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投稿日 2017/09/11

書評: 魔法のラーメン発明物語 - 私の履歴書 (安藤百福) 。イノベーションの視点で見るチキンラーメンとカップヌードルの発明


魔法のラーメン発明物語 - 私の履歴書 という本をご紹介します。

チキンラーメンやカップヌードルの発明を、イノベーションという視点で見ていきます。




以下は本書の内容紹介からの引用です。

無一文から再起し、世界初の即席めん 「チキンラーメン」 、世界初のカップめん 「カップヌードル」 を生み出した、日清食品創業者・安藤百福の不撓不屈の人生。

投稿日 2017/09/01

十七条憲法に見る聖徳太子の戦略思考


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十七条憲法は、聖徳太子が604年に制定した憲法です。

今回のエントリーは、十七条憲法を 「戦略」 という視点で読み解きます。聖徳太子は、日本人のあるべき姿を実現するために、どのような戦略を十七条憲法に反映させたのでしょうか?

以下の観点で、聖徳太子の戦略を考えます。

  • 第一条の一般的な理解は 「和を大切にせよ」 、聖徳太子が言いたかったこと
  •  「話し合いで決めよ」 は最後の第十七条でも書かれている
  • 聖徳太子が日本人に示した 「戦略」

投稿日 2017/08/14

日本軍の失敗の本質が、現代のビジネスに問いかけるもの


失敗の本質 - 日本軍の組織論的研究 という本には、現在にも示唆に富む日本軍の敗戦が詳細に分析されています。


今回は、日本軍と米軍の違いから、ビジネスへの示唆に富む失敗の本質を掘り下げます。

投稿日 2017/06/27

書評: 大本営参謀の情報戦記 - 情報なき国家の悲劇 (堀栄三) 。本質を捉え、兆候から何を意味するかを判断せよ


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大本営参謀の情報戦記 - 情報なき国家の悲劇 という本をご紹介します。



エントリー内容です。

  • 本書の内容、興味深く読める視点
  • 骨格をなす 「2つの教え」
  • 3つの学び (競争原理・プラットフォーム構築・データへの向き合い方)

投稿日 2017/06/13

常識外れの楽天イーグルスの観客動員戦略は、顧客視点では理にかなっていた


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プロ野球の楽天イーグルスの顧客動員戦略から、顧客視点の重要性を考えます。

エントリー内容です。

  • ユニークな競合設定
  • 顧客視点での競合設定と差別化
  • 楽天イーグルスの戦略からの学び

投稿日 2017/06/03

SUBARU の競争戦略に見る 「作り手のこだわり」 と 「徹底した顧客視点」 #AWAsia 2017


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アドバタイジングウィーク アジア 2017 というイベントが、2017年5月29日から6月1日の日程で日本で開催されました。アジアでの開催は去年に引き続き2回目です。

去年のアドウィークでは、私もセッションで講演する機会がありました。今年は純粋にオーディエンスとして参加し、いくつかの基調講演やセッションを聞いてきました。


SUBARU の基調講演


今回のエントリーでは、その中でも特に興味深いと思った、SUBARU (旧名は富士重工業。2017年4月に社名変更) の代表取締役社長である吉永泰之氏の基調講演のレポートです。

講演内容は、スバルが経営的に厳しかった2000年代から4期連続で過去最高の売上高、高い利益率を成し遂げた背景、どんな競争戦略で経営事業を行なってきたかでした。
投稿日 2017/05/20

KOMTRAX (コムトラックス) を知らずして IoT の成功事例は語れない


今回は、IoT 事例をご紹介します。小松建機の KOMTRAX (コムトラックス) という IT サービスです。

コムトラックスは、IoT やビッグデータの活用という点で示唆に富みます。

  • コムトラックスとは何?
  • どんな IoT 成功事例なのか?
  • コムトラックスから学べることは?

こんな疑問に答える内容でブログを書きました。

投稿日 2017/03/20

幕の内弁当ではダメ、100人のうち5人が本当に満足する駅弁を。戦略の要諦は 「何を捨てるか」


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興味深かった駅弁の開発話から、戦略とは何かを考えます。

エントリー内容です。

  • 100人のうち5人に本当に喜ばれる駅弁を
  • 戦略とは何を捨てるか
  • 絞るからこそやることが明確になる

投稿日 2017/02/20

商売の基本サイクル (創る → 作る → 売る) で、マーケティングリサーチ業務を例にサイクル断絶の問題を考える


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 「商売の基本サイクル」 という考え方をご紹介します。このサイクルをマーケティングリサーチに当てはめて考えています。

エントリー内容です。

  • 商売の基本サイクルとは
  • マーケティングリサーチに当てはめる
  • 分業の弊害。商売の基本サイクルが止まってしまう場合

投稿日 2017/02/18

「多様性重視」と「選択と集中」のバランスから考える、組織マネジメントと個人ビジネスキャリアへの示唆


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今回は、ビジネスでの組織マネジメントと、個人のビジネスキャリアについてです。

エントリー内容です。

  •  「組織の多様性」 と 「選択と集中」 
  •  「多様性」 と 「集中」 の循環からの示唆
  • 個人のビジネスキャリアへの示唆

投稿日 2017/02/13

サービスが先。クロネコヤマトの宅急便の歴史に見る、経営戦略の優先順位


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小倉昌男 経営学 はおすすめの本です。



エントリー内容です。

  • デパート配送業務が構造的な 「儲からないビジネス」 に
  • 小倉が見出した個人宅配業務の可能性
  • 2016年の年末から年始にかけての配達遅延。今後のヤマトの対応は?

投稿日 2017/01/26

ベンチャーから大企業まで当てはまる 「組織活性の循環動態論」 が興味深い


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企業組織のあり方を考えます。持続可能な組織であるために、どのような組織がよいかです。

エントリー内容です。

  • 組織活性の循環動態論
  • 思ったこと

投稿日 2017/01/11

書評: なぜ、あの会社は儲かるのか? - ビジネスモデル編 (山田英夫) 。美しいビジネスモデルから学べること


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なぜ、あの会社は儲かるのか? - ビジネスモデル編 という本をご紹介します。



エントリー内容です。

  • この本の特徴
  • 持続的なビジネスモデルが成立する条件
  • 興味深かった戦略の事例

投稿日 2016/12/27

Why から始める問題解決フレームワーク


ビジネスでの問題解決についてです。

Why から始めるという考え方から、どのように問題解決をするかの方法を解説しています。

投稿日 2016/10/29

空軍パイロット撃墜王の研究 「OODA ループ」 は、ビジネスにも示唆があり興味深い


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空軍パイロットの行動プロセスの研究から、ビジネスへの示唆を書いています。

研究では 「OODA (ウーダ) ループ」 というフレームで、狙撃王と呼ばれるパイロットがなぜ優秀なのかを明らかにしました。

エントリー内容です。

  • OODA ループとは
  • アメリカ空軍の 「撃墜王」 についての研究
  • ビジネスへの示唆

投稿日 2016/09/22

大局観を持つための視点は 「多長根」


経営の教科書 - 社長が押さえておくべき30の基礎科目 という本に、「大局観をいかにして磨くか」 というテーマが書かれています。



多長根


大局的な視点でものごとを見るには 「多・長・根」 という3つがキーワードだとします。


  • 多: 複数の視点から全体像を把握する
  • 長: 短期ではなく長期のスケールで考える
  • 根: 本質に立ち返る


以下は本書からの引用です。
投稿日 2016/06/13

資産運用サービス WealthNavi (ウェルスナビ) のバリュープロポジションを考える




2016年前半は、THEO (テオ) Wealthnavi (ウェルスナビ) といった、資産運用にテクノロジーを使う従来とは異なる価値を提供する金融サービスが出てきました。


金融資産運用ロボアドバイザー


ロボアドバイザーは ETF に特化した、投資一任運用サービスです。主な特徴は、

  • ユーザーごとにリスク許容度を判定する
  • リスク許容度に基づき、ポートフォリオと購入銘柄 (主に海外 ETF) が決まる。売買の運用も自動的に行なう
  • 手数料は評価資産の 1% (年間 / 消費税別)

私は、THEO と WealthNavi の両方を使っています (2016年6月現在) 。

2016年2月より正式ローンチをした THEO は、資産運用の 「ロボアドバイザー」 であることを強調しています。THEO のサイトでは、明確にロボアドバイザーと書かれています。ロボアドバイザーをメッセージにし、新しい資産運用サービスであることを訴求しています。

2016年6月現在はユーザー招待制の WealthNavi も、使い始めた当初は、同様のロボアドバイザーだと私は思っていました。

しかし、あらためて見ると、WealthNavi は自分たちのことを 「ロボアドバイザー」 とは一言も言っていないことに気づきました。WealthNavi のサイトには、ロボアドバイザーとはどこにも出てきません。

一見すると THEO と WealthNavi は同じ ETF 特化型の投資一任運用サービスですが、この違いは興味深いです。 (2017年7月追記: ウェルスナビも自身のことをロボアドバイザーと言うようになったため削除しました)

今回のエントリーでは、WealthNavi という投資一任サービスの提供価値について考えます。

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書いている人 (多田 翼)

Aqxis 代表 (会社 HP はこちら) 。Google でシニアマーケティングリサーチマネージャーを経て独立し現職。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

ブログ以外にマーケティングレターを毎週1万字で配信しています。音声配信は Podcast, Spotify, Amazon music, stand.fm からどうぞ。

名古屋出身、学生時代は京都。気分転換は朝のランニング。