投稿日 2014/03/21

「他人と違っていてよい」 と受け入れてみると楽になる




今の会社に転職して変わったのが 「他人と違っていてよい」 と考えられるようになったことです。


以前は過剰に人を意識していた


以前であれば、この人のようになりたい、とか、あの人のようにならなければ、などと過剰に思っていた自分がいました。もちろん、自分以外の人から影響を受けたり、良いところを取り入れることはプラスになります。

ただ、あくまで主は自分であり、自分というベースに積み上げていくのが望ましいです。しかし、以前はこの主と従のバランスが悪かったです。
投稿日 2014/03/16

リサーチは良い結果を出すことではなく、真実を知ることが目的




今の仕事での役割は 「マーケティングリサーチマネージャー」 です。


マーケティングリサーチとマーケティング


マーケティングリサーチというのは、マーケティングとは切っても切り離せないものです。リサーチが求められるのは、マーケティングの課題を解決し、マーケティング目的を達成するための一助になることだからです。

マーケティングの目的があり、そのためのマーケティングの課題があります。

例えば、目的と課題は次のようになります。
投稿日 2014/03/09

書評: 大往生したけりゃ医療とかかわるな (中村仁一)




大往生したけりゃ医療とかかわるな という本をご紹介します。



自分の死を考えるとは、死ぬまでの生き方を考えること


本書の内容で印象に残っているのは 「生と死はセットであり、自分の死を考えるのは死に方を考えるのではなく、死ぬまでの生き方を考えること」 でした。
投稿日 2014/03/08

赤ちゃんの服のうんち汚れは太陽が落としてくれる




娘が生後6ヵ月になりました (2014年3月現在) 。

少し前まで悩ましかった問題が、時々オムツからうんちが漏れ服が大変なことになることでした。


うんちがオムツから漏れてしまう…


新生時期の赤ちゃんのうんちは、水分が多くゆるゆる状態です。

オムツがうんちも吸収してくれるのですが、場合によっては吸収しきれないことがあります。
投稿日 2014/03/02

幼稚園では遅すぎる:ソニー創業者の井深大が書いた幼児教育の本




ソニー創業者の 1 人が故 井深大 (いぶかまさる) です。

著者がその井深大なのと、タイトルにインパクトがあり読み始めたのが 幼稚園では遅すぎる - 人生は三歳までにつくられる! いう本でした。



幼児教育について書かれた本で、サブタイトルは 「人生は三歳までにつくられる!」 です。

読む前は、0 歳 ~ 3 歳までにいかに英才教育をするかという内容かと思ったのですが、そうではありませんでした。もっと奥が深く、読み応えのある本でした。
投稿日 2014/02/23

Shazam と YouTube を使って音楽で遊んでみた




パソコンで何か作業をする時、バックグラウンドミュージック (BGM) としてよく使っているのが YouTube です。


YouTube で好きな曲が流れても、曲名がわからない


気に入っているのは、プロやセミプロの DJ の人が上げている動画です。

動画 (流れる曲) の合計は 1 時間くらいで、そのまま流しっぱなしにして聞いています。YouTube のレコメンドも機能していて、ネットサーフィンをするような感じで気ままに聞いています。

DJ がミックスしている曲の中に、知らない好きな曲が入っていることがあります。初めて聞く曲だと曲名がわからず、今まではその時だけその曲を楽しんでいました。

最近、フェイスブック 経由で、そういう時は音楽検索のアプリが使えるとわかりました。そこで、Shazam というアプリを使ってみました (ダウンロードはこちらからどうぞ:iTunes, Google Play) 。
投稿日 2014/02/22

付き合い方次第で 「ストレスなんてへっちゃら」 になるらしい




TED に興味深いプレゼンがありました。


ストレスと友達になる方法


タイトルは How to make stress your friend (ストレスと友達になる方法) です。プレゼンターは、心理学者である Kelly McGonigal 氏です。



Kelly McGonigal: How to make stress your friend - YouTube


プレゼン内容のポイントは、ストレスは健康に害を及ぼさないと考えるとストレスは健康に悪影響は与えない、というものです。ストレスと身体の関係は、ストレスの多い少ないではなく、ストレスをどう捉えるか次第とのことです。
投稿日 2014/02/16

「まだ死ねない理由」 に時間を使えていますか?




先日、父方の祖母が亡くなりました (2014年1月) 。


祖母への最期の見舞い


亡くなる2週間くらい前、御見舞に行きたいとふと思いました。なんとなく 「行かないといけない」 と感じてのことでした。

会いに行った時は泣いて喜んでくれました。帰る時に握った手は温かく、あの御見舞は忘れられない時間です。そして、祖母と会った最後になりました。


自分に残された命をどのように使うか


あらためて思うのは命には限りがあるということです。人生の有限性を考えた時、時間をどのように使うかとは、自分に残された命をどのように使うかです。
投稿日 2014/02/15

初めての転職をした頃の自分に送るメッセージ




ここ最近、自分の転職を振り返る機会が何回かありました。ちょうど今から10ヶ月前に初めての転職をしました。

このエントリーでは、今の自分が当時転職したばかりの自分へのメッセージを伝えるつもりで書いてみます。特に初めて転職される、または転職して間もない方の参考になればうれしいです。

メッセージは3つです。

  • 失敗はつきもの。大事なのは次にどう活かすか
  • 「人としての信頼」 と 「成果としての信頼」 の両方を築く
  • 他人になろうとしない。自分を受け入れる
投稿日 2014/02/11

建国記念の日に考える 「日本と日の丸と太陽」




今日、2月11日は建国記念の日です。

なぜ建国記念なのかというと、日本書紀によると、初代天皇である神武天皇が即位した日とされているからです。神武天皇が即位したのは旧暦では1月1日で、明治期に新暦の2月11日と換算されました。

神武天皇が即位したのは紀元前660年、今から2700年ほど前です。大和地方での橿原宮で即位しました。橿原宮は今でも橿原神宮として奈良県に存在しています。

関連エントリー:神話から現代まで:天皇がつながる日本の誇り


日本と太陽


日本という国名は、中国大陸から見ると東に位置することから太陽が昇るので 「日の本」 とされたのが由来のようです。
投稿日 2014/02/09

子どもの自己肯定感を育むために親ができること




自分の子がどう育ってほしいかを考える時に忘れてはいけないなと思うのが、「自分 (親) と子どもは同じではない」 ということです。

この前提である 「自分と子どもは同じではない」 が抜けてしまっていると、自分が思う子の将来像 = 子どもはそうなるべき、と親が良かれと思ってレールを敷いてしまいかねません。


自分で考え判断し、行動できる子に


単にレールの上を進むことはしないために、親として自分の子どもに伝えたいことは、自分の頭で考えることです。そして、自分の判断で動き、自分なりの答えを出すようにしてほしいことです。
投稿日 2014/02/08

意志力強化のコツ:「欲求」 は受け入れ 「行動」 をコントロールする




「 XX 禁止」 を見ると、逆にやってみたくなった。何かを考えないようにすると、なぜか気になって頭から離れない。こんな経験は誰もが一度はあるでしょう。

ここから言えることは、思考 / 感情 / 欲求を無理に抑えつけようとするのは逆効果であり、かえって避けたいと思っていることを考えたり、行なってしまうということです。


自分の欲求と行動を分けて考える


スタンフォードの自分を変える教室 という本に書かれていた内容で興味深かったのは、何かをしたい 「欲求」 とその後の 「行動」 を分けるという考え方でした。
投稿日 2014/02/01

意志力を高める第一歩は 「選択する瞬間」 に気づくこと




私たちは日々の生活において、大小様々な選択をしています。


天使と悪魔のささやき


例えばダイエットで食事制限をしている時でも、目の前に大好きなチョコレートがあると、どうしても食べてしまいたい衝動にかられます。一方で、もう1人の自分がいて、「ここでチョコを食べてはいけない」 と自制を促します。

天使と悪魔のささやきと言われるように、自分の中には2人の自分がいるように感じます。

2人の自分は正反対で、やりたいこと (例: 毎週ジムに通う) に対してやろうと思う自分とめんどくさいと思う自分、やらないこと (例: 禁煙) に対して、やってはいけないと思う自分とやってもいいかなと思う自分です。


選択した瞬間を意識する


スタンフォードの自分を変える教室 という本に書かれていてなるほどと思ったのが、意志の力を高めるために選択した瞬間を意識することが重要であることでした。
投稿日 2014/01/26

Amazon に足りないリピート購入の仕組み




アマゾンでは色々なものを買っています。


本や CD から日用品・食品まで


2000年代始めにアマゾンを使い始めた当初は、本や音楽 CD がほとんどでした。その後、CD は買わなくなりましたが、本に加えて、家電や雑貨品もアマゾンで購入するなど購入範囲は増えました。

この段階でのアマゾン購入商品の共通点は 「リピート購入はしない商品」 でした。本も CD も、それ以外の家電も、基本的には1度買えば全く同じ商品をリピートする状況は起こりませんでした。
投稿日 2014/01/25

神話から現代まで:天皇がつながる日本の誇り




2月11日は日本では 「建国記念の日」 です。この日は、日本書紀が伝えるには、初代の天皇である神武天皇が即位した日とされています。神武天皇が即位したのは旧暦では1月1日で、明治期に新暦の2月11日と換算されました。

神武天皇が即位したのは紀元前660年、今から2700年ほど前です。大和地方での橿原宮で即位しました。橿原宮は今でも橿原神宮として奈良県に存在しています。


初代天皇から現代までつながっている


世界の国々と比べた時に、日本の特徴は約2700年の間、天皇制がずっと続いていることです。これは他にはない類まれな歴史です。
投稿日 2014/01/19

世界の歴史を変えた日露戦争




世界の歴史という視点で見ると、15世紀の中頃から始まった大航海時代は、地球規模で大きな変化をもたらしました。


大航海時代以降の世界


それまでは、ヨーロッパはヨーロッパ、アジアはアジアという閉じた世界で歴史が動いていました。もちろん、シルクロードを通じた貿易はあり、モンゴル帝国がヨーロッパ世界に迫る時代もありました。ただ、大航海時代前の世界史では、それぞれの地域で起きた出来事が別の地域に大きな影響を及ぼすことはありませんでした。

ところが、コロンブスのアメリカ大陸発見に象徴されるように、大航海時代以後は世界が一つになったのです。欧米での歴史的事件が、アジアやアフリカにも直接影響するようになりました。
投稿日 2014/01/18

変わりゆく Amazon の価値




気づけばアマゾンで色々なものを買っています。

昔、アマゾンを使い出した頃に買っていたのは、もっぱら本と音楽 CD でした。本も CD も、書店や CD ショップにはない CD がアマゾンにはたくさん売られていました。

当時のアマゾンの価値は、実店舗では出会えないような商品があることだった記憶があります。
投稿日 2014/01/12

あらためて考える明治維新のすごさ




今回のエントリーは明治維新についてです。明治維新の歴史的な意味、現在の私たちへの示唆についてです。

明治維新がすごかったと思うのは、当時の最高権力である幕府を倒幕しただけではなく、自分たちの手で新しい社会基盤をつくり上げたことです。


過去にも起こった倒幕


倒幕については、明治維新より前の日本の歴史では起こっていたことでした。例えば鎌倉幕府を倒した建武の中興です。

明治維新では、過去に起こった倒幕をもう一度実現するという明確な 「やるべきこと」 のイメージが維新の志士たちにはできていたのでしょう。


倒幕後に何を実現するか?という難しさ


260年続いた江戸幕府を倒すだけでも、明治維新の歴史的なインパクトは大きいです。

それ以上に注目すべきは、明治維新後に大きな社会的な混乱がなく新しい社会をつくったことです。それまでの権力から、別の全く新しい権力に移行させたのです。
投稿日 2014/01/11

親の自立のための親孝行




前回のエントリーでは教育勅語の12の徳目 (道徳) を取り上げました。

参考:大切にしたい教育勅語と日本の心


教育勅語の1つ目は親孝行


12の道徳の1つ目は親孝行がきています。原文では 「父母ニ孝ニ」 とあり、親に孝養を尽くしましょうと書かれています。

親孝行の意味は 「子として親を大切にすること」 です。ただ、この表現だとどうも抽象的に感じます。何をすれば親孝行になるのか、ならないのかです。


自分の親に良かれと思ってやったこと


少し前の話ですが、後から考えると 「これは本当は親孝行にならなかったのでは」 と思えることがありました。
投稿日 2014/01/05

大切にしたい教育勅語と日本の心




1890年 (明治23年) 10月30日、明治天皇が直接お与えになったのが教育勅語でした。正式名は 「教育ニ関スル勅語」 です。


教育勅語の教え


教育勅語の文章は天皇が自ら国民に語りかける形式をとります。

12の徳目 (道徳) があり、これを守るのが国民の伝統であり、歴代天皇の遺した教えと位置づけ、国民とともに天皇御自身もこれを守るために努力したいと誓って締めくくられています。以下、原文と () 内は現代訳です。
投稿日 2014/01/02

「子どもの自分」 と 「自分の子」 に誇れる行動をしているか




2013年を振り返ってみると、大きな変化があった年でした。自分が死ぬ最期に自分の人生を思い返した時、ハイライトの1つとして頭に浮かぶ年です。


2013年は子どもが生まれた年


大きな変化の1つは、子どもが生まれたことでした。

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書いている人 (多田 翼)

Aqxis 代表 (会社 HP はこちら) 。Google でシニアマーケティングリサーチマネージャーを経て独立し現職。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

ブログ以外にマーケティングレターを毎週1万字で配信しています。音声配信は Podcast, Spotify, Amazon music, stand.fm からどうぞ。

名古屋出身、学生時代は京都。気分転換は朝のランニング。