2021/01/12

マーケティングリサーチ企画書の書き方を解説 → ビジネス企画書への一般化



今回はマーケティングリサーチについてです。

マーケティングリサーチの企画書を取り上げます。


この記事でわかること


  • マーケティングリサーチの企画書とは?
  • 企画書の構成は Why, What, How, Who
  • ビジネスの企画書への一般化


この記事で書いているのは企画書についてです。

マーケティングリサーチの企画書を解説しています。そして最後にビジネスの企画書への一般化をしています。

ぜひ記事を最後まで読んでいただき、お仕事での参考になればうれしいです。


マーケティングリサーチの企画書


マーケティングリサーチで大事なのは調査の企画書です。企画書の内容を見れば、その調査がうまくいくかどうかが見えるぐらい重要なものです。

では企画書とはそもそも何でしょうか?

企画書の役割を整理すると、次のようになります。


マーケティングリサーチの企画書
  • 調査の方針、全体のガイドライン
  • 発注者と受注者 (調査実行者) で調査の認識を合わせるため
  • 調査背景と目的が書かれ、調査提案、準備、分析、報告のすべての調査プロセスで参照される


例えるなら企画書は冒険をする時の 「地図とコンパス」 です。目指す先と現在地を知るために必要不可欠なものです。

では調査企画書には、具体的に何を書けばいいのかを見ていきましょう。


企画書の構成


マーケティングリサーチの企画書は、次のような構成になります。


企画書の構成
  • 調査背景と目的
  • 調査課題
  • 調査設計
  • 調査主体者


それぞれについて順番に説明しますね。


[構成 1] 調査背景と目的


背景と目的は、マーケティングリサーチの上位にあるマーケティングの課題からです。

解決したいマーケティングでの問題設定と課題が、調査の背景です。調査目的は、マーケティング課題にリサーチからどう貢献するのかです。

背景と目的は 「なぜ調査をするのか」 の Why に当たります。


[構成 2] 調査課題


具体的に何を調査するのかの What が次の構成要素です。調査課題で調査の主要な論点です。

調査課題とは調査の主要な論点です。

企画書では課題 (問い) に対する仮説もセットで書いておきます。

仮説まで落とし込むことの意味は、仮説まで書かれていれば、この調査で具体的にどんな解を出すのかのイメージがより明確になります。


[構成 3] 調査設計


3つ目の調査設計です。調査設計は具体的に調査をどう進めるか、どんなやり方かするのかを示すものです。

ここまで企画書の構成で見てきた Why (背景と目的) 、What (調査課題) に対して、調査設計は How です。

調査設計の項目を分解すると、次のようになります。


調査設計の項目
  • 誰に対して
  • どこで
  • いつ
  • どのように


これらに加えて調査のスケジュール、発注者と受注者のやり取り・業務フロー、金額見積もりを提示します。


[構成 4] 調査主体者


調査企画書の4つ目の構成要素が Who の情報です。

初めての調査案件であれば、調査を実施する主体者の情報を企画書に入れます。調査会社の紹介です。どんな会社なのか、調査担当者のプロフィール紹介です。


ビジネスの企画書への一般化


ここまではマーケティングリサーチの企画書についてでした。


企画書の構成
  • 背景と目的
  • 課題
  • アクション (具体的にやること)
  • 実施主体者


ご紹介した企画書の構成要素、ビジネスでの企画書に汎用性があります。

Why, What, How, Who の4つは、どのような企画書にも共通して入ります。これらの4つの要素をフレームワークとして埋めていくといいです。


まとめ


今回はマーケティングリサーチの企画書についてでした。

最後に今回の記事のまとめです。


マーケティングリサーチの企画書
  • 調査の方針、全体のガイドライン。関係者で調査の認識を合わせる
  • 調査背景と目的が書かれ、調査提案、準備、分析、報告のすべての調査プロセスで参照される
  • 企画書は地図とコンパス。目指す先と現在地を知るために必要不可欠


企画書の構成
  • 調査背景と目的 [Why]
  • 調査課題 [What]
  • 調査設計 [How]
  • 調査主体者 [Who]


ビジネスの企画書への一般化
  • Why, What, How, Who はどのような企画書にも共通して入る
  • 4つの要素をフレームワークとして埋めていく


最新記事 (毎日更新中)

書いている人 (多田 翼)

Aqxis 合同会社の代表 (会社概要はこちら) 。Google でシニアマーケティングリサーチマネージャーを経て独立し現職。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

note, Twitter, theLetter, YouTube, Podcast, Google Podcasts, Amazon music, Spotify, stand.fm, も更新しています。

1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身、学生時代は京都。現在は東京23区内に在住。気分転換は毎朝の1時間のランニング。