2018/06/24

プライベートで仕事に役立つ気づきや学びのための、3つの方法をご紹介


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仕事以外のプライベートや会社の外で、どうやって気づきを得たり学ぶかです。

具体的には、次の3つです。

  • 観察 → 解釈・学び → 横展開
  • 「消費者インサイトは何か」 を考える
  • ビジネスモデルを見極める

以下、それぞれについて解説します。


学び方 1:
観察 → 解釈・学び → 横展開


仕事から離れれば、自分は1人の生活者であり消費者です。

身のまわりには、気づきや学びの種はいくらでもあります。ただし、意識しなければ、目の前にあっても気づかずに見ることはできません。


3つのステップ


日常生活で気づきや学びの方法の1つめは、観察から始める3つのステップです。

  • 観察する
  • 観察したことを自分なりに解釈し、本質を理解する (一般化する)
  • 一般化した学びを他のことに応用する (横展開する)


サッカー観戦に当てはめると


例えば、サッカー観戦をしていたときのプレイシーンで考えてみます。フォワードの選手のゴールシーンのリプレイを注意深く見ると、ゴールを決めたのはボールを受ける前がポイントだったことがわかりました。

具体的には、ボールを受け取る前にデフェンダーのマークを外し、自分が次のアクションに入りやすい状況を作り、ボール受け取った後にシュートにスムーズに入れたからでした。ここまでが観察です。

観察したことを自分なりに解釈し、学びを一般化すると、「次のアクションを想定して、あらかじめ準備しておくことの大切さ」 となります。

一般化すれば横展開ができます。仕事に当てはめれば、自分が仕事を依頼される前にあらかじめ下準備をしておくことです。実際に仕事がまわってきたときに、いち早く取り掛かれる状態にすることができます。

例えば、必要になるであろう情報を取っておく、仕事をするためのまとまった時間を確保する、自分がさらに次に依頼するであろう人に前もって一言入れておく、などです。


学び方 2:
「消費者インサイトは何か」 を考える


人気のもの、話題になっているものの背景を考えるときに、「消費者インサイトは何か」 という視点で考えます。


消費者インサイトとは


マーケティングにおける消費者インサイトとは、「人を動かす隠れた気持ち」 です。

普段は自分自身でも意識してませんが、それと気づかされれば行動を誘発する奥にある気持ちです。インサイトという心の琴線に触れることによって、興味を持ったり、購入する、あるいは習慣すらも変えます。

消費者インサイトについては、別のエントリーで書いています。こちらもぜひご覧ください。

参考:消費者インサイトとは何か? 「インサイトを見い出す方法」 をわかりやすく解説します


他人のインサイト、自分のインサイト


インサイトは何かを考える対象は、「自分以外の他者」 と 「自分自身」 の2つです。

人は、なぜその商品を買うのか、サービスを使うのか、話題のお店や場所へ行くのかについて、インサイトである行動させた奥にある気持ちは何かを考え、想像します。

自分自身のインサイトを考えることも気づきが得られます。

自分が行なったこと、買ったものについて、なぜだったのかは時として自分でも明確になっていないことがあります。一見すると無意識な行動も、自分を客観視すれば行動につながった奥にあった気持ちを見い出すことができます。


学び方 3:
ビジネスモデルを見極める


普段の生活でビジネスモデルはどうなっているのかを考えることも、気づきがあります。別の表現をすれば、価値化や収益化の仕組みは何かを想像し、見抜くことです。

筋の良いビジネスモデルかどうかを見極めるポイントは、以下の3つです。

  • 主体者や仲介者から、顧客へ提供される価値は何か。関係プレイヤー全員に win-win が成立するか
  • 提供価値はどのようにお金に転換しているか (価値の収益化)
  • 価値の源泉は何か。源泉は、希少性があり真似されにくいか

この視点で、身のまわりのことを、どんなビジネスモデルなのかを見るとよいです。身のまわりのサービスや仕組みから、気づきが得られます。

ビジネスモデルについては、別のエントリーで書いています。こちらもぜひご覧ください。

参考:筋の良いビジネスモデルを見極める視点を、Google を例に解説します


最後に


プライベートの日常生活でも、むしろ会社の外にこそ、学習材料は多くあります。

今回ご紹介した3つの視点で、気づきを得て学び、言語化するとよいです。

  • 観察 → 解釈・学び → 横展開
  • 「消費者インサイトは何か」 を考える
  • ビジネスモデルを見極める

継続すれば、頭の中に知識資産として蓄積します。自分の提供価値の源泉になります。

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書いている人 (多田 翼)

Aqxis 合同会社の代表 (会社概要はこちら) 。Google でシニアマーケティングリサーチマネージャーを経て独立し現職。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

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1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身、学生時代は京都。現在は東京23区内に在住。気分転換は毎朝の1時間のランニング。