
意思決定のための 「分析の技術」 - 最大の経営成果をあげる問題発見・解決の思考法 という本をご紹介します。
本書の特徴
著者は元マッキンゼーの後正武氏です。分析技術の理論と具体例を体系的に説明しています。
初版は1998年です。現在までにビジネスや分析環境は変わっていますが、内容に全く古さは感じず、本質的なものでした。
本書の 「分析の定義」 「分析の目的」
本書では、「分析とは物事の実態・本質を正しく理解するための作業の総称」 としています。
強調するのは、何のために分析をするのかです。
事業リーダーにとって、「正しい選択肢を選ぶ」ことは当然重要だが、それと同等以上に「選んだ選択肢を正しくする」ことが重要。決めるときも、実行するときも、リーダーに求められるのは胆力ではないだろうか。
引用:書籍「不格好経営―チームDeNAの挑戦」
Aqxis 代表 (会社 HP はこちら) 。マーケティングおよびマーケティングリサーチのプロフェッショナル。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。
前職の Google ではシニアマネージャーとしてユーザーインサイトや広告効果測定、リサーチ開発に注力し、複数のグローバルのプロジェクトに参画。Google 以前はマーケティングリサーチ会社にて、クライアントのマーケティング支援に取り組むとともに、新規事業の立ち上げや消費者パネルの刷新をリードした。独立後も培った経験と洞察力で、クライアントにソリューションを提供している。
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名古屋出身、学生時代は京都。気分転換は朝のランニング。