2018/06/05

インプットからアウトプットへの四段階。行動からアウトプットを繰り返し、習慣にできるか


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インプットとアウトプットについて書いています。

エントリー内容です。

  • インプットからアウトプットへの四段階
  • 四段階は習慣化のプロセスでもある
  • アウトプット力を高める方法


インプットからアウトプットへの四段階


何かの情報や知識をインプットできたとしても、アウトプットできるかは別です。インプットからアウトプットまでは、4つのプロセスがあります。

  • 知らない
  • 知っている
  • できる
  • やっている

以下は、それぞれの補足です。例として、読書からのアウトプットに当てはめてみます。


1. 知らない


本を読む前の段階です。これからインプットされるであろう書かれている内容について、まだ知らない状態です。


2. 知っている (インプットした)


本を読み、書かれている内容を理解したり、新しい情報をインプットした状態です。新たな気づきや見方、知識が得られました。


3. できる (アウトプットできた)


ここからはアウトプットの段階です。2つに分かれます。

アウトプットの1つめの段階は 「できる」 です。意識すれば、インプットしたことをアウトプットできる状態です。

本に書かれていたことを、仕事で早速取り入れてみたなど、同じように自分でもやってみた (行動した) 段階です。気づきや得られた知識を人に言ってみたり、ソーシャルメディア等のネットで発信した場合も 「できる」 に含めます。


4. やっている (アウトプットしている)


アウトプットの2つめの段階は、自分自身が使おうと意識しなくても自然と使えている (アウトプットしている) 状態です。無意識でやれています。

インプットした内容は自分のスキルとして定着し、いつでも頭の中の引き出しから自由自在に使えます。


以上の4つの段階に分ける意味は、インプットしただけではまだ十分ではなく、アウトプットが大事だということです。さらに、アウトプットは、自然と出せるくらいのレベルに定着させられるかです。


四段階は習慣化のプロセスでもある


 「知らない → 知っている → できる → やっている」 の4つ流れは、習慣化のプロセスです。自分にとって良い行いを習慣にするにあたって、4つの段階に分けて考えると、自分が今どの状況なのかがわかります。

4つの段階を、早起きという習慣に当てはめてみます。

  • 知らない:早起きをしようと思っていない。早起きがなぜ良いか、自分にどういう意味があるかもわかっていない。どのようにすれば早起きができるか知らない
  • 知っている:どうすれば自分が早起きできるかを知っている。早起きの効果がわかっている
  • できる:自分で工夫して早起きができる。ただし、早起きが習慣としてまだ定着していない
  • やっている: 「早起きをすること」 を意識しなくても、毎日当たり前のように自然とやっている

ところで、4つの段階である 「知らない → 知っている → できる → やっている」 を、自分が意識しているか・無意識なのかで分けると以下のようになります。

  • 知らない:無意識 (知らないので意識できていない)
  • 知っている:意識している
  • できる:意識している
  • やっている:無意識 (意識ぜずにやっている)

無意識から始まり、意識され、再び無意識になります。

4つめの 「やっている」 になれば、習慣化できた状態です。意思の力やがんばろうと思わなくても、意識することなしに無意識で日常生活の中で自然とやれています。


アウトプット力を高める方法


インプットとアウトプットの話に戻すと、自分の専門知識としてインプットする場合は、ただインプットして終わりではなく、いかにアウトプットができる状態にするかが重要です。

では、どうすればインプット (知っている) を、アウトプットとしての 「できる」 と、そして 「やっている」 まで行けるのでしょうか。

ポイントは、以下の3つです。

  • 「やっている」 を1つずつ増やす
  • 想起しやすい仕組みをつくる
  • 繰り返し使う

以下、それぞれについて、ご説明します。


1. 「やっている」 を1つずつ増やす


4つの段階は習慣化と同じであると考えると、インプットから 「やっている」 というアウトプットの状態にするためには、やることを1つに絞ることです。一度に複数のことを習慣化するよりも、1つずつ確実に定着させます。

単にインプットだけであれば、あるいは、アウトプットの 「できる」 までであれば、複数を同時並行でも良いでしょう。しかし、アウトプットすることが習慣化したレベルにするためには、「やっている」 を1つずつ増やすほうがいいです。


2. 想起しやすい仕組みをつくる


メモに書いておく、ノートや手帳に表示するなど、普段から目に見えるようにしておくとよいです。想起しやすい環境や仕組みをつくります。


3. 繰り返し使う


 「知っている」 から一足飛びに 「やっている」 にはいきません。何度も繰り返し 「できる」 のプロセスをまわします。意識しなくてもよいように、何度も使います。アウトプットの機会を増やします。


最後に


今回は、インプットしたことをアウトプットし、さらに習慣としてアウトプットを 「やっている」 という状態までを考えました。

ポイントは、インプットして終わりではなく、インプットからいかに自分の行動に変えられるかです。行動の繰り返しによって定着し、習慣になります。

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書いている人 (多田 翼)

Aqxis 合同会社の代表 (会社概要はこちら) 。Google でシニアマーケティングリサーチマネージャーを経て独立し現職。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

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1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身、学生時代は京都。現在は東京23区内に在住。気分転換は毎朝の1時間のランニング。