2019/04/02

悩むと考えるの違い。「悩んでいる」 を 「考えている」 に変える方法




今回は、悩みについてです。

  • 悩みがあるけど、どうすればいいかわからない
  • 「悩む」 と 「考える」 は何が違うの?
  • 悩みを解消する方法を知りたい

こんな疑問に答える内容でブログを書きました。


この記事でわかること


 「悩んでいる」 と 「考えている」 の違いはわかりますか?

この違いは、私が仕事でも大切にしたいと思っていることです。

この記事で書いているのは、悩むでのはなく、考えるためにどうすればよいかです。仕事やキャリアでなど、悩みが解消できることに少しでも役に立てばうれしいです。


 「悩んでいる」 と 「考えている」 の違い


私が仕事やプライベートも含めて大事にしたいと思っていることは、自分が悩んでいるのか、それとも考えているかを意識し区別することです。

それぞれ、「悩んでいる」 と 「考えている」 の違いは、以下です。


悩んでいる
  • 答えが出ない
  • 思考が堂々巡りをしている。もやもやが晴れない
  • 苦しい


考えている
  • 答えが出る
  • 次々にアイデアが考えつく
  • やることが出てくるので、次に何をすればよいかがわかっている


大事なのは、悩んでいる状態に気づき、なるべく早く考えている状態にもっていけるかです。


 「悩む」 を 「考える」 に変える方法


悩んでいる状態から考えている状態にするポイントは、

  • 悩んでいるだけの状態に気づく
  • 悩む状況を把握する
  • アクションを起こす

以下、それぞれについての補足です。


[方法 1] 悩んでいるだけの状態に気づく


悩んでいる状態かどうかの自分の判断基準は、10分から長くても15分考えても、手が止まったり次に何をすればよいかが思いつかないことです。

自分では悩んでいると思わなくても、悩んでしまっている状態です。

まず大事なことは、自分が悩んでいる状態に陥っていることに早く気づくことです。思考が堂々巡りをしているだけで、次への答えが出ません。


[方法 2] 悩む状況を把握する


自分が悩んでいることに気づいた後は、悩む状況の要因を把握します。

突き詰めると、悩んでいる状態は次の2つのいずれか、または両方からです。

  • 情報が足りない
  • 比較や判断のための 「問い」 がない、または曖昧

前者の情報が足りないと気づけば、情報を取りに行くという次の行動が起こせます。

私の経験から、悩んでいる原因は情報不足よりも、後者の問いです。判断をするための軸になる 「問い」 がなかったり曖昧だと考えられないので、悩みから脱することができません

大きな問いや曖昧な場合は、問いを分解していきます。

分解の過程で問いは具体化されます。1つ1つに答えられるようになれば、このプロセス自体から 「悩んでいる」 から 「考えている」 に移っていくことができます。


[方法 3] アクションを起こす


自分が悩んでいると思ったら、強制的にも行動を起こすとよいです。

先ほどの悩みの要因 (情報不足・問いの設定) を把握した後は、以下をやってみるとよいです。

  • 紙に書いてみる
  • 人に話してみる
  • 時間を置いて、後からもう一度考えてみる

3つめは、厳密にはアクションをその場で起こすというわけではありませんが、いずれも悩んでいる状態から一歩抜け出すために有効です。

紙に書いたり人に話すと、考えるきっかけになる問いが明確になったり、新しい論点を得ることができます。


マネジメントは 「悩む」 を 「考える」 に導くこと


人のマネジメントで重要なのは、いかに 「悩んでいる」 を発見できるか、そして 「考えている」 に導いてあげられるかです。

気をつけたいのは、悩んでいることに対して直接相手にズバリの答えを言わないことです。

あくまで本人が自分自身で 「悩む」 から 「考える」 に変えることが大事です。教えてもらう、与えられるのではなく、本人が自分なりの答えを得ることです。

マネージャーがやるのは、問いかけをすることです。

問いによって、答えが出ないという悩みの状態から、問いに対する答えを出そうとするので考えている状態に変わります。

人のマネジメントでは、「悩んでいる」 から 「考えている」 にできるかです。


まとめ


今回は、悩んでいると考えているの違い、どうすれば悩みの状態から考える状態になれるかを書きました。

最後にまとめです。

  • 仕事やプライベートも含めて大事にしたいと思っていることは、自分が悩んでいるのか、それとも考えているかを意識し区別すること

  • 悩んでいる状態は、答えが出ず思考が堂々巡りをし、もやもやが晴れない。考えている状態は、答えが出る、次々にアイデアが考えつき次に何をすればよいかがわかる

  • 悩んでいる状態から考えている状態にするためには、① 悩んでいるだけの状態に気づく、② 悩む状況を把握する (情報不足・適切な問いを持っていない) 、③ アクションを起こす (紙に書く・人に話す・時間を置く)

  • 人のマネジメントで重要なのは、いかに 「悩んでいる」 を発見できるか、そして 「考えている」 に導いてあげられるか。直接相手に答えを与えるのではなく、問いかけをする

最新記事 (毎日更新中)

書いている人 (多田 翼)

複数のスタートアップ支援に従事。経営や事業戦略のコンサルティング・アドバイザー・メンター、プロダクトマネージャー、マーケター。前職は Google でシニアマーケティングリサーチマネージャー、現在は独立 (詳細は LinkedIn または Facebook をご覧ください) 。

1981年 (昭和56年) 生まれ。名古屋出身、学生時代は京都。現在は東京23区内に在住。気分転換は毎朝の1時間のランニング。note も更新しています。

内容は個人の見解です。