
今回は、自分のやりたいことについてです。
- 自分のやりたいことがわからない…
- どうすればやりたいことが見つかる?
- ヒントは自分の 「やりたくないこと」
こんな疑問に答える内容でブログを書きました。
自分のやりことはありますか?
自分のやりたいことを見つけるのは、簡単なようで難しいことです。今回は、自分のやりたいことを見つける方法をご紹介します。
仕事やキャリアのヒントになればと思い書きました。ぜひ、記事を参考にしてみてください。
自分がやりたくないリスト
知り合いの SEO コンサルタントから聞いた話です。
彼は、自分がやりたいことを見つけるために 「自分がやりたくないリスト」 をつくっているのだそうです。
やりたくないリストには身近なものは例えば、満員電車での通勤はしない、自分が行きたくないような飲み会には参加しない、というものです。
興味深いと思ったのは、「やりたいリスト」 ではないことです。
なぜ 「やりたくないリスト」 なのかを本人に訳を聞いてみると、
- 自分がやりたいことはすぐには見つからない
- 実際にやってみて、初めて自分が本当にやりたいことかどうかがわかる (見つけるのに時間がかかる)
- 自分がやりたくないことをリストに書き出すことによって、自分のやりたいことがわかる
彼の根底にある考え方は、時間・お金・場所に縛られない生き方を実現したいことです。所属する企業に過度に依存することなく、個で稼げるプロフェッショナルです。
自分が縛られる環境にいると、やりたくないこともやらざるを得なくなります。時間・お金・場所の3つにとらわれず、自分らしくありたいという働き方・生き方です。
相対化することによって見えてくる
SEO コンサルタントの 「自分がやりたくないリスト」 の話を聞いて思ったのは、ものごとを反対の視点から見ること、相対化することの大切さです。
別の視点や逆のことと比べることによって、ものごとや自分のことが浮き上がってきます。
やりたくないことを言語化すれば、やりたいことが見えてきます。
日本の良さや不便さは、海外旅行に行くと実感できることと同じです。外国という外の視点から日本のことををあらためて理解できます。
戦略は 「捨てること」
やりたくないことから、本当に自分がやりたいことを見つけるアプローチとは、戦略的な思考と同じです。
戦略とは、目的を達成するために何をやるかです。戦略はリソース配分です。
やることを明確にするために重要なのは優先順位で、そのために大事なのは 「何をやらないか」 を決めることです。
やらないことがはっきりとしているからこそ、やることに集中できます。全てをやるというのは戦略ではありません。戦略の肝は捨てることにあります。
まとめ
今回は 「自分がやりたくないリスト」 から、思ったことを書きました。
自分のやりたいことが明確ではなくても、「やりたくないこと」 から考えてみるのはいかがでしょうか?
最後にまとめです。
- 知り合いの SEO コンサルタントは、自分がやりたいことを見つけるために 「自分がやりたくないリスト」 をつくっている。自分がやりたくないことをリストに書き出すことによって、自分のやりたいことがわかる
- ものごとを反対の視点から見ること、相対化することの大切さ。別の視点や逆のことと比べることによって、ものごとや自分のことが浮き上がってくる
- このアプローチは、戦略的な思考である。戦略とは、目的を達成するために何をやるか (リソース配分) 。やらないことが明確だからこそ、やることに集中できる。全てをやるというのは戦略ではない。戦略の肝は捨てることにある