2019/04/11

自分にしかできないキャリアのつくり方を、Google の検索アルゴリズム E-A-T から考える




今回は、ビジネスキャリアについてです。

  • 自分のキャリアに自信がない…
  • どうキャリアを伸ばしていいかわからない
  • Google をヒントにしたキャリア形成とは?

こんな疑問に答える内容でブログを書きました。


この記事でわかること


Google の検索アルゴリズムに注目してみると、キャリアにも学べるところがあります。

今回の記事では、自分の専門性をどう高めるかなど、キャリアをどう作っていくかについて書いています。

ぜひ最後まで読んでいただき、ご自身のビジネスキャリアへのヒントになればうれしいです。


Google のサイト評価 「E-A-T」


はじめに、キャリア形成のヒントになる、Google の検索アルゴリズムをご紹介します。

Google は、検索結果ページにどのサイトを上位に出すかを、検索アルゴリズムから判定しています。

判定基準の1つに、E-A-T があります。


E-A-T とは


E-A-T とは、品質の高いサイトまたはコンテンツの条件を、3つの頭文字から取った言葉です。


E-A-T
  • Expertise (専門性)
  • Authoritativeness (権威性)
  • Trustworthiness (信頼性)


1つめの専門性とは、専門的にある分野に特化したサイトを、Google は高く評価します。

2つめの権威性は、サイトの内容の分野やテーマにおいて、「このサイトの情報はしっかりしている」 とユーザーが思えるものです。

3つめの信頼性は、サイトの運営者やコンテンツ提供者の情報が開示されているかです。このサイトの情報は信じられると思えることです。


Google の評価ガイドライン


EAT について、Google の検索品質評価ガイドラインには、次のように書かれています。

The amount of expertise, authoritativeness, and trustworthiness (E-A-T) that a webpage/website has is very important. MC quality and amount, website information, and website reputation all inform the E-A-T of a website.

ウェブページ/ウェブサイトに専門性、権威性、信頼性 (E-A-T) がどれだけあるかは非常に重要です。メインコンテンツの質と量、ウェブサイトの情報、ウェブサイトの評判の全てが、ウェブサイトの E-A-T を規定します。

 (引用:Google 検索品質評価ガイドライン)

Google の E-A-T は、要するにユーザーにとって役に立つサイトやコンテンツかどうかを見る指標です。

E-A-T が高ければ、それだけ価値のあるサイトだということです。


キャリアへの応用


ここからは、キャリアを考えます。

E-A-T の考え方は、個人にも応用ができます。


E-A-T のキャリアへの応用
  • 専門性:自分の専門性。スキルや知見など
  • 権威性:実績。自分の持っている専門性を活かして何をやってきたか
  • 信頼性:人からの信頼


自分のキャリアを考え、どうキャリアをつくっていくかにヒントがあります。


[キャリアへの応用 1] 専門性


まずは、自分の得意なこと、好きなことは何かです。その分野において、自分の専門性を高めていきます。

自分が何が得意かは、自分では意外に気づいていないことがあります。というのは、自分にとってはそれができるのは当たり前で、特にすごいことだとは思えないからです。

しかし、他人から見れば、専門性があると思えるほど秀でているのです。


[キャリアへの応用 2] 実績


E-A-T から思ったことは、自分の専門性を実績に変えているかです。つまり、スキルや知見を活かして行動を取っているかです。

専門的なスキルなどの自分の資産は、持っているだけでは十分ではありません。いかに活用して、何をやるかです。


[キャリアへの応用 3] 信頼


そして、自分が積んだ実績を通して、人からの信頼を獲得できているかです。

信頼とは、どれだけ自分が価値を提供できたかの結果です。自分のことをオープンにし、誠実に振る舞うこと、見返りのないギブの精神から、いかに相手の役に立っていくかです。

その結果として、自分への信頼を高めていくことがキャリア形成につながります。


E-A-T から考えるキャリア形成
  • 自分の好きなことや得意なことから、自分の専門性を高めていく
  • スキルや知見は持っているだけではなく、活用して実績を積む (行動をする)
  • 相手の役に立つことを続ける。結果として自分への信頼を高め、それがキャリア形成になっていく


まとめ


最後にまとめです。

  • E-A-T とは、品質の高いサイトまたはコンテンツの条件。
    • Expertise (専門性)
    • Authoritativeness (権威性)
    • TrustWorthiness (信頼性)
    Google の E-A-T は、要するにユーザーにとって役に立つサイトやコンテンツかどうかを見る指標。E-A-T が高ければ、それだけ価値のあるサイト

  • E-A-T の考え方は、キャリアにも応用ができる
    • 専門性:スキルや知見などの自分の専門性
    • 権威性:実績。自分の持っている専門性を活かして何をやってきたか
    • 信頼性:人からの信頼

  • 自分の好きなことには、自分はそうは思っていないかもしれないが、他人から見れば秀でている。
    その専門性を実績に変えているか (行動を取っているか) 、そして、自分が積んだ実績を通して人からの信頼を獲得できているか。
    相手の役に立つことを続ければ、結果として自分への信頼を高め、それがキャリア形成になっていく


最後に


今回は、Google の検索アルゴリズムの判断軸である E-A-T から、ビジネスキャリアを考えました。

EAT は、サイトの本質的な価値 (ユーザーに役に立つ情報を提供しているか) を見る指標です。

キャリアをつくるとは、自分が何をやり、自分の仕事や生き方を通して価値を提供することです。Google がサイト評価で重視する、専門性・権威性・信頼性には、キャリア形成のヒントがあります。

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書いている人 (多田 翼)

複数のスタートアップ支援に従事。経営や事業戦略のコンサルティング・アドバイザー・メンター、プロダクトマネージャー、マーケター。前職は Google でシニアマーケティングリサーチマネージャー、現在は独立 (詳細は LinkedIn または Facebook をご覧ください) 。

1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身、学生時代は京都。現在は東京23区内に在住。気分転換は毎朝の1時間のランニング。note も更新しています。

内容は個人の見解です。