などに使われます。

ただし、Cookie には課題もあります。例えば、以下です。
投稿日 2014/09/27

AccessMill (マクロミルのオンライン広告効果測定サービス) が正式リリース (2014年9月) 。広告接触者と非接触者の同質性を考える




調査会社のマクロミルが、AccessMill (アクセスミル) を正式リリースしました (2014年9月24日) 。

参考:AccessMill [アクセスミル]|マクロミル


AccessMill とは


アクセスミルは、ネット広告によるデジタルマーケティング施策の効果を調査するツールです。

特徴は2つです。

  • Cookie 情報をもとに、マクロミルの調査パネル対象者が広告に接触したかどうかを判別
  • 広告接触者に対してアンケートをかけたり、広告接触者や広告ランディングページ訪問者の特徴を知ることができる

広告接触者やページ訪問者にアンケートをかけ広告効果が測定できます。例えば、広告された商品やサービスについて以下のような態度変容です。
投稿日 2014/09/14

Google アンケートモニターが普及するための2つのポイント




グーグルのアンケートサービスである Google Opinion Rewards が日本でもローンチされました (2014年9月11日) 。

Google Opinion Rewards Now Available in Italy and Japan! | Google Consumer Surveys (Google+)

日本でのサービス名は 「Google アンケート モニター」 です。

すでにローンチされているのは、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアの英語圏の国です。非英語圏ではドイツとオランダに続き、日本はイタリアと同じタイミングでのリリースです。


Google アンケートモニターとは


Google Opinion Rewards (Google アンケートモニター) とは、グーグルが提供するマーケティングリサーチのサービスです。

Google アンケートモニターの特徴は以下です (2014年9月現在) 。
投稿日 2014/09/07

Apples to Apples な比較をするために、3つのリサーチ設計の考え方




今回は、調査やリサーチについてです。適切な比較をするためのリサーチ設計について書いています。

設計の考え方は3つあります。

  • 同一対象者への Pre / Post
  • 別対象者への Pre / Post
  • 別対象者への Control / Test グループ分け

この3つについて、解説します。
投稿日 2014/08/02

お客さま自身が変わったのではなく、アンケートのバイアス




日本経済新聞に、ライフネット生命保険会長兼 CEO である出口治明氏の寄稿記事がありました (2014年7月26日) 。

参考:スマホ普及で契約数は激減?ネット生保の想定外|日本経済新聞


セールスパーソンと相談せず、自分で保険は選ぶ人が減少?


以下は記事から引用です。

6年間経営をやってきて骨身にしみたことは 「世の中は何が起こるか分からない。変化に対応するのが経営の神髄」 というごく当たり前の事実だった。

開業時に当社のウェブサイトに来てくださったお客さまにアンケートを取ったところ、6割を超えるお客さまが 「セールスパーソンと相談しなくても自分で保険は選べる」 と答えてくださった。僕は意を強くして、この割合が7割、8割と上がっていくに違いないと信じていた。

ところが、昨秋のアンケートでは、その比率が2割以上低下していたのである。このようなお客さまの変化 (保守化) は、何故生じたのだろうか。

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書いている人 (多田 翼)

Aqxis 代表 (会社 HP はこちら) 。Google でシニアマーケティングリサーチマネージャーを経て独立し現職。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

ブログ以外にマーケティングレターを毎週1万字で配信しています。音声配信は Podcast, Spotify, Amazon music, stand.fm からどうぞ。

名古屋出身、学生時代は京都。気分転換は朝のランニング。