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今回は、仕事で大切にしたいことです。知識や技術的なことの以前の、基本的なレベルのことです。心技体で言えば、心に当たります。
エントリー内容です。
- イチローが大切にしていること
- 「当たり前のこと」 を徹底的にやり続ける
イチローが大切にしていること
イチローがシアトルの地元の小学校に招かれ子どもたちに講演をした時のことです。ある子どもから、「メジャーリーガーとして活躍するには何が一番大切か」 と尋ねられました。
イチローの答えは、次のようなものでした。
「バットを地面に置かないこと。バットが芝生の水を吸うと、何億分の一かの重さや形の変化が起こってしまう。お父さん、お母さんが買ってくれた野球道具を大切にし、自分のバット・グローブ・靴を磨くこと」
「できて当たり前のこと」 を手を抜かずに徹底的にやり続ける
もし自分が、イチローのように子どもたちから同じ質問を受けたら、どう答えるでしょうか。自分が思う仕事で活躍するには何が一番大切か、という問いです。
私の答えは、「できて当たり前のこと」 を手を抜かずに徹底的にやり続けることです。
大切にしたい 「できて当たり前のこと」
当たり前のこととは、例えば以下です。
責任
- 主体的に動く
- 自分のタスクは期限を守って必ずやる (役割を果たす) 。タスクは1ヶ所にメモをする
- 自分の決断・発言・アウトプットには責任を持つ。常に期待を超えるアウトプットを出す。特に社外に出すアウトプットは細部にまでこだわる
- グラフや数表などのチャート内の数字は、なるべくローデータに近いものと最後にチェックする
- ミスや失敗を人のせいにしない
- 誤魔化さない、騙さない、嘘をつかない
- 直接会う・行くなど、現場を大事にする
- メールに返答が必要な場合は必ず返信する (24時間以内目安)
- 受信ボックスの未読メールはない状態にする。全てのメールに対して定期的に未読検索をしてざっとでも必ず目を通す
敬意
- 約束の時刻を守る (会議時刻に遅れないなど) 。5分前行動を心がけ、遅れる場合は早めに連絡する
- 話を聞く時は相手の顔を見る
- 相手視点になるために、相手の立場を想像する
- 議論や交渉で平行線になっても、相手をリスペクトする気持ちを持つ
- 個人攻撃や人格を否定する振る舞いはしない。人ではなく仕組みや問題に焦点を当てる
- 感謝する
あいさつ・身だしなみ
- 返事ははっきりと言う。挨拶を自分からする
- 服や身だしなみを清潔にし、だらしなくしない
- 机の上を整頓する。帰宅時には机の上に何もない状態にする (クリアデスク)
- 離席や帰宅時には椅子をしまう
一つ一つは、難しくないことです。やろうと思えば誰でもできます。能力ではなく意識するかどうかです。
大切にしたいのは、常に徹底してやり続けることです。理想は、意識しなくても無意識に自然と行なっている状態です。厳密に言えば、「できている」 ではなく習慣として 「やっている」 です。現状は、上記の全てをいつもやれているレベルにはできていません。
「できて当たり前のこと」 をやり切るよう、日々の生活を送ります。