
現在の日本のことを 「日本は他国に支配された占領下にある」 と思う人は、まずいないでしょう。そして、多くの人はこう反論するでしょう。「日本は独立した主権国家である」 と。
今回のエントリーでご紹介する本は、この認識が本当にそうなのかに一石を投じるものです。本当は憲法より大切な 「日米地位協定入門」 という本です。
読み進めると、日本の国としての状況に向かい合わざるを得ないことに気づきます。以下は本書からの引用です。
日本は本当に独立した主権国家なのか。
もしかすると、日本はまだアメリカの占領下にあると言えるのではないか。
この本には、日米地位協定とは何か、その歴史的な経緯、何が問題で、それによりどういった不都合が日本に起こっているかが書かれています。後に述べるように日本の根本に関わることです。