投稿日 2018/06/30

書評: 成功の教科書 - 熱血!原田塾のすべて (原田隆史) 。心技体の心を重視する成功法則


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成功の教科書 - 熱血!原田塾のすべて という本をご紹介します。



エントリー内容です。

  • 本書の内容
  • 成功とは何か (定義)
  • 成功するための考え方と方法


本書の内容


以下は、本書の内容紹介からの引用です。

これぞサクセス道!夢実現の正しい "技術" 。

荒れた公立中学校を建て直し、ついには13回もの陸上日本一を成し遂げた伝説の 「カリスマ体育教師」 「生活指導の神様」 が、子どもたちを夢実現に導いたノウハウと哲学を余すことなく紹介したのが本書です。

著者が開発した目標達成の "システム" は、現在ではユニクロはじめ有名企業の人材育成プログラムにもどしどし導入されています。一度身につけたらあらゆる場面で活用できる、効果実証済みの "成功の仕方" です。


成功とは何か (定義)


本書では、成功の定義を次のようにします。

自分にとって価値のあるもの未来に向かって目標として設定し、決められた期限までに達成すること。

成功定義は、下線で強調したように3つに分けることができます。

  • 自分にとって価値のあるものを見い出す (叶えたい夢、目的を持つ)
  • 夢を目標として設定する (dream から goal へ)
  • 目標達成の方法を自ら考え、問題を解決し、目標を期限までに達成する


成功するための考え方と方法


本書には、成功する人になるための具体的なやり方、実際の目標管理シートも公開され、わかりやすく書かれています。

ここからは、どうすれば成功する人になれるかについて、読んで私が思ったことです。考え方とやり方で興味深かったことをご紹介します。

5つあります。

  • 「成功する」 とはじめに心に決めてしまう
  • 心技体 + 生活で、特に 「心」 と 「生活」 を重視する
  • 素直な心・謙虚さ・一所懸命の受容態勢を整える
  • 高い目標を達成するために、小さな目標設定と達成を繰り返す
  • ひたすら書く

以下、それぞれについて補足です。


1. 「成功する」 とはじめに心に決めてしまう


目標を具体的に設定し、毎日の振り返りなど具体的にアクションを起こす前に、まずは自分が成功すると心に決めてしまうことです。

ポイントは、成功したいという願望ではなく明確にはっきりと 「成功する」 と言い切り、そう決めることです。強い思いが大事です。


2. 心技体 + 生活で、特に 「心」 と 「生活」 を重視する


特徴的だと思ったのは、成功するために何よりも 「心」 や 「普段の生活」 をいかに送るかを重視していることです。心技体のいずれも疎かにはしませんが、3つの中でも特に心づくりを大切にします。

成功は、日常生活での振る舞いや、何に気づき、どう考えたの心のあり方がベースになります。


3. 素直な心・謙虚さ・一所懸命の受容態勢を整える


いくら、成功するための考え方や具体的な方法が提示されても、本人にその気がなく、受け入れ態勢ができていなければ効果はありません。

成功するために自分が変わることに対して、素直な心になっているか、謙虚さ、真面目さ、一所懸命になれるかです。本書では、コップは空になっていて上向きになっているかを読者に問いかけます。


4. 高い目標を達成するために、小さな目標設定と達成を繰り返す


本書では、目標設定のレベルを、期日という時間と難易度の2つの軸で考えます。

高い目標は、難易度が上がるだけではなく、達成までの時間も長くなります。そこで、高い目標を小さな目標設定に分解します。ここで言う小さな目標とは、2週間以内に達成できるものです。

小さな目標設定と達成を繰り返し、高い目標に向かって着実に階段を上っていきます。

このプロセスにはメリットがあります。たとえ小さくても成功体験を何度も味わえます。何度も目標設定・達成を繰り返すことによって、成功するためのやり方を実践する機会になります。


5. ひたすら書く


推奨されているのは、目標設定や日々の行動目標を、ひたすら書き続けることです。独自の目標管理シートが紹介されます。具体的には、以下について書きます。

  • 目標 (理想目標・中間目標・最低目標) 、行動目標と期日
  • (毎朝にやることを確認し) その日の終わりにできた・できなかったの振り返りを書く
  • 目標達成への予想される問題。解決策もこの段階で書く

毎日毎日、ひたすら書きます。書くことによって、目標と達成イメージが鮮明になります。また、日々書くことから、自分が何を考えているか、自分の成長、起こるであろう問題と解決策など、気づきが得られます。

毎日、愚直に書き続けるのは、心を鍛えるためでもあります。

目標は立てただけでは、次第に風化します。いかに毎日見返し、その日にできたかを振り返り気づいたことも書く、こうした目標のメンテナンスは目標達成には不可欠です。


最後に


本書を通じて思ったことがあります。書かれていることは表面的な成功のためではなく、人として人格や人間力をいかに高めるか、心を磨き、立派な人間になれるかを問いかけられていることです。

成功のための1つ1つのやり方は、やろうと思えば誰にでもできることです。

本質は、難しくない誰でもできる当たり前のようなことを、毎日繰り返し、やり続け、目標達成までやり切れるかです。

その過程で最初に描いた夢は現実的な目標になり、鮮明にイメージできるようになります。今の自分を未来の自分に近づけていくのです。



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書いている人 (多田 翼)

Aqxis 合同会社の代表 (会社概要はこちら) 。Google でシニアマーケティングリサーチマネージャーを経て独立し現職。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

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1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身、学生時代は京都。現在は東京23区内に在住。気分転換は毎朝の1時間のランニング。