2020/11/11

イノベーティブなアイデアを生む方法 (3つのポイント)



今回はアイデアのつくり方についてです。


この記事で分かるわかること


  • イノベーティブなアイデアを生む方法
  • 1. 切り口からアイデアへ
  • 2. 広げる, 絞る, 磨く
  • 3. 個人ワークとディスカッション (化学反応)


今回はどうやってアイデアを生み出すかについてです。三つのポイントに絞って、アイデアをつくる方法をご紹介しています。

ぜひ記事を最後まで読んでいただき、仕事での参考にしてみてください。


イノベーティブなアイデアを生む方法


この記事でご紹介する方法は、次の三つをポイントにしています。


イノベーティブなアイデアを生む方法
  • 切り口からアイデアへ
  • 発散と収束の3ステップ (広げる, 絞る, 磨く)
  • 個人ワークとディスカッション (化学反応)


ではそれぞれについて順番に見ていきましょう。


[ポイント 1] 切り口からアイデアへ


アイデア出しで重要なのは、抽象と具体の往復です。

抽象レイヤーが切り口、具体がアイデアです。順番は切り口を決めてアイデアを考えます。

切り口は視点であり、制約や条件です。切り口を例えるなら、遊ぶ範囲を決めた庭、スポーツのルールのようなものです。大きな枠をつくり、その中で具体的なアイデアを考えていきます。

では、もう少し切り口のイメージを深めるために、商品開発を例に見てみましょう。

切り口として、プロダクトと市場のマトリクスをつくります。




引用: NIJIBOX BLOG


四つのセグメントから注力する領域を決め、その中で具体的な実行アイデアを考えていきます。このようなやり方が 「切り口からアイデアへ」 です。


[ポイント 2] 発散と収束の3ステップ (広げる, 絞る, 磨く)


二つ目のポイントです。「広げる - 絞る - 磨く」 の三つのプロセスから発散と収束をします。

最初は 「広げる」 です。切り口とアイデアのそれぞれで当たり外れがあっても良いので、まずは広く出していきます。

次に有望なものに絞ります。判断基準に沿っての絞込みです。判断基準は例えば、実行のしやすさ、実行した時の効果の大きさとします。

三つ目のステップが 「磨く」 です。絞って選んだものをより具体化して施策にするなど、切り口とアイデアの磨きこみをします。


[ポイント 3] 個人ワークとディスカッション (化学反応)


三つ目のポイントが、個人ワークとチームでの作業をサンドイッチのように繰り返します。

具体的には次のようなやり方です。


個人ワークとディスカッション (例)
  • ブレスト会議の事前にテーマについて各自に切り口とアイデアを考えてきてもらう [個人ワーク]
  • ブレストでは議論をする前に全員に発表してもらう [チーム]
  • 他の人の切り口とアイデアをヒントにもう一度個人ワークをする (付箋に書き出す) [個人ワーク]
  • 付箋を使って切り口とアイデアをディスカッションする (広げる, 絞る, 磨く) [チーム]


ポイントは事前とブレストのそれぞれ中の両方で個人枠を入れます。個人ワークと発表によって全員が発表する機会が得られます。

イノベーションに必要なのは、異質なものの掛け合わせです。個人ワークという一人での内省、ディスカッションという化学反応を繰り返すことによってイノベーティブなアイデアにつながります。


まとめ


今回はアイデアを生み出す方法を、三つのポイントに絞ってご紹介しました。

いかがだったでしょうか?

最後に今回の記事のまとめです。


イノベーティブなアイデアを生む方法
  • 「切り口」 から 「アイデア」 へ。切り口とは視点, 制約, 条件
  • 発散と収束を 「広げる, 絞る, 磨く」 の3ステップで進める
  • 個人ワークとディスカッション。個人の内省とチームでの化学反応を繰り返すことによってイノベーティブなアイデアへ


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書いている人 (多田 翼)

Aqxis 合同会社の代表 (会社概要はこちら) 。Google でシニアマーケティングリサーチマネージャーを経て独立し現職。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

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1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身、学生時代は京都。現在は東京23区内に在住。気分転換は毎朝の1時間のランニング。