
工藤公康氏は、プロ野球の投手として通算224勝を上げました。
特筆すべきなのは29年という現役生活の長さです。プロ野球は平均期間が10年弱と言われ、多くの選手が6~7年でユニフォームを脱ぐ厳しい世界です。
そんな工藤氏の著書が、「10年先の自分」 をつくる です。
本書の内容
本を読む前にタイトルから想像した内容は、次のようなことでした。
- 10年先の自分をイメージし、逆算して今何をするかを明確にすべき
- プロ野球の世界で工藤公康はどう実現したか
しかし、読み始めてみると、良い意味でその期待は裏切られました。