2019/04/23

妄想から始めるアイデアのつくり方




今回は、アイデアのつくり方です。

  • アイデアが思い浮かばない…
  • 思いついたけど、ありきたり (人に伝えるのが恥ずかしい)
  • アイデアをつくる方法を知りたい

こんな疑問に答える内容でブログを書きました。


この記事でわかること


この記事では、ある本に書かれていた、アイデアを生み出す方法をご紹介します。個人の 「妄想」 からアイデアをつくる方法です。

最後まで記事を読んでいただければ、アイデアのつくり方のヒントが得られると思います。ぜひ仕事などの参考にしてみてください。


自分モードで思考する方法


まずご紹介したい本は、直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN (佐宗邦威) です。





この本には、自分モードで思考するための4つのステップが書かれています。


自分モードからの思考ステップ
  • 妄想 (ビジョン)
  • 知覚 (インプット)
  • 組替 (フィードバック)
  • 表現 (アウトプット)


それぞれを補足すると、次のようになります。


1. 妄想 (ビジョン)
  • 自分自身の内面と向き合う。本当の関心に目を向ける
  • 明確なカタチになっている必要はなく、あくまで 「妄想」 のレベルで構わない
  • 自分の欲望や好きなこと、ワクワクすることに向き合う


2. 知覚 (インプット)
  • 妄想をレベルアップさせるために情報をインプットする
  • この段階では文字情報よりも写真や絵などの視覚情報がよい
  • インスピレーションを得て、妄想の輪郭を少しずつはっきりさせていく


3. 組替 (フィードバック)
  • まわりの人に妄想を話してみる
  • 「知覚」 までは主観だったものに、客観性を入れる
  • 得られたフィードバックを反映し磨き上げていく


4. 表現 (アウトプット)
  • 妄想から始まったアイデアをアウトプットする
  • 本格的な作品のレベルになってなくてよい (プロトタイプ)


フレームワークのポイント


このフレーム 「妄想 - 知覚 - 組替 - 表現」 で思ったことは、3つです。


思ったこと
  • 妄想とビジョン
  • 最初に妄想から始める
  • 主観でつくり、客観を入れる


[思ったこと 1] 妄想とビジョン


この本では、妄想をビジョンと表現しています。

ビジョンと聞くと、何か壮大な構想というイメージを持ちます。一方で、「妄想」 は個人的で主観的なものです。

ビジョンと妄想の言葉のギャップがあるものの、一つとして捉えていることを興味深いと思いました。


[思ったこと 2] 最初に妄想から始める


このフレーム 「妄想 - 知覚 - 組替 - 表現」 の特徴は、妄想から始まっていることです。

アウトプットをする前にインプットと他人からのフィードバックが入っていますが、それよりも前のスタートは自分の中から生まれる妄想なのです。

インプットも他者からの情報だと見れば、最初は純粋に自分だけの思いやワクワクから始めるやり方です。自分の内で 「0 → 1」 をするという自分モードからです。


[思ったこと 3] 主観でつくり、客観を入れる


妄想とは個人の主観です。

自分の発想や思いからアイデアをつくっていき、少しずつ他者からの客観的な視点を入れながら磨いていくプロセスも興味深いです。

妄想をベースにしながらも、タイミングを見てインプットやフィードバックを得ることによって、個人の妄想レベルのアイデアがジャンプして磨かれます。

妄想から始めることによって、主観から客観へという順番です。


アイデアのつくり方


フレームワークからアイデアのつくり方をまとめると、次のようになります。


アイデアのつくり方
  • 自分の内面から自由に妄想する (他人の目を気にせずに、自分の好き・ワクワクに目を向ける)
  • 頃合いを見て、インプット情報を探してみる
  • その後にまわりに伝えてみる。フィードバックをもらう
  • フィードバックをもとにアイデアを磨き、完成度が低くてよいのでアイデアを形にしてみる (アウトプットする)


アウトプットをしたら、さらにインプットを入れたり、また他人に伝えます。このループをまわすことによって、妄想から始まったアイデアを磨いていきます。

フレーム 「妄想 - 知覚 - 組替 - 表現」 の本質は、妄想から始まる 「0 → 1」 です。

アイデアを生み、磨いていくという二段階です。


創発と共創
  • 自分の中で妄想からゼロをイチにする (創発)
  • 皆でアイデアを磨いていく (共創)


ポイントは、先に自分の内側から生まれた妄想で 「0 → 1」 があることです。


まとめ


今回は、「妄想 - 知覚 - 組替 - 表現」 という4つのステップから、アイデアのつくり方を書きました。

最後に今回の記事のまとめです。



自分モードで思考するための4つのステップは、
妄想 (ビジョン) → 知覚 (インプット) → 組替 (フィードバック) → 表現 (アウトプット) 。


このフローで興味深いと思ったのは3つ。
① 妄想をビジョンと捉えている
② 最初に妄想から始める
③ 主観でつくり客観を入れる


アイデアのつくり方は、
  • 自分の内面から自由に妄想する (他人の目を気にせずに、自分の好き・ワクワクに目を向ける)
  • 頃合いを見て、インプット情報を探してみる
  • その後にまわりに伝えてみる。フィードバックをもらう
  • フィードバックをもとにアイデアを磨き、完成度が低くてよいのでアイデアを形にしてみる (アウトプットする)





直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN (佐宗邦威)

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書いている人 (多田 翼)

複数のスタートアップ支援に従事。経営や事業戦略のコンサルティング・アドバイザー・メンター、プロダクトマネージャー、マーケター。前職は Google でシニアマーケティングリサーチマネージャー、現在は独立 (詳細は LinkedIn または Facebook をご覧ください) 。

1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身、学生時代は京都。現在は東京23区内に在住。気分転換は毎朝の1時間のランニング。note も更新しています。

内容は個人の見解です。